2024-10-29연중 제30주간 화요일＜겨자씨는 자라서 나무가 되었다.＞

[박현주agnes]

<겨자씨는 자라서 나무가 되었다.>
✠ 하느님의 어린양 주 예수 그리스도 우리의 하느님 나라

그때에 18 예수님께서 말씀하셨다.
“하느님의 나라는 무엇과 같을까? 그것을 무엇에 비길까?
19 하느님의 나라는 겨자씨와 같다.
어떤 사람이 그것을 가져다가 자기 정원에 심었다.
그랬더니 자라서 나무가 되어 하늘의 새들이 그 가지에 깃들였다.”
20 예수님께서 다시 이르셨다.
“하느님의 나라를 무엇에 비길까? 21 그것은 누룩과 같다.
어떤 여자가 그것을 가져다가 밀가루 서 말 속에 집어넣었더니,
마침내 온통 부풀어 올랐다.”
루카 13,18-21
연중 제30주간 화요일

45억 년 전에 지금부터 컸던 지구에 화성만한 행성이 충돌하였습니다. 그 충돌의 결과 지구는 회전축이 기울어졌고, 지금과 같은 환경이 되었습니다. 계절의 변화가 생겼습니다. 충돌의 결과 지구에서 떨어져나간 부분이 달이 되었습니다. 달은 지구에서 40만 킬로미터 떨어져 있지만 지구에 막대한 영향을 주고 있습니다. 밀물과 썰물을 만들어 냅니다. 지구의 자전주기가 24시간이 될 수 있도록 해 줍니다. 밀물과 썰물은 갯벌을 만들어 내고, 갯벌은 생명의 터전이 되었습니다. 6천 5백만 년 전에는 지름 10킬로미터의 운석이 충돌하였습니다. 그 결과 지구를 지배하던 공룡이 멸종하였습니다. 그 빈자리를 포유류가 차지하였습니다. 7만 5천 년 전에는 인도네시아에 큰 화산 폭발이 있었습니다. 그 결과 북반구에 살았던 호모 에렉투스, 네안데르탈인은 대부분 사라졌습니다. 화산 폭발의 영향을 덜 받았던 아프리카에 살던 호모 사피엔스가 아프리카를 넘어 네안데르탈인의 빈자리를 차지하게 되었고 지금 우리가 있습니다. 몇 번의 우연이 지금의 우리를 만들어 낸 것입니다.

우리가 인식하지 못하고, 우리의 눈으로 볼 수는 없지만 이 세상을 설계하신 분이 있다고 믿는 것이 신앙입니다. 그 표현과 방법에 따라서 다양하게 인류의 공동체에 드러난 것이 종교입니다. 우리는 아무리 오랜 시간이 지나도 길가의 유리와 구리와 모래가 우연히 수없이 뒤섞여서 스마트 폰이 될 수 없다는 것을 알고 있습니다. 그런 우연이 현실이 되기 위해서는 우주의 나이만큼보다 훨씬 더 많은 시간이 필요하기 때문입니다. 인류는 문명의 시초부터 삶과 죽음을 설계하는 분이 있음을 인식하였습니다. 그런 인식의 과정이 신화가 되었고, 그것이 인류의 도덕과 가치와 제도로 적용된 것이 종교입니다. 오늘 바오로 사도는 이렇게 이야기 합니다. “사실 우리는 희망으로 구원을 받았습니다. 보이는 것을 희망하는 것은 희망이 아닙니다. 보이는 것을 누가 희망합니까? 우리는 보이지 않는 것을 희망하기에 인내심을 가지고 기다립니다.” 

예수님께서도 늘 믿음을 이야기 하셨습니다. 겨자씨 한 알만한 믿음만 있어도 세상을 변화 시킬 수 있다고 하셨습니다. 아픈 사람을 고쳐 주실 때도 ‘믿음’을 이야기 하셨습니다. 우리 모두가 믿음으로 하나가 된다면, 그런 믿음이 현실이 된다는 희망을 가지고 있다면 바로 이곳에서 하느님나라는 시작되는 것입니다. 오늘 복음에서 예수님께서는 믿음의 가능성을 이야기 하십니다. 바로 겨자씨와 누룩의 이야기입니다. 믿음이 행동으로 옮겨지면 큰 결실이 맺어질 것이라고 이야기 하십니다. 예수님께서는 제자들의 모습에서 가능성을 보셨습니다. 예수님의 부활을 체험한 제자들은 믿음이 강해졌고, 희망으로 고통과 시련을 이겨냈습니다. 그리고 마침내 갈릴래아에서 시작된 예수님의 하느님나라는 온 세상의 밭에서 결실을 맺게 된 것입니다. 

