|
世界平和統一家庭連合(世界基督教統一神霊協会「統一教会」)に関する年表
1995年
1月11日〜20日 - 韓国の水澤里(ステンリ、すいたくり)中央修練院で、日本の男性信者の修練会。文鮮明が直々に指導。所有権返還として「貯金通帳を出しなさい!」などと語る。献金の使途に不信を持つ信者のために、幹部が文鮮明の口座番号を教えた。
1月19日 - 韓国の清平修練院において悪霊を分立する「特別祈祷修錬会」を始める。「日本が韓国の乙女達を従軍慰安婦として蹂躙したため、日本の信者には従軍慰安婦の悪霊が無数に取り憑いている」と説いた。
1月20日 - 朴普煕が神戸教会で、阪神大震災は日本が文鮮明を入国させないことが原因であるという旨を信者に語る。日本祝福家庭総会長の鄭壽源(チョン・スウォン)、も文鮮明が「自分の指示通りにしなかった故の審判であり、悔い改めなければ日本がどうなるかわからない」とも言ったと語る
3月30日 - 文鮮明がこれまでの基盤を南米に移し、理想国家のモデルを創ると宣言する。「サンパウロ宣言」と呼ばれる。
4月3日 - 文鮮明がブラジルのマトグロッソドスル州のジャルジンを「新しいエデンの園」と宣言。「ニューホープファーム宣言」と呼ばれる。
6月18日〜7月7日 - 中南米を巡回講演。
8月 - 洪蘭淑が夫、文孝進(文鮮明の長男)の暴力と不品行に耐えかねたと主張し、5人の子供を連れて、文家を脱出する。
8月8日 - 洪蘭淑が、アメリカのCBSのドキュメンタリー番組『60 Minutes』で文家の家族生活の不道徳性について赤裸々に語る。「文師は決してメシアではないという結論に到逹しました。」「(文師は)詐欺師です。」、「文師の家族と15年間生活して得た私の結論です。」
文鮮明の四女・文恩進(ムン・ウンジン)は「文鮮明は、唯私のお父さんだというだけです。それだけで十分な説明になります。」と父親のメシア性を暗に否定し、父親に「サミー(サムエルの愛称)」という私生児がいることを暴露。ヨーロッパの元教団幹部の娘、ドナ・コリンズは「文師の教理と実生活があまりにも差があり、かけ離れているのを目撃したんですよ。」と語る。文鮮明は同番組に「うちの息子の悲劇的な問題で惹起された蘭淑の苦痛を可哀そうに思う」とのコメントを送った。
8月25日 - 韓国における第2回「世界文化体育大典」において、36万組国際合同結婚式が行われる。教義上、最重要な儀式である「聖酒式」を文鮮明が欠席する。
9月5日 - 統一教会岡山教会青年学生部長ら2人が信者を取り戻すために、暴行と住居侵入罪容疑で逮捕される。7日には教団幹部ら3人が同容疑で逮捕。同年12月25日 元青年学生部長が懲役10月、執行猶予3年の有罪判決を受ける。
9月14日〜20日 - 韓鶴子が日本で、「真なる家庭と私」というテーマで講演。10月6日〜11月2日には韓国で講演。
10月21日〜31日 - 文鮮明が韓国で、やはり「真なる家庭と私」というテーマで講演。11月5日〜12月7日には世界16か国で講演。
秋 - 有田芳生が警察庁幹部の依頼で、千代田区の某会館で、赤報隊事件への疑惑や統一教会の歴史と現状を報告。
11月1日 - 朴正華、世界日報社より「私は裏切り者―その時、サタンが私に入った!」刊行。それにより11月18日、統一教会本部において、『六マリアの悲劇』の内容はねつ造であり、虚偽であったことを告白、謝罪する。
警視庁内部に統一教会情報を専門的に扱う部署が作られる。
1996年
1月23日 - フィリピンのマニラで合同結婚式が行われる。フィリピン政府はフィリピン「妻」約300人の出国を差し止める。フィリピン国家捜査局は、法律で禁止されている「メールオーダー・ブライド」(結婚を希望する男性の要望に応じて、業者が外国の花嫁を通信販売の商品のように斡旋すること)に当たるとして、教団への捜査を開始。
3月1日 - 李大馥(イ・テボク)牧師 により、朴正華の「六マリアの悲劇」の韓国語訳「野録・統一教会史」が、韓国のクンセム出版社より刊行。オリジナル原稿は、朴正華が長年にわたって書きためた「野録・統一教会史」である。
4月10日 - 文鮮明が統一するためのキリスト教の時代は既に過ぎ、世界統一時代にはいってゆくとして、この日から、教団名を「世界平和統一家庭連合」と呼ぶように指示。
4月16日 - ワシントンD.C.で行われたワシントン・タイムズ財団創立会での「救援摂理史の原理観」と題する講演で文鮮明はイエス・キリストは母マリアと親族である大祭司長のザカリヤによって、無原罪の神の息子として生まれたと述べた。
