2024-06-16 연중 제11주일

[박현주agnes]

<어떤 씨앗보다도 작으나 어떤 풀보다도 커진다.>
✠ 하느님의 어린양 주 예수 그리스도 우리의 하느님 나라

그때에 예수님께서 군중에게 26 말씀하셨다.
“하느님의 나라는 이와 같다.
어떤 사람이 땅에 씨를 뿌려 놓으면,
27 밤에 자고 낮에 일어나고 하는 사이에 씨는 싹이 터서 자라는데,
그 사람은 어떻게 그리되는지 모른다.
28 땅이 저절로 열매를 맺게 하는데,
처음에는 줄기가, 다음에는 이삭이 나오고 그다음에는 이삭에 낟알이 영근다.
29 곡식이 익으면 그 사람은 곧 낫을 댄다.
수확 때가 되었기 때문이다.”
30 예수님께서 다시 말씀하셨다.
“하느님의 나라를 무엇에 비길까? 무슨 비유로 그것을 나타낼까?
31 하느님의 나라는 겨자씨와 같다.
땅에 뿌릴 때에는 세상의 어떤 씨앗보다도 작다.
32 그러나 땅에 뿌려지면 자라나서 어떤 풀보다도 커지고 큰 가지들을 뻗어,
하늘의 새들이 그 그늘에 깃들일 수 있게 된다.”
33 예수님께서는 그들이 알아들을 수 있을 정도로,
이처럼 많은 비유로 말씀을 하셨다.
34 비유를 들지 않고는 그들에게 말씀하지 않으셨다.
그러나 당신의 제자들에게는 따로 모든 것을 풀이해 주셨다.
마르코 4,26-34
연중 제11주일

한없는 풍요로움과 가능성, 확장성을 지닌 하느님 나라!

그 누구도 다녀와 본 적이 없는 하느님 나라에 대해서 너나 할 것 없이 이렇다 저렇다 떠들어댑니다. 저도 예외는 아니어서 떠들어 대다가도 가끔씩 걱정이 됩니다. 시각장애인이 코끼리 다리를 만져보며 코끼리의 생김새는 큰 기둥 같다고 표현하는 것처럼 전혀 아닌 이단을 선포하고 있는 것은 아닌지 걱정입니다.

저는 가끔 전례나 그레고리안 성가에 충실한 큰 수녀원 본원 미사, 그것도 부활 성야 미사 같은 큰 미사를 봉헌할 때 무릎을 탁! 치며, 아 그래 어쩌면 하느님 나라의 모습은 이렇지 않을까 상상해보곤 합니다.

자비하신 하느님과 예수님, 그리고 성모님을 비롯한 무수한 성인 성녀들, 천사들이 모두 좌정해 계시는 곳, 그리고 한쪽 일반석에는 먼저 떠난 사랑하는 사람들이 앉아있는 곳.

그럼 거기서는 뭘하는가? 마치 부활 성야 미사때처럼 제1독서, 화답성가, 제 2독서, 화답성가...알렐루야, 복음 낭독, 명강론, 성찬의 전례...등등 거룩한 예식이 끝도 없이 계속되는 곳.

그래서 지상에서 거룩한 전례에 익숙했던 사람들에게는 너무나 편안하고 자연스러운 곳이지만, 돈이나 세상 좋은 것들에만 오르지 함몰되어 살아왔지 미사나 전례에는 완전 뒷전인 사람들에게는 너무나 지루하고 고통스러운 곳, 그 자체로 생지옥이요 연옥같은 느낌이 드는 곳이 아닐까 생각합니다.

오늘 복음에서도 예수님께서는 아주 슬쩍 하느님 나라가 어떤 곳인지를 설명해주십니다. 겨자씨 비유를 통해 하느님 나라의 우세한 특징은 한없는 풍요로움과 확장성임을 강조하십니다.

“하느님의 나라는 겨자씨와 같다. 땅에 뿌릴 때에는 세상이 어떤 씨앗보다더 작다. 그러나 땅에 뿌려지면 자라나서 어떤 풀보다도 더 커지고 큰 가지들을 뻗어, 하늘의 새들이 그 그늘에 깃들일 수 있게 된다.”(마르 4,31-32)

아마도 하느님 나라는 이런 곳일 것입니다. 쥐꼬리보다 작은 우리의 선행, 너무나 미흡해 보이는 우리의 기도, 우리가 베풀었던 손톱만한 이웃사랑이 깜짝 놀랄 만큼 풍성한 결실을 거두는 곳, 넉넉함과 풍요로움, 기쁨과 감사, 대견함과 환희로 가득 찬 곳이 하느님 나라일 것입니다.

세파에 닳고, 세월의 흐름에 퇴색되고, 갖가지 상처와 죄로 얼룩진 우리가 그 오랜 짐을 벗어버리고 새롭게 변화된 영혼으로 거듭나는 곳이 ‘하늘나라’라고 저는 생각합니다.