하느님 나라는 겨자씨와 같다고 하셨습니다. 그것을 내 마음의 정원에 심고 잘 가꾸면 나의 몸이 하느님 나라를 향해서 갈 것이라고 합니다. 우리는 세례를 받으면서 하느님 나라의 겨자씨를 우리 마음의 정원에 심었습니다. 기도와 희생, 나눔과 봉사의 거름을 충분하게 주는 분들은 그 마음에 하느님 나라가 성장하게 될 것입니다. 그러나 세상의 것들에 관심을 갖고 살다보면 우리 마음에 심어진 하느님 나라의 씨앗은 메마르고, 썩어가게 될 것입니다. 우리 마음에 뿌려진 복음의 씨앗을 잘 키워서 하느님 나라가 나의 말과 행동을 통해서 드러날 수 있도록 해야 하겠습니다.

“눈물로 씨 뿌리는 사람들 기뻐하며 거두리라.” 
(조재형 신부님 「오늘의 묵상」에서)
＊＊＊＊＊＊＊＊
빠다킹 신부 조명연 신부님 글 드립니다~~~

「우정을 키워야 합니다.」​

과학 저널리스트 리디아 덴워스는 60세가 넘으면 배우자보다 친구가 더 중요하다고 말했습니다. 친구가 있는 사람은 노화에 따른 고난을 잘 견디고, 인지 능력도 오래 유지한다고 합니다. 그러면서 인간은 나이 들어 연인을 잃어도 우정에 기대어 살 수 있게 진화되었음을 말합니다.​

공감이 가는 말이었습니다. 연인이 없어서(신부이기에 그렇다는 것을 굳이 쓰지 않아도 아시죠?) 잘 모르겠지만, 어느 순간 친구의 자리가 무척 크다는 것을 깨닫습니다. 그래서 신부 친구들 뿐 아니라 사회 친구들과도 요즘에는 자주 연락하고 만나게 됩니다.​

예전에는 혼자 지내는 것이 편하다고 생각했던 적이 많았습니다. 그러나 이제는 함께 우정을 키워야 살 수 있다는 것을 깨닫습니다.​

과학적으로도 노화를 줄이고 인지 능력을 더 오래 유지한다고 하니, 오랫동안 연락하지 않았던 친구가 있다면 이번 기회에 연락 한번 해보면 어떨까요?

＊＊＊＜커다란 가짜보다 작지만 진짜 삶을 키워 가는 것이 진정한 행복이다（오늘의 명언）＞


연중 제30주간 화요일
“하느님의 나라를 무엇에 비길까? 
그것은 누룩과 같다.
어떤 여자가 그것을 가져다가 밀가루 서 말 속에 집어넣었더니,
마침내 온통 부풀어 올랐다.”
(루가 13,18-21)

 「神の国を何にたとえようか。
パン種に似ている。
女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、
やがて全体が膨れる。」
（ルカ13・18-21）

 “To what shall I compare the Kingdom of God?
It is like yeast that a woman took
and mixed in with three measures of wheat flour
until the whole batch of dough was leavened.”
(LK 13:18-21)

年間第30火曜日

하느님의 나라를 무엇에 비길 수 있을까?
ﾊﾇﾆﾒ  ﾅﾗﾙ ﾑｵｾ ﾋﾞｷﾞﾙ ｽ ｲｯｽﾙｶ?
어떤 여자가 누룩을 밀가루 서 말 속에 집어넣었더니
ｵｯﾄﾝ ﾖｻﾞｶﾞ ﾇﾙｯｸﾞﾙ ﾐﾙｶﾙ ｿ ﾏﾙ ｿｹﾞ ﾁﾎﾞﾉｵｯﾄﾆ
마침내 온 덩이가 부풀어 올랐다.
ﾏﾁﾝﾈ ｵﾝ ﾄﾞﾝｲｶﾞ ﾌﾞﾌﾟﾛ ｵﾙﾗｯﾀ｡
하느님의 나라는 이런 누룩과 같다.
ﾊﾇﾆﾒ ﾅﾗﾇﾝ ｲﾛﾝﾇﾙｯｶ ｶｯﾀ｡
(루가 13,18-21)

「神の国を何にたとえようか。
카미노 쿠니오 나니니 타토에요오카
パン種に似ている。
판타네니 니테이루
女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、
온나가 코레오 톳테 산사톤노 코나니 마제루토 
やがて全体が膨れる。」
야가테 젠타이가 후쿠레루
（ルカ13・18-21）

“To what shall I compare the Kingdom of God?
It is like yeast that a woman took
and mixed in with three measures of wheat flour
until the whole batch of dough was leavened.”
(LK 13:18-21)


 Tuesday of the Thirtieth Week in Ordinary Time
LK 13:18-21
Jesus said, “What is the Kingdom of God like?
To what can I compare it?
It is like a mustard seed that a man took and planted in the garden.
When it was fully grown, it became a large bush
and
the birds of the sky dwelt in its branches
.”

