|
자연/공존/행복
한 국 하 이 쿠 연 구 원
제 210 회
월 요 강 좌
#.일시: 2023년 8월 28일 (월) 18:30~21:00
#.장소: 서라벌신협(2층 회의실) / 주소:경주시 동문로 6
(전화/문의:010-2680-1589)
# 주제 및 내용: *의업과 하이쿠(4)
1.「한국인이 알아야 할 일본의 계절어와 짧은 시(8)」
바쇼의 하이쿠(58). 현대의 하이쿠(58).「현대 단카」(51). 일본인의 경주하이쿠(30)
2. 구회 3. 한국의 시/정형시(79)~(80) 4. 신선 명구 100선(43)~(45)
▶년대별 2022년의 수확(도쿄,2023년판)(7)60대 후반 5. 기타
*참석자 모두 동등한 발표 및 발언권을 가집니다.
한 국 하 이 쿠 연 구 원 장
自然/共存/幸福
韓 國 俳 句 硏 究 院
第 210 回
月 曜 講 座
#.日時: 2023年 8月 28日 (月) 18:30~21:00
#.場所: 徐羅伐信協(2F會議室) / 住所:慶州市東門路 6
(電話/問い合わせ:010-2680-1589)
#. 主題 及び 內)容: *醫業と俳句(4)
1. 韓國人における日本の季語と俳句(8)
芭蕉の俳句と現代の俳句(58). 「現代の短歌」(51). 日本人における慶州の俳句(30)
2. 句會 3. 韓國の詩/定型詩(79)~(80) 4. 新選 名句100選 (43)~(45)
▶年代別 2022年の收穫-『俳句年鑑』(東京,2023年版)(7) 60代後半 5. 其他
韓 國 俳 句 硏 究 院 長
《이달의 요지 및 키워드》
1. 명치(明治) 이후 근대 현대 의사들의 하이쿠 작품 이해와 감상
2. 의업과 하이쿠(4) / 醫業と俳句(4)에 관한 올바른 이해
*의업과 하이쿠(4) / 醫業と俳句(4)
의업과 하이쿠의 궁합 : 조금도 애매함을 용납하지 않는 의업과 다소간의 애매함이 있어야 좋은 하이쿠는 서로 궁합이 잘 맞는 편이다. (曖昧にできない醫業と, 少し曖昧なくらいがよい俳句は相性が良いとのこと。)- 출전:『響焰』No658(2023.4)P.62
2. 주요한 의사(치과의사, 한의사 포함) 하이진(俳人) - 출전:『系圖でたどる逆引き 俳人名鑑』每日新聞社(2002)
*『系圖でたどる逆引き俳人名鑑』每日新聞社(2002)
마쓰나가 데이토쿠(松永貞德:1571~1653) 교토(京都) 출신. 歌人 歌學者를 시작으로 근세 및 근현대 하이진의 계보를 밝힌 계통도(系統圖)이다. 특징적인 것은 하이진의 번호체계이다(1번~149번). 1번 마쓰나가 데이토쿠(松永貞德:1571~1653). 15번 마쓰오 바쇼(松尾芭蕉:1644~1694). 75번 마사오카 시키(正岡子規:1867~1902). 99번 다카노 스쥬(高野素十:1893~1976). 114번 구라타 고분(倉田紘文:1940~2014). 117번 아리마 아키토(有馬朗人:1930~2020). 118번 구로다 모모코(黑田杏子:1938~2023). 140번 가네코 도타(金子兜太:1919~2018) 등.
1)무카이 교라이(向井去來:1651~1704), 2)에노모토 기카쿠(榎本其角:1661~1707)
3)노자와 본쵸(野澤凡兆:?~1714), 4)야마모토 가케이(山本荷兮:1648~1716)
5)이노우에 시로(井上士朗:1742~1812) 6)오노 샤치쿠(大野酒竹:1872~1913)
7)이시이 로게쓰(石井露月:1873~1928) 8)미즈하라 슈오시(水原秋櫻子:1892~1981)
9)다카노 스쥬(高野素十:1893~1976)
10)도미자와 가키오(富澤赤黃男:1902~1962):에이메현(愛媛縣) 출신. 『薔薇』창간.
