すべてのものを一つに結ぶ力は真の愛
このように見るとき、キリスト教は、神と人との関係を父子関係としてとらえると共に、イエス様は、信徒との関係を新郎・新婦の関係としてとらえました。その教えの核心は何かと言うと、国ではなく、父子関係、夫婦関係であり、兄弟関係です。これを見ると、すべての教えの核心は、「家庭解放」です。イエス様は、どこから生活を出発したかったでしょうか。新郎である方は、どこから生活を出発したいかというと、世界からではなく、第一に家庭から生活しなければなりません。その家庭生活はどこへと連結しなければならないかというと、教会と連結しなければなりません。では、世界はどう連結するのでしょうか。統一原理を見ると、長子権を勝利することによって、神が自由に主管できる時代が訪れ、そのことによって、外的な世界も、国家形態の生活圏を愛を中心として連結させようとするのが、一つの御旨の完成であり、、家庭の完成が成されるのです。何を中心としてですか。お金でもないし、知識や権力でもありません。愛を中心としてです。
きょうの御言は、「女性解放」です。女性を解放するのは、家庭から解放するためですか、教会から解放するためですか、世界から解放するためですか、天地から解放するためですか? 家庭だけでは、女性解放は成されません。家庭解放圏があったとしても、教会解放圏が成されません。また、教会を越えて、国家解放、世界解放、霊界、即ち統一教会の用語でいうと天宙解放圏が残っているのです。今、先生が言うのは、この解放圏をどこに設定するか。国を越えて、世界を越えて、天地を越えた立場で設定することによって解放の世界が来るのです。
では、メシアはどんなお方ですか。メシアが来られて、新婦であるすべてのキリスト教徒をどこへ引っ張っていくかというと、もちろん、家庭定着のためであり、定着して暮らしても、その場所が自分達が留まる所ではありません。定着する所は、家庭を持って、国を越え、世界を越え、天地を越えたところで定着しなければなりません。堕落がなかったら、アダム・エバ自体が一代で完成した時は、それは天地の代表です。人間としてたった二人しかいません。国もありません。神が宇宙を代表して、中心的人間を創造されたとき、すべての人類を代表した根です。この根一つは、すべての人類を代表した根です。この根一つは、すべての枝と幹と実を全部持っているのです。故に、アダム・エバが、神を中心として愛の理想を完成すれば、それは家庭完成の基盤になるし、社会完成の基盤にもなるのです。社会完成の基盤になると同時に、その伝統に基づいて国ができるし、その伝統に基づいて世界ができるし、その伝統に基づいて膨大な天の国の民ができるのです。
その基本は真の愛です。真の愛とは、男性と女性を中心として成されることであって、一人ではできません。男性と女性を永遠に引っ張って行くことのできる力が真の愛です。男性と女性が永遠に喧嘩しないで、家庭に苦難があっても、無事に乗り越えることができる、男性と女性が一つになる愛、そのような愛があったならば、その愛を中心として、社会に困難があっても問題はありません。世界の環境がどんなに混乱しても、天地がどんなに騒いでも、これは分立されません。変わりなく愛の目的地に行くことのできる道、個人的な道、家庭的な道、氏族的な道、民族、国家、世界的な道へと直行して来れたでしょう。
男性解放に先立つ女性の解放
しかし、このようにできなかったのが堕落です。如何に堕落しましたか。動機は何ですか。もちろん、サタンが誘引して堕落したので、サタンが最初に責任を負わなければなりません。 その次は女性であり、第三が男性です。サタンはエバと一つになりましたが、結局自らを神と同じ立場でその愛を蒔いたので、今日、人類の世界の愛の根が、神ではなく、悪魔になったのです。ヨハネによる福音書第八章四十四節を見ると、「あなたがたは、自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者である」という言葉があります。人類の祖先は悪魔です。この根が誤ったのです。