6月7日 - 教団に入信していた女性(当時31歳)を脱会させようとして、両親と複数の者が鳥取教会へ不法に侵入し、関係者を負傷させ、その女性を連れ去る。教団は、スタンガン、鉄パイプ、チェーン等が用いられたと主張したが、鳥取県警はそうした事実は認めなかった。関係被疑者6名を住居侵入罪や傷害罪で鳥取地方検察庁へ書類送検。
7月20日〜8月3日 - 韓鶴子が米国12か都市で講演。
7月31日〜8月1日 - 「世界平和家庭連合」185か国結成大会。「救援摂理史の原理観」のテーマで講演。
11月20日 - 日本の女性信者(短大卒以上)4200名を北米、中米、南米の35か国に派遣。宣教する女性信者のために、ウルグアイの首都モンテビデオで「世界平和家庭連合」のセミナーが開かれる。翌12月2日、日本人女性(38、鹿児島県)が、ホテルの17階から飛び降り自殺。
11月23日 - アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスでスペイン語新聞『ティエンポス・デル・ムンド』紙創刊の発刊を祝うバンケットを開催。ゲストとして参加したジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は、文鮮明を「the man with the vision」と形容し、文鮮明が編集者の独立性を尊重していると賞賛。
12月 - ドイツ政府が市民に統一教会に対する注意を呼びかけるパンフレットを発行。
1997年
2月6日 - 東京の「青春を返せ訴訟」において、証人として小山田秀生4代目会長が教団元トップとしては初めて出廷し、霊感商法等は信者たちが勝手にやったことなどと証言。
3月10日 - 韓国の清平において、天城旺臨宮殿の起工式。
3月23日 - 李相軒(イ・サンホン、36家庭、統一思想研究院院長)が死去。83歳没。
3月26日 - 朴正華が慶州東国大病院で死去。
4月10日 - 韓国で教団名を「世界基督教統一神霊協会」から「世界平和統一家庭連合」に名称変更。
4月16日 - 奈良地方裁判所は、統一教会の献金勧誘活動を「正体を隠したまま不安をあおり」、「全財産を狙う組織的な違法行為である」として統一教会の「使用者責任」を認定。820万円を被害者2人に支払うよう命じる。1999年6月29日、大阪高等裁判所への控訴審では原審が被告の直接の不法行為責任(民法709条)を認めた部分を変更し、使用者責任(民法715条)を負うと変更した。2000年月21日に最高裁は教団の上告を棄却し、高裁判決が確定。
5月17日〜7月2日 - 「ユニバーサルバレエ団」が日本の29か所で講演。
5月 - オウム真理教の破産が決定し、麻原彰晃こと松本智津夫に対する裁判が開始した翌年に当たるこの年に、教団は元創価学会員の教団幹部、竹内清治の書いたオウム真理教の教義を批判する本(竹内清治『オウム教義の批判と克服』 光言社)を出版。
7月30日 - メキシコ政府が観光ビザで入国して布教活動していた世界平和女性連合(総裁は韓鶴子 = 文鮮明夫人)のメンバー43人(うち日本人38人)を拘束し、国外退去処分とする。中央アメリカのベリーズは滞在期限の延長を拒否。エルサルバドルは8月2日に同メンバー98人を国外退去にすると表明。
8月 - 教団の信者たちが、「真の家庭運動推進協議会」や「世界平和家庭連合」「世界平和女性連合」「世界平和統一家庭連合」「喜びの家庭再建委員会」等の団体名で、戸別訪問や街頭での署名集め活動を全国各地で行う。「不倫しない」「純潔を守る」「離婚しない」等の誓いを記した文書に住所、氏名、電話番号を記入させ、「ワインを味見して下さい」「幸せになるお酒です」「口をつけるだけでもいいです」などと言って合同結婚式で使う「聖酒」を飲ませる。集めた署名を合同結婚式への参加と見なすとして、信者に一人180名などのノルマを課して行わせる。
8月6日 - 静岡地方裁判所で行われていた「青春を返せ訴訟」で、統一教会側が「解決金」500万円を支払うことで同様の裁判で初めて、和解が成立。
8月9日 - 77歳の文鮮明が、1997年(陰暦)7月7日7時7分7秒と、7数復帰を意味する7(安息数)が8つ(再出発数)に重なった時点に合わせて、「7・8節」を宣布。
9月4日 - 「世界平和女性連合」の東京ドーム大会にジョージ・H・W・ブッシュ前大統領夫妻が講演。この後、札幌、名古屋、大阪、福岡でも講演。