더이상 슬픔도, 눈물도, 상처도, 고통도 존재하지 않는 곳, 오로지 하느님의 풍요로운 자비와 은총만이 강물처럼 흘러넘치는 곳, 그 하느님의 자비와 은총 앞에 우리의 모든 죄와 상처, 과오와 실수들이 씻은 듯이 사라지는 그곳이 하느님 나라라고 저는 생각합니다.

하느님 나라, 언젠가, 먼 훗날에도 가능하겠지만, 지금 이 순간 내가 발을 딛고 서 있는 이 땅 위에서도 실현되어야 하겠습니다. 결국 하느님 나라는 우리 인간이 하느님과 온전히 합일된 충만함 속에 사는 곳이라고 확신합니다.

서로의 가능성을 눈여겨보고 북돋와주는 우리 공동체, 서로의 부족함을 기꺼이 견뎌주는 우리 공동체, 서로의 성장을 위해 꾸준히 땀 흘리는 우리 각자의 현실이 또 다른 하느님 나라일 것입니다.
(양승국 스테파노（살레시오회）신부님 묵상에서)
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조명연 신부님 글 드립니다~~~

「고정관념에서 벗어납시다.」

어떤 분과 함께 차를 타고 어느 곳을 가고 있는 중이었습니다. 외곽의 한적한 도로에 접어들었는데, 바로 앞 차가 너무 속도를 줄여서 가는 것입니다. 왕복 2차선이었기 때문에 추월할 수도 없는 상황이었지요. 운전을 하시는 분이 “저 차 운전자는 분명히 아줌마일거야. 아줌마, 속도 좀 내세요.”라고 말합니다. 잠시 뒤에 차선이 왕복 4차선이 되는 순간, 얼른 추월을 합니다. 그러면서 우리들은 모두 앞 차의 운전자가 누군지 보았습니다. 과연 운전자가 아주머니였을까요? 아니었습니다. 운전자는 아주 젊은 남자 청년이었습니다.

운전이 익숙하지 않으면 ‘여자’라는 생각. 분명히 잘못된 생각입니다. 제가 아는 분 중에서 정말로 운전을 잘 하는 분이 계신데, 그분 역시 ‘여자’입니다. 바로 고정관념인 것이지요.

이런 식의 고정관념으로 잘못된 판단을 내려는 경우가 얼마나 많습니까? 내 사고의 폭을 좁게 만드는 고정관념. 이 고정관념을 없애고 넓은 마음으로 세상을 바라볼 때, 또 다른 세상을 볼 수 있을 것입니다.

＊＜경험은 사람들이 실수에 붙이는 이름이다(오스카 와일드)＞

연중 제11주일

“하느님의 나라를 무엇에 비길까? 
무슨 비유로 그것을 나타낼까?
하느님의 나라는 겨자씨와 같다.
땅에 뿌릴 때에는 세상의 어떤 씨앗보다도 작다.
그러나 땅에 뿌려지면 자라나서 
어떤 풀보다도 커지고 큰 가지들을 뻗어,
하늘의 새들이 그 그늘에 깃들일 수 있게 된다.”
(마르코. 4,26-34) 

 「神の国を何にたとえようか。
どのようなたとえで示そうか。
それは、からし種のようなものである。
土に蒔くときには、
地上のどんな種よりも小さいが、
蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、
葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」
（マルコ4・26-34）

"To what shall we compare the kingdom of God,
or what parable can we use for it?
It is like a mustard seed that, when it is sown in the ground,
is the smallest of all the seeds on the earth.
But once it is sown, it springs up and becomes the largest of plants
and puts forth large branches,
so that the birds of the sky can dwell in its shade."
（Mk 4:26-34）

年間第11主日

“하느님의 나라를 무엇에 비길까? 
"ﾊﾇﾆﾒ ﾅﾗﾙ ﾑｵｯｴ ﾋﾞｷﾙｶ?
무슨 비유로 그것을 나타낼까?
하느님의 나라는 겨자씨와 같다.
ﾊﾇﾆﾒ ﾅﾗﾇﾝ ｷｮｻﾞｯｼﾜ ｶｯﾀ｡
땅에 뿌릴 때에는 세상의 어떤 씨앗보다도 작다.
그러나 땅에 뿌려지면 자라나서 
어떤 풀보다도 커지고 큰 가지들을 뻗어,
하늘의 새들이 그 그늘에 깃들일 수 있게 된다.”
(마르코. 4,26-34) 

「神の国を何にたとえようか。
카미노 쿠니오 나니니 타토에요오카
どのようなたとえで示そうか。
도노요오나 타토에데 시메소오카
それは、からし種のようなものである。
 소레와 카라시슈노요오나 모노데 아루
土に蒔くときには、
츠치니 마쿠 토키니와 
地上のどんな種よりも小さいが、
 치조오노 돈나 슈요리모 치이사이가 
蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、
마쿠토 세에초오시테 돈나 야사이요리모 오오키쿠 나리
葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」
하노 카게니 소라노 토리가 스오 츠쿠레루호도 오오키나 에다오 하루 
（マルコ4・26-34）