ですから、根を裏返さなければなりません。では、根を裏返す張本人は誰ですか。男性ですか、女性ですか? 女性です。その根となる人間の出発は家庭です。それ故に、女性達は、今まで家庭から解放されることができませんでした。その家庭は、そのまま世界を越えて、天の国に通じることができません。女性達が愛を中心として堕落したので問題となったのです。「善悪の果を取って食べた」ということは象徴的な言葉です。善悪の果を取って食べて、このように悲惨になったとすれば、全知全能で、全てをご存じの神様が、何故このようなものを創造され、このようになったでしょうか。キリスト教は盲目的に信じているのです。そのようになったので、信じればできると思っています。そんなことはありません。「私はテストを受けなくてもよいのです。信じれば良い」。それが通じますか。蕩減の道があることを知らなければなりません。誰が最初に蕩減しなければならないかといえば、女性です。女性は男性の三倍以上の涙を流さなければなりません。何故ですか。サタンは蕩減することを嫌がるのです。
また、サタン世界の男性達は、蕩減することを嫌がるのです。宗教を信じることを皆嫌がるのです。宗教を信じることを許す男性を見ましたか。仕方なく信じるのであって、男性というものは宗教が好きではありません。何故ですか。サタンの直系であるからです。故に、蕩減復帰するために、女性達が涙をたくさん流すのです。ですから女性は、息子のためにも涙を流し、夫のためにも涙を流します。
家庭に問題が起きた時は、最初に男性が涙を流しますか、女性が涙を流しますか。女性が涙を流します。夫のために涙を流し、子供のためにも、父母のためにも涙を流します。家庭に何か苦難があれば責任を持つのです。故に、女性は、この世の誰よりも多くの蕩減の十字架を背負って来たのです。それで、神がかわいそうな人を解放する時、女性を先に解放しなければなりません。女性を解放しなければ、男性の解放はできません。
キリスト教は新婦宗教です。教会を中心として、キリスト教文化圏が世界を支配したことは驚くべき事実です。キリスト教は新婦宗教です。新郎を何人待ち望んでいますか。一人ですか、三人ですか。一人です。では、お祖母さんの新郎ですか。お母さんの新郎ですか。私の新郎ですか。お祖母さん、母、私、娘、四人で新郎を捜し求めるのですが、新郎は何人ですか。一人です。故に、その中で一番立派な新婦は、顔がきれいな人でしょうか、それとも涙をたくさん流した人でしょうか。(「涙を流した人です。」)お祖母さんよりも、母よりも、妻よりも、姉が涙をたくさん流したならば、その姉の後に従わなければなりません。涙を中心として、何のためですか。自分が福を受けるためですか。解放するためです。自分の息子・娘を解放するためであり、夫の解放のためです。
自分のために涙を流すことは必要ありません。何故ですか。女性の堕落のために、夫を苦しませ、息子・娘にその影響を及ぼしたのです。故に、息子・娘のために涙を流さなければならないし、夫のために涙を流さなければなりません。その一家のすべての先祖の伝統をもう一度立たせるために、涙の谷に立っている人が誰ですか。女性です。故に、女性は、かわいそうですか、かわいそうではありませんか? 今日の女性解放は、家庭から、教会から、世界から、天の国から、神の愛以上の愛を持たなければならないという結論です。
堕落故にサタンに囚われてきた人類