新興俳句の担い手として、現代詩の一分野としてのモダニズム俳句を追求した。1935年、日野草城の俳誌『旗艦』創刊。同誌の同人となり新興俳句の作り手として頭角をあらわす。先人として高屋窓秋に傾倒を示し、また「俳句は詩である」と宣言し新興俳句の理論的展開も担った。 1941年に代表句「蝶墜ちて大音響の結氷期」をふくむ第一句集『天の狼』刊行し、京大俳句事件によって終息していった新興俳句運動の掉尾を飾る。1952年、高柳重信、本島高弓とともに「薔薇」創刊。同年末に句集『蛇の声』。収録句に「切株は じいんじいんと ひびくなり」など。作品は大戦中からのものも含むが、いずれも一字アキを用い、また句の象徴性・抽象性をいっそう深めておる。
蝶墜ちて大音響の結氷期
나비 한 마리 / 떨어지는 큰 소리 / 때는 결빙기(戰時下)
*周囲が結氷する時期には、蝶が墜ちる音が大音響に聞こえるようだ。赤黄男が感じる戦時下の空気感を伝えています。 句をそのまま鑑賞すると、非常に斬新な句になります。 「凍りついた蝶が落ちた音は大音響として聞こえるくらい、周囲が静まり返った冷たい時期」と表現しており、コツンという音が鳴り響くことを考えると、世界の終末のような静けさを思わせます。
切株は じいんじいんと ひびくなり
그루터기는 / 고통의 신음 소리 / 울러 퍼지네
*切株は、木が切り倒された後、地面に残された幹のこと。「じいんじいん」とは、何を言いたかったのだろう。真っ先に思うのは、切株の切断面の痛みである。
11)사이토 산키(西東三鬼:1900~1962):오카야마현(岡山縣) 출신. 『斷崖』창간.
綜合誌『俳句』편집장 역임. <京大俳句事件> 연루.
歯科医として勤める傍ら30代で俳句をはじめ、伝統俳句から離れたモダンな感性を持つ俳句で新興俳句運動の中心人物の一人として活躍。1933年、医師業のかたわら、外来の患者の誘いにより俳句を始める。「三鬼」の号はこの時に即座のでたらめで作ったという(「サンキュー」のもじりだとしている文章もある)。異国でのボヘミアン的な生活を経て、遅れて30代で俳句の世界に身を投じたことから、従来の俳句的伝統の束縛を受けず自由な発想の句を多く作った。句材も基地や地下街、空港、異人といった新鮮な題材を好んでとりあげている[10]。三鬼自身、ダンス、乗馬、ゴルフ、ギター、マンドリン、油絵などをよくし、口髭とベレー帽がトレードマークであったといい、五木寛之は「ヨーロッパの一神教的な発想からはとらえれられない混沌としたアジア的人間」と三鬼を評している。
水枕ガバリと寒い海がある
물 고무 베개 / 음산한 소리 속에 / 찬 바다 있네
*高熱で床に伏している中、頭を動かすと水枕が「ガバリ」と重く暗い音を立てた。寒い海の音が蘇る。「水枕」の現実の音から「寒い海」が想像され、死の恐怖が襲ってくるような印象を持ちます。自中に「海に近い大森の家。肺浸潤の熱にうなされてゐた。家人や友人の憂色によって病軽からぬことを知ると、死の影が寒ざむとした海となつて迫つた。」と書かれています。「ガバリ」はオノマトペの表現であり、「大量の水が勢いをつけて流れるときの音」「瞬間的に激しい動作をするさま」のことを意味します。(※オノマトペ・・・擬音語、擬態語を合わせた言葉のこと)
露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す
백인 로스케 / 와시코프 떠들며 / 석류 따는 중
*白系ロシア人で隣に住んでいたというワシコフ氏はいったい何と叫んでいたのか? 肥満体の露人は五十六、七歳で一人暮らし。 せつなさと滑稽がないまぜになっている。 赤く熟した石榴を、竿でムキになって打ち落としている光景は、作者ならずとも思わず足を止め、寒々として見惚れてしまいそうだ。 ここはやはり柿や栗でなく、ペルシャ・インド原産の石榴こそふさわしい。外皮が裂けて赤い種子が怪しく露出している石榴と、赤い口をゆがめて叫ぶ露人の取り合わせ。この露人ワシコフとは、三鬼が戦時中、神戸山手の洋館(三鬼館)に住んでいた折の、隣人だそうで、白系ロシア人の彼には、若い日本人の妻がいたが、結核にかかって亡くなったという背景。「ある朝、隣人は長いサオを持ち出し異様な叫びと共に手当り次第にザクロをたたき落していた。隣人のこの仕業は、死んだ女の思い出のザクロがいまいましいからか、肺病の女から解放された歓喜か、単に食いたいからか、私には判断がつきかねたのである。」・・
12)히라하타 세이토(平畑靜塔:1905~1997):와카야마현(和歌山縣) 출신. 精神科醫.
<京大俳句> 창간에 관여(1933년). <京大俳句事件> 연루.