Again he said, “To what shall I compare the Kingdom of God?
It is like yeast that a woman took
and mixed in with three measures of wheat flour
until the whole batch of dough was leavened.”


２０２４－１０－２９「からし種は成長して木になった。」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第３０火曜日です。
慈しみ深い主・イエス・キリストと救い主の御母マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ルカによる福音
<からし種は成長して木になった。>
そのとき、13・18イエスは言われた。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。19それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」

20また言われた。「神の国を何にたとえようか。21パン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」（ルカ13・18-21）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
チョ・ゼヒョン神父様の黙想文です。

45億年前、現在よりも大きかった地球に火星ほどの大きさの惑星が衝突しました。その衝突の結果、地球の回転軸が傾き、現在のような環境が形成されました。季節の変化が生じ、衝突の結果、地球から剥がれ落ちた部分が月となりました。月は地球から40万キロメートル離れていますが、地球に多大な影響を及ぼしています。潮の満ち引きを生み出し、地球の自転周期を24時間に保つ役割を果たしています。潮の満ち引きは干潟を作り、干潟は生命の基盤となりました。

また、6,500万年前には直径10キロメートルの隕石が衝突しました。その結果、地球を支配していた恐竜が絶滅し、その空いた場所を哺乳類が占めることになりました。7万5千年前には、インドネシアで大規模な火山爆発が発生しました。その結果、北半球に住んでいたホモ・エレクトスやネアンデルタール人の大半は消滅しました。火山爆発の影響をあまり受けなかったアフリカに住むホモ・サピエンスがアフリカを越え、ネアンデルタール人の空いた場所を占めるようになり、今の私たちが存在しています。いくつかの偶然が、現在の私たちを形作ったのです。

私たちが認識することはできず、目で見ることはできないものの、この世界を設計した存在がいると信じることが信仰です。その表現と方法によって多様に人類の共同体に現れたものが宗教です。私たちはいくら長い時間が経ったとしても、道端のガラスや銅、砂が偶然に何度も混ざり合ってスマートフォンになることはないと知っています。そのような偶然が現実になるには、宇宙の年齢よりもはるかに多くの時間が必要だからです。人類は文明の始まりから、生命と死を設計する存在があることに気付いてきました。その認識の過程が神話となり、それが人類の道徳や価値、制度に適用されたものが宗教です。パウロ使徒はこのように語ります。「実際、私たちは希望によって救われたのです。見えるものを希望することは希望ではありません。見えるものを誰が希望するでしょうか？私たちは見えないものを希望しているので、忍耐をもって待ちます。」

イエス様もいつも信仰について語られました。からし種ほどの小さな信仰があれば、世界を変えることができるとおっしゃいました。病める人を癒す際にも「信仰」について語られました。私たち全員が信仰によって一つになり、その信仰が現実になる希望を持てば、まさにここで神の国が始まるのです。今日の福音でイエス様は信仰の可能性について語っています。それは、からし種とパン種の話です。信仰が行動に移ると、大きな実りがあると語っておられます。イエス様は弟子たちの中に可能性を見出されました。イエス様の復活を経験した弟子たちは信仰が強くなり、希望によって苦難を乗り越えました。そしてついに、ガリラヤで始まったイエス様の神の国は、世界中の畑で実りを結ぶこととなったのです。

神の国はからし種のようなものだとおっしゃいました。それを私の心の庭に植えてよく育てれば、私の体が神の国へと向かっていくことでしょう。私たちは洗礼を受ける際に神の国のからし種を心の庭に植えました。祈りと犠牲、分かち合いと奉仕の養分を充分に与える方々は、その心に神の国が成長していくことでしょう。しかし、世の中のことに関心を持って生活していると、私たちの心に植えられた神の国の種は枯れ、腐ってしまうことになります。私たちの心に撒かれた福音の種をしっかり育てて、神の国が私の言葉や行動を通じて現れることができるようにしなければなりません。

「涙を流して種を蒔く人々は喜びをもって収穫するでしょう。」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
目には見えなくても信仰の種をしっかり持って、わたしたちの命の源である主を信じ、希望し、愛を分かち合いながら生きて神の国を作ることができますように聖霊、きてください。