神の愛以上の愛を持っている息子・娘がいるとすれば、私の奥の間に入って来てもO・K、私の背中に登って、「おんぶしてほしい」と言ったら、おんぶしてあげるし、神様の頭の上に上がって、おしっこをしても、神様は喜ばれることでしょう。私がお祖父さんになって見たら、孫や孫娘がどんなにかわいいか分かりません。私は息子・娘をたくさん育てて見たけれども、その時はあまりにも忙しいし、又悪口を言われながら、暇が無くて、息子や娘を愛することができませんでした。今は、どんなに忙しくても十二時に寝床につくのです。子供達が十二歳になる時まではキスをしてあげました。他の父母のようにしてあげられないので、すまないと思ったのです。この子供達がサタンに奪われないようにと。このように子供達を愛することができなかったのです。でも、今はやや峠を越えて、孫達を見ると、どんなにかわいいか分かりません。昔、そのような喜びを味わっていたとすれば御旨も全部捨ててしまったかも知れません。
孫達が挨拶に来て、すばやくキスしてから何かもらいたくて待っているのです。お菓子をあげるとすぐ無くなります。「お姉さんにも皆にもあげました」と言うのです。あげるということは悪いことではありません。孫達を見ると、いかに自分の所有欲が強く、自分を中心として、全てに関心を持ってほしいと願うのか分かります。
皆さんもそうでしょう? 女性に生まれて来て、立派な男性と結婚して、東西四方に自慢したいでしょう? 一生の間離れることのできない夫婦の愛を持って愛される妻の誇りが、天地に染みるでしょうか、染みないでしょうか? また、夫も、そのような妻を自慢するでしょうか、しないでしょうか? 神様は王の王です。知識の大王様であり、権力の大王様であり、お金の大王様です。ダイヤモンドなど、万物を創造された大王様です。では、愛することにも大王様でしょうか。勝つでしょうか、負けるでしょうか。神様が愛する時には、静かに愛するでしょうか、天地が揺れる程愛するでしょうか。雷が落ちる音以上にもっと大きいことでしょう。そのような立場で神様が愛することのできる息子・娘を、この地上で迎えましたか、迎えませんでしたか?
何故ですか。堕落したからです。全知全能の神様は、堕落した人間は皆捨てて、もう一度創造されれば良いのですが、それはできないというのです。絶対的な神様が、人間をすべての代表として創造されたという原理原則があるために、永遠の標準として創造されたのを、もう一度創造することはできません。故に、仕方なく、故障を起こしたものとして扱って、修理して、一番目の代表者として立つのがメシアです。アダムとエバを失ったこの地上には、完成したアダム・エバはいません。完成したアダム・エバの愛がこの地上に着陸できませんでした。それが神様の恨みであり、人類の恨みなのです。その恨みの圏を越える立場に立っているのが人間です。この恨みを誰が生じさせたのですか。もちろん悪魔が主動しましたが、張本人は女性なのです。故に、女性が恨みの圏を越えなければなりません。愛の道、愛する人が恋しくて、身悶えして、個人から、歴史と共に、数多くの女性達が男性達に犠牲にされ、悪魔に犠牲にされて来ました。戦争で夫を失い、息子を失うなどの妻の悲しみは、普通の人の悲しみとは比べものになりません。
では、神の立場から見ると、神様は、世界を失い、国を失い、夫と妻、息子・娘も失ってしまいました。一家の真のお祖父さん、お祖母さんの立場を失ってしまいました。そして、真なる父母の立場を失い、真なる夫婦の立場を失い、真なる兄弟の立場を失ってしまいました。そのような理想的な家庭の環境を備えて、天上天下において一族が皇族圏を成して、天上世界と地上世界に王権出現を宣布すべき神の愛の心情の前に、すべてを失ってしまいました。それだけでなく、創造された全世界をサタンに奪われてしまいました。まるで両班家の一人娘が、あした結婚しなければならないのに、悪魔が奪って結婚して子供を産んでから、前の夫に帰ろうとしたら、その前の夫が迎えるでしょうか。それと同じ立場です。僕に奪われてしまったのです。この内容を知っている人は文総裁しかいません。それで十字架を背負って、今まで歩んで来ました。統一教会の女性達は、自分の夫を捨てた人が多いでしょう? お婆さんから十二歳の娘まで、皆先生を慕いました。何故ですか。アダム・エバが堕落したために、女性は三大心情を失ってしまいました。父の心情を蹂躙したし、夫の心情を蹂躙したし、兄の心情を蹂躙しました。このような事は、善悪の果を取って食べた結果として起こりました。悪魔と愛の因縁を結ぶことによって、父母を騙し、夫を騙し、兄を騙したのです。この罪を歴史を通じて晴らさなければなりません。故に、女性達が死ぬ時、安楽に死んだ女性はいませんでした。逆さまになって死ぬとか、様々な悲しみの曲折を経て来ました。そのような事に対して誰が責任を負わなければなりませんか。