9月5日、山﨑浩子の脱会に携わったことで知られる牧師の杉本誠の自宅周辺で教団の岡崎教区長が24日間にわたって誹謗中傷の街宣活動をし、杉本の妻を負傷させた事件について、名古屋地裁の高橋勝男裁判長は統一教会の使用者責任を認め、「街宣の内容は真実ではなく、名誉棄損にあたる。暴行の事実も認められる」として信者と教団に約93万円を支払うよう命じた。
9月6日 - 文鮮明が六男・文榮進(ヨンジン)と七男・文亨進(ヒョンジン)を祝福。
10月13日 - 文鮮明が「訓読会」を指示。全国的に祝福家庭は、6時から1時間の訓読会時間を持つように指示する。
11月17日 - 韓国の清平(チョンピョン)修練院で「先祖解怨式」が始まる。
11月29日 - アメリカ・ワシントンD.C.のロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアムでの第3回「世界文化体育大典」において、3960万組国際合同結婚式が行われる。32億名の霊人祝福も行われたという。出席した2万8千組のカップルの大半は既婚者であり、他宗教の信者であった。ホイットニー・ヒューストンがゲストとして予定されていたが、統一教会関連のイベントであることを知って、急気を理由に直前に出演をキャンセルする。
12月1日 - 文鮮明がニューヨークにおいて「霊界開門宣布式」を行う。霊界の文興進(ムン・フンジン)と大母様(テモニム、韓鶴子の母、洪順愛)に霊人祝福の権限を与えたとされる。
12月 - 洪蘭淑が孝進のアルコールと薬物乱用と夫の人格を理由に離婚。孝進は薬物濫用の事実を認める。
ドイツ政府の厚生省的官庁が統一教会の問題を指摘する冊子を作成。
女性信者6,000名を海外宣教師として150か国に派遣。
1998年
統一教会は、前年に韓国が経済破綻し、教団の関連企業の多くが倒産したとして、神の怨みを解き、天国に入るための条件として「総生畜献納」という160万円の献金を信者に要請した。
1月1日 - 文鮮明は韓国を「アダム国家」から「父の国」、日本を「エバ国家」から「母の国」とすると発表。
1月7日 - 北朝鮮との合弁会社、「平和自動車」を設立。
1月15日 - 劉大行(ユー・テーヘン、430双)が「日本全国祝福家庭総連合会」総会長に就任。韓国の世界宣教師62名が来日、3月11日にも180名が来日。韓国人の幹部が日本の各地区の教会のトップに立つ体制となる。
2月13日 - 久保木修己が死去。昇華式(教団独自の葬儀)に、教団を脱会した西川勝が参列し、信者を驚かせる。
2月23日〜3月6日 - 韓鶴子が日本の12か都市で、「文鮮明先生御言葉訓読大会」を行う。4月1日〜16日にはアメリカ、カナダで行う。
3月14日 - 日本統一教会の第7代会長に初の女性、江利川安栄(777双)が就任
3月29日 - 文鮮明は韓国で行った説教で、信者に対し、日本国内の預貯金は「皆さんのためのもの」と語った。
4月17日 - アメリカのベルベデイア修練所で「子女権、父母権、王権開門宣布式」
4月18日 - ニューヨークで発足した「Pure Love Alliance」の日本支部である日本純潔同盟(PLA-Japan)が設立される。
4月25日 - 李相軒師の霊界メッセージ『霊界の実相と地上生活』(光言社)が出版される。(後に続々と出版されることになる霊界通信物の第一弾。元教師の金英順(キム・ヨンスン、430家庭)が霊界の-李相軒からの報告を受けたという。)
5月2日〜12日 - リトルエンジェルス芸術団が平壌で講演。南北分断以降、民間団体として初めての北朝鮮講演。
6月4日 - 文鮮明の三男・文顕進がハーバード大学を卒業。
5月13日〜15日 - 文鮮明が長男の孝進と共に、南米の大湿原パンタナールで、聖人・地獄解放のための特別精誠条件を立てたという。
6月11日〜14日 - ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで「世界文化体育大典‘98(WCSF)」を開催。
6月13日 - 3億6000万双1次国際合同祝福結婚式が開かれる。
ブラジルのジャルジンで、1億坪(韓国のソウルの面積の半分に相当)の土地を購入し、「ニューホーム村」という集団村を建てる。
7月 - ブラジルのジャルジンの「世界平和理想家庭教育本部=ニューホープ・イーストガーデン(ジャルジン修練所)」(1998年7月1日に竣工)において、夫婦で参加する「世界平和と理想家庭のための40日修練会」が始まる。
7月3日 - 文鮮明の四女・恩進(ウンジン)が、両親が12年前に与えた祝福(結婚)を破棄し、騎手のRodney Jenkinsと結婚。両親のもとで育てられている、4歳と8歳になる2人の子供の養育を巡って訴訟を起こす。