俳句は1925年、大学時代に「京鹿子」、ついで「馬酔木」「ホトトギス」に投句。新興俳句運動の中心的存在として活動。1940年、新興俳句弾圧事件に連座し、懲役二年執行猶予三年の判決を受けた。代表句は自身の「根源俳句」として挙げた「藁塚に一つの強き棒挿さる」(『月下の俘虜』)のほか、「胡桃割る聖書の万の字をとざし」(同)、「壺の国信濃を霧のあふれ出づ」(『壺国』)、「座る余地まだ涅槃図の中にあり」(『漁歌』)、「身半分かまくらに入れ今晩は」(『矢素』)など。句風は男性的・骨太と評されたが、後年は滋味とユーモアが加わり、伝統行事や生活・風土に素材をひろげ大らかな句風となった。
藁塚に一つの強き棒挿さる(わらづかに ひとつのつよき ぼうささる)
볏가리 속에 / 강한 막대기 하나 / 꽂아 세우네
*藁塚はいろいろな積み方があるが、刈り稲を円錐形に高く積み上げたもののことである。 ここの藁塚は円錐形に積み上げた真ん中に竹の棒をガッシと突き刺して動かないようにしてありましたよ、となろうか。
座る余地まだ涅槃図の中にあり
중생들 앉을 / 여지가 남아 있는 / 부처 열반도
*涅槃図(ねはんず)が春の季語。涅槃、お涅槃、涅槃会、涅槃像、涅槃絵、寝釈迦、涅槃寺なども同意の季語です。陰暦の2月15日は、仏教で釈迦入寂の日です。この日は、暦の上でも重要視されていて、春の農事の取り掛かりの祭日としている地方が多く見られます。それぞれの地方では釈尊の命日であることから、ご馳走をこしらえて供えます。この日、多くの寺院では、涅槃像を掲げて香華を供え、涅槃会を営み、民間では餅花を供物とします。涅槃像は、釈迦が沙羅双樹の下で入寂したときに、門下の大衆をはじめ、天地に生をうけた52類の衆生すべての愁嘆の有様を描いたもので、涅槃図、涅槃絵、寝釈迦とも言われています。涅槃は、梵語ニルヴァーナで吹き消すこと、消滅を意味します。この句は、その涅槃図の中にも、まだ衆生にとって坐る場所がある、と断じています。釈迦は、そのもののことまで考えておられた、と表現しています。
*기타
13)히노하라 시게아키(日野原重明:1911~2017):야마구치현(山口縣) 출신.
14)호소야 료타(細谷亮太:1948~ ):야마카타현(山形県) 출신. 小兒科醫. 趣味として俳句を嗜む。
● 계절어. 季語(기고 きご kigo: season word)
「한국인이 알아야 할 일본의 계절어와 짧은 시(8)」韓國人における日本の季語と俳句(8)
1. 春(3月~5月), 夏(6月~8月), 秋(9月~10月), 冬(11月~2月), 新年 =>俳句歲時記
*주위! 4계절의 실생활과 하이쿠 계절어에는 다소의 차이가 있을 수 있음.
2. 全5卷(春 夏 秋 冬 新年) 收錄 계절어: 약 5,300語(2007年) ->약 7,909語(2018年)
3. 8月의 계절어와 짧은 시 하이쿠(俳句)
1) 8月の季語 (8월의 계절어)
8月 季語 読み方 : 8월의 계절어와 그 읽는 법
時候 : 初秋 / 文月 / 立秋 / 残暑 / 秋めく / 新涼 / 処暑 / 八月尽 天文 : 盆の月 / 天の川 / 秋の初風 / 初嵐 / 送りまぜ / 盆東風 / 御山洗 / 秋の雷 地理 : 盆波 生活 : 新豆腐 / 焼米 / 豇豆飯 / 秋扇 / 燈籠 / 八月大名 / 大根蒔く / 豆引く / 大豆干す / 鷹打 / 小鷹狩 / 鳩吹 / 秋の鵜飼 / 相撲 / 休暇明 行事 : 七日の御節供 / 相撲の節 / 終戦記念日 / 震災記念日 / 硯洗 / 七夕 / 星合 / 二星 / 牽牛 / 織女 / 七姫 / 妻迎舟 / 乞巧奠 / 庭の立琴 / 星の薫物 / 願の糸 / 貸小袖 / 七箇の池 / 梶の葉 / 梶鞠 / 真菰の馬 / 眠流し / 竿燈 / 釜蓋朔日 / 草の市 / 盆用意 / 七日盆 / 盆路 / 盆花 / 盆 / 生御魂 / 蓮の飯 / 刺鯖 / 苧殻 / 迎火 / 精霊火 / 施餓鬼 / 茄子の馬 / 墓参 / 送り盆 / 送り火 / 百八燈 / 大文字 / 燈籠流 / 精霊舟 / 踊 / 風の盆 / 盆竈 / 盆綱引 / 盆休 / 盆節季 / 中元 / 後の薮入 / 衝突入 / 盆狂言 / 愛宕火 / 北野祭 / 数方庭祭 / 深川祭 / 戸隠祭 / 三島祭 / 玉取祭 / 吉田火祭 / 御射山祭 / 鹿島祭 / 気比祭 / 摂待 / 解夏 / 六斎念仏 / 六道参 / 清水星下り / 二十六夜待 / 清水千日詣 / 奉燈会 / 地蔵盆 / 被昇天祭 / 聖母聖心祭 / 支倉忌 / 了以忌 / 応挙忌 / 文覚忌 / 道灌忌 / 宗祇忌 / 水巴忌 / 義秀忌 / 木歩忌 / 迢空忌 動物 : 鷹の塒出 / 荒鷹 / 鷹の山別 / 別烏 / 仙入 / 鰹の烏帽子 / 秋の蛍 / 蜩 / つくつく法師 / 蜉蝣 / 鈴虫 / 松虫 / 邯鄲 / 草雲雀 / 鉦叩 / 螽蟖 / 