エバを保護・育成する責任を負うアダム
アダムが、アダムとしての本分を果たすことができませんでした。アダムがエバをリードしなければなりませんでした。中心存在のアダムは、責任を負わなければなりません。保護、育成しなければなりません。責任者とは、統一教会に対する責任を持たなければなりません。苦難があっても全部責任を負わなければなりません。故に、統一教会の人々が誤ったら、文先生のせいにしていましたね。アメリカでは、統一教会に来て原理講義を一週間聞いて入会もしなかった人が、帰りに車の事故で死んだ事件がありました。それを、[文先生が死なせた]と言って叩かれたことがあります。そのような事件がたくさんありました。統一教会の悪い事は全部先生にかぶせたのです。私が、女性のいない男性だけの世界に生まれたら、何故苦労しますか。女性達のためです。アダムが女性の前に責任を果たせなかったので、責任を復帰しなければなりません。個人的女性問題、家庭的女性問題、社会的女性問題、国家、世界的女性問題、このようなサタンの金網を切ってしまわなければなりません。
そのためにはどうすべきか。アダムが創造されてからエバが創造されたので、アダムが完成した後、初めてエバが完成するようになっています。それで救援摂理は、復帰摂理であり、復帰摂理は再創造摂理です。もう一度修理工場に入って、再生品を作るのが宗教です。手と足のような数多くの宗教を組み立てなければなりません。その組み立ての宗教が統一教会です。故に、頭とか腕がどこにつくかは、専門家でないと分からないのです。
罪悪の根本は何であるか、全部解剖して、癌を取り除くように除去しなければなりません。癌の根本となるサタンを追放しなければなりません。文総裁の使命は、サタン追放と、血統転換です。サタンの血統を受け継いで来たので、野のオリーブの畑になってしまったのです。それを、元のオリーブの畑に転換しなければなりません。元のオリーブに接がれることによって、三代を経て、その種を取り入れて、三代後に、その種が元のオリーブの種と同じように認められて、堕落したけれども堕落しない元のオリーブの実を取り入れて、天の国へ再び取り入れようとするのが復帰です。故に、真理を知ることによって、血統転換問題、所有権転換をしなければなりません。
神は全宇宙の主人であり、人間の主人であり、全被造物の主人です。この全ては、愛のために、アダム・エバのために創造されました。またアダム・エバが結婚する時、贈り物として創造されましたが、アダム・エバが、結婚する前に死んだとしたら、父母である神が、その創造物を見ると、どれほど悲しまれることでしょう。ちょうどそれと同じです。それで、堕落によって、アダムの所有権とアダムの主人の立場が、全部サタンに奪われてしまいました。神は、天地創造をなさった主人として、王権とすべての外的世界を失ってしまいました。それらを神が所有することができませんでした。この世界の主人はサタンだと言いましたね! 歴史過程に、個人所有、家庭所有、氏族所有、民族所有、それから更に社会主義の所有権・国家所有権を経て共産主義という独自的な体裁を作ってしまったのです。