"To what shall we compare the kingdom of God,
or what parable can we use for it?
It is like a mustard seed that, when it is sown in the ground,
is the smallest of all the seeds on the earth.
But once it is sown, it springs up and becomes the largest of plants
and puts forth large branches,
so that the birds of the sky can dwell in its shade."
（Mk 4:26-34）

Eleventh Sunday in Ordinary Time
Mk 4:26-34
Jesus said to the crowds:
“This is how it is with the kingdom of God;
it is as if a man were to scatter seed on the land
and would sleep and rise night and day
and through it all the seed would sprout and grow,
he knows not how.
Of its own accord the land yields fruit,
first the blade, then the ear, then the full grain in the ear.
And when the grain is ripe, he wields the sickle at once,
for the harvest has come.”
He said,
“To what shall we compare the kingdom of God,
or what parable can we use for it?
It is like a mustard seed that, when it is sown in the ground,
is the smallest of all the seeds on the earth.
But once it is sown, it springs up and becomes the largest of plants
and puts forth large branches,
so that the birds of the sky can dwell in its shade.”
With many such parables
he spoke the word to them as they were able to understand it.
Without parables he did not speak to them,
but to his own disciples he explained everything in private.


２０２４－０６－１６「どんな種よりも小さいが、どんな野菜よりも大きくなうる」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第11主日です。
み心の主・イエス・キリストとみ心の聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
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マルコによる福音
<どんな種よりも小さいが、どんな野菜よりも大きくなうる>
その時、4・26イエスは人々に言われた。「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、27夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。28土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。29実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。」

30更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。31それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、32蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」

33イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。34たとえを用いずに語ることはなかったが、御自分の弟子たちにはひそかにすべてを説明された。（マルコ4・26-34）
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ヤン・スンククステパノ(サレジオ会)神父様の黙想文「限りない豊かさと可能性、拡張性を持つ神の国』です。

誰も訪れたことのない神の国について、ここかしこであれこれと騒がれます。私も例外ではなく、時折思い悩みながら話します。視覚障害者が象の足を触って、大きな柱のようだと表現するように、全く見当違いなことを言っているのではないかと心配になります。

私が時折、大きな修道院の本部で、典礼やグレゴリオ聖歌に忠実なミサ、特に復活祭夜のミサを捧げる時、膝を打ちます。「ああ、もしかして神の国の姿はこんなものではないか」と想像することがあります。

慈しみ深い神様とイエス様、そして聖母マリアをはじめとする無数の聖人、天使たちがすべて座っている場所、そして一方の一般席には先に亡くなった愛する人々が座っている場所。

では、そこで何をするのか？まるで復活祭夜のミサのように、第一朗読、答唱詩編、第二朗読、答唱詩編…アレルヤ、福音朗読、卓越したお説教、聖体の祭儀…などなどの聖なる儀式が終わりなく続く場所。

したがって、地上で聖なる典礼に慣れ親しんだ人々にとってはとても快適で自然な場所ですが、お金や世の中の良いものばかりに埋もれて生き、ミサや典礼には全く関心のない人にとっては甚だしく退屈で苦痛な場所、言わばそれ自体が煉獄や地獄のように感じる場所かもしれません。

今日の福音でも、イエス様は神の国がどのようなものであるかをさりげなく説明されます。からし種のたとえを通じて、神の国の卓越した特長は限りない豊かさと拡張性であることを強調されます。

「神の国はからし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」（マルコ4・31-32）

おそらく神の国はこのような場所であるのでしょう。ねずみのしっぽほどの小さな私たちの善行、あまりにも微々たる私たちの祈り、私たちが施した爪ほどの愛が驚くほど豊かな実を結ぶ場所、豊かさと豊穣、喜びと感謝、誇らしさと歓喜に満ちた場所が神の国であると思います。

世の荒波にもまれて、時の流れに色褪せ、様々な傷と罪にまみれた私たちが長い荷物を下ろし、新たに変わった魂で甦る場所が「神の国」と私は思います。

もう悲しみも、涙も、傷も、苦痛も存在しない場所、ただ神の豊かな慈しみと恵みが川のように溢れ流れる場所、その慈しみと恵みの前で私たちのすべての罪と傷、過ちと失敗が洗い清められるその場所が神の国であると私は思います。

神の国、それはいつか遠い将来のことかもしれませんが、今この瞬間、私たちの足が立つこの地上でも実現されるべきです。結局のところ、神の国は私たちが神と完全に一つになる充満の中で生きる場所であると確信します。

互いの可能性を見つめ励ます私たちの共同体、互いの不足を喜んで耐える私たちの共同体、互いの成長のために絶えず汗を流す私たち個々の現実が、また別の神の国であるでしょう。
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毎日、福音を伝えるなり、ほか、爪の先よりも小さな善行ができ、限りない祝福になって毎日天国を生きることができますように聖霊、きてください。