7月19日 - 文顕進が「世界平和統一家庭連合」世界副会長に就任。
8月 - 文鮮明の長男・孝進の元妻・洪蘭淑が“IN THE SHADOW OF THE MOONS—My Life in the Reverend sun myung Moon's family”(邦題:『わが父文鮮明の正体]』)という文ファミリーを告発するアメリカと日本(同年11月出版)で出版。信者達に動揺が広まり、離教する信者が多数出る。
9月10日 - イタリアのトリノでのマスコミの「反カルト」キャンペーンに対する対応協議の開始(CESNUR(新宗教研究センター)の会議に参加)。
9月22日 - 参議院の法務委員会において、中村敦夫議員(国民会議)が、高村正彦外務大臣がかつて統一教会の代理人であり(“強制改宗”訴訟で信者を弁護)、霊感商法の元締めであるハッピーワールドから時価380万円の自動車セドリックを提供されていることを指摘し、日朝問題のさなかの外務大臣としては不適任ではないかと追求した。
1999年
1月14日 - 教団の代表者が江利川安栄から大塚克巳・元原理研究会会長へ交替。
1月17日〜5月28日 - 韓鶴子が世界80か都市で「真の家庭世界化前進大会」を行う。2月11日〜3月4日には日本の16か都市で。
2月 - 「世界日報(セゲイルボ)」の創刊10周年記念祝賀会をソウルで開催。国会議員を含む約1000名が集まる。金大中(キム・デジュン)大統領も参加し、「世界日報は国民が必要とする最も貴重な新聞になる」と賛辞を贈る。
2月4日〜7日 - 韓国・ソウルで「世界文化体育大典‘99(WCSF)」において、二次3億6000万組合同結婚式。
2月5日 - 文鮮明の長男、文孝進は崔妍娥(ヨナ)と再婚。
2月22日 - 韓国の清平修練院で、「直系七代先祖解怨式」が始まる。
3月3日 - 8年前の1991年4月4日に40人が提訴、その後も追加提訴して、東京地裁で争ってきた統一教会に対する損害賠償請求訴訟が、教団関連会社であるハッピーワールドの元社長、小柳定夫の名義で3900万円の解決金を支払うことにより和解。
3月11日 - 教団の上告を最高裁が棄却し、信者による霊感商法と同一の方法による献金の強要に関し、教団に対し、使用者責任を認め、献金相当額と慰謝料を支払いを認めた東京高等裁判所判決(1998年(平成10年)9月22日)が確定。
3月24日 - 岡山地方裁判所での第二次「青春を返せ裁判」で、教団が勝訴。小沢一郎裁判長は「「原告への勧誘は社会的相当性を逸脱したとまではいえない」として、原告の請求を棄却した。
4月20日 - 韓国の済州島の「済州国際研修院」において、「全日本食口修練会」が始まる。
5月14日 - 文鮮明は、悪の本体である天使長ルーシェルが真の父母(文鮮明)に完全屈服したとして、「天宙解放」を宣布。
既存の説教集の合本を「聖本」と名づけ、3000万円献金した信者に文鮮明のサイン入りの「聖本」を授けるとして、各地区にノルマをかけて、献金を奨励。
6月2日 - 江利川安栄前統一教会会長(777双)が佐賀県の嬉野温泉で開催された民団の「全国婦人会大研修会」で「家庭内教育の重要性」と題して講演。
7月18日 - 『週刊読売』(現『読売ウイークリー』)が「驚異 免疫療法で末期がん7割が生還」と題して、トップ記事で統一教会系の「ホリスティック京北病院」を絶賛。
8月1日〜 - パラグアイのオリンポで「日本国家メシヤ40日修練会」
9月9日 - 9時9分9秒、 文鮮明が「天地父母天宙統一解放式(九・九節)」を宣布。、神側に一から十までの数を天に奉献することによって、神様が天地の主人として登場することができると語る。
9月10日 - 午前10時10分、文鮮明が「三・十節」を宣布。
10月27日 - 文鮮明の六男・文榮進(ムン・ヨンジン)がネバダ州リノのホテルから転落死。警察発表は自殺だが、内部では、事故と信者に説明。
11月7日 - 韓国の清平に天上王臨宮殿(一万名聖殿)が完成し、奉献式を行う。
11月20日 - シカゴで「第4回真の家庭の価値バンケット」に1200名の牧師が参加。ビル・クリントン米国大統領が文鮮明に祝賀品を贈呈。
チェコにおいて、合同結婚式に向けて1万人の署名を集めたとして、宗教団体としての登録を申請したが却下される。「世界平和統一家庭連合」などの名称で署名を集めたが、「世界基督教統一神霊協会」の名で登録申請していた。
|