故に、世の中の所有権は神に帰さなければなりません。これからの神の所有権を妨げるためのサタン側の世界的覇権を、文総裁が首を切ってしまいました。共産党を誰が亡ぼしたか分かりますか。アメリカの放送局で、共産党を亡ぼしたのは文総裁であり、レーガン大統領とブッシュ大統領を立たせたのは文総裁であるということが、アメリカの歴史に残っています。先生はよく嘘を言いますか? 嘘をついたらどんなに良いでしょう。私は楽だったでしょう。しかし、私は苦難の人生の道を歩んで来たのです。今は、アメリカ朝野のどんなに偉い人でも、世界的に偉い人や、学界の有名なノーベル賞受賞者も、私が「来い!」と言うと来るし、「行け!」と言うと行くのです。それで世界の学者達を動かす大物になりました。
怨讐は、皆その家が亡びるように、その家の息子・娘の悪口を言い、うわさをするのです。統一教会の怨讐達は、文先生を偉い人だと言うでしょうか、愚かな人だと言うでしょうか? キリスト教の人々は、いつ私に会ったことがありますか。私に訪ねて来て御言を聞いたことがありますか。皆気の小さい男達です。しかし私は違います。金日成に対しても攻撃したのです。悪口を言われる文総裁がこのように腹が大きいのに、キリスト教とは戦わないで、彼等に攻撃を仕掛けられているのです。偉い息子・娘は、家中で喧嘩するのではありません。キリスト教も身内ではありませんか。親等で見れば、私の兄の立場です。兄と喧嘩すれば父母の体面はどうなりますか。良いことではありません。故に、父母である神は、将来、一家の祝福を誰に与えたいでしょうか。キリスト教の牧師に与えたいでしょうか、悪口を言われても、その兄を大事にする統一教会の文先生に与えたいでしょうか。言ってみてください。私はもらおうと思いません。皆さんに与えたいのです。では、皆さんはキリスト教を消化する能力がありますか。
世界的長子権復帰の戦いに勝利された文総裁
結論を付けましょう。きょうの題目は、「女性解放」です。文総裁が宗教の世界で責任を負って迫害を受けて来ました。牧師達以上に涙を流し、誰よりも涙をたくさん流したのです。何故ですか。真理を悟ったからです。十七時間ひれ伏して祈祷しました。十二時間は普通です。十年の年月をこのように送ったのです。真理を分らないと胸苦しくて生きることができません。それは神に与えられた心です。霊界から、すべての真理の根本を取り出して根を抜かなければなりません。神の心中の根本内容を取り出さなければならないし、悪魔の心の中に隠れている、罪を犯した根を抜かなければなりません。神の根、悪魔の根を私の手で抜いてしまうのです。悪魔はそれを知っているので、全世界の個人、家庭、氏族、民族、国家を動員して、私の首を切ろうとしたのです。それが四十年間でした。
今は、個人的時代が過ぎ、国家的な時代が過ぎ、世界的な時代が過ぎました。私の首を切ろうとした人々は皆倒れてしまいました。アメリカ自体も亡びるようになりました。ソ連も同じです。金日成も、四十年間赤い王として統一教会の文総裁を殺そうとしたのです。それで、一九八七年、暗殺団の赤軍派二十五名を送って直接処分しようとしました。一九八七年六月に金日成とゴルバチョフが会って計画を立てたのです。「ローマ教皇とレーガン、その中でも一番の首魁はレバレンド・ムーンだ」といって、赤軍派をアメリカに送って、真昼に爆弾を動かしている途中、デパートで買物している人のバッグをたまたま警察官が捜索してみると爆弾だったのです。神は皆役事しておられるのです。十二階の建物を一発で吹き飛ばす威力を持つ爆弾だったのです。文総裁を踏みつぶそうとしたのです。このように死の境地を越えて、ここまで来たのです。その犯人がつかまって裁判の途中、モスクワへ、怨讐のゴルバチョフに会いに行ったのです。共産党が背後で指令した全ての証拠物が残っています。
また、金日成も同じです。全部残っています。生命を押して、危険を押して談判しなければなりません。彼と私と男らしく結末をつけなければなりません。「北韓へ行くので許諾しなさい」と言って行くのです。レバレンド・ムーンの名ではなく、神の名で歴史をかけて押して行くのです。モスクワへ行って、ソ連のゴルバチョフを一度も誉めてはいません。引っ繰り返さなければなりません。金日成も同じです。万寿台国会議事堂へ行って、叩いてしまうのです。もし金日成を賛美したら、政府はどれほど私を民族反逆者だと宣伝したことでしょうか。文総裁は一生の間戦って来ました。だから法に対しては詳しいのです。私は法に引っ掛かることはしません。万国を代表して歓迎されて来ました。
今は南北会談の峠も全部越えたと見ています。私が約束をして来ました。文総裁を支持し、協助できる南韓になったならば、確かに文総裁の願う通りになります。文総裁を除け者にし、馬鹿にするのでこのような状態になりました。政府は分からないけれども、私はそのような記録を持っています。私は愚かな者ではありません。最高の理論家として私に会いに来たけれども、「そのような内容では北韓も治めることもできないのに世界は何ですか。世界は放っておいて私の言うことを聞きなさい」と言うと三十分で目がこのようになりました。故に、そこに集まった人々の中で、理論的に筋が通った偉い人達が衝撃を受けたのです。今も、数日前に行ってきた人々の報告の中で、「誰よりも文総裁が健康でなければなりません」。このような報告を受けました。さて、アメリカを相手として、アメリカは私に屈伏しました。今まで先生がやった事は、個人的な男性、家庭的な男性、氏族的な男性、国家的な男性、世界的な男性、その次は、世界的な男性を代表した天・地の悪魔、今は全部道を切り開いておきました。
宗教は、勝利者を立たせるために否定の道を通過しなければなりません。サタン世界から否定の立場です。一八〇度の否定の立場に立とうとするので、全世界から私を攻撃するのです。迫害されることによって、私は個人から世界を代身して全部切ってしまって、私は私なりに別の方向に向かったのです。それで全世界が私の後に従って来ることによって、世界の勝利的版図を築いたのです。故に迫害は、自分を迫害した人の所有権を譲ってもらうための神の第二の戦法です。迫害されたレバレンド・ムーンが、天の公的な立場でどんなに価値的基準に立っていることでしょうか。もし王であれば、王に反対したならば、それに適する元利金と、利子まで請求して取り戻して来るのです。悪魔は打って失うけれども、神の作戦は打たれて奪って来るということを知らなかったのです。何故統一教会が迫害されたかというのです。それは神の戦略であって、神は打たれて損害賠償を請求できるのです。アメリカが私を打つことによって亡びました。ソ連が私を打つことによって亡び、キリスト教が私を打つことによって滅亡の危機に陥っているのです。解放以後に全世界のキリスト教を代表したアメリカが統一圏世界を成すことができなかったのは、文総裁に反対したからです。それで、完全に亡んでしまいました。キリスト教は天の国に行って立つ立場がないのです。
今は反対がありません。これからは私が反対します。清算する時が来ました。エデンの園でアダムとエバが一緒に堕落したので、清算する時も一人ではできません。エバと共に清算しますが、誰から清算するかというと、悪魔からです。悪魔の主権世界を全部解決し、清算しなければなりません。サタンの血族である野生のオリーブの畑を一つも残さず全部切ってしまったのを、元のオリーブの木に接ぎ木して、神が管理できる世界に取り戻す時に、天の国の出発が始まるのです。
共産世界は行く道を知らず、民主世界も行く道を知らないけれど、文総裁は平和の世界を明らかに見出しています。イエス様が死ぬことによって、右側の強盗と左の強盗とバラバが出て来ました。本来は生きて統一して、生きてイエスに従ったならば、三者は一つになったはずです。堕落することによって、カインとアベルが戦い、右側と左側が分かれました。堕落によって、神が左側へ、サタンが右側へ行ったことを再び取り戻さなければなりません。故に次子を中心として、摂理して来たのです。これが、今回お母様の演説内容の要点であり、摂理の骨子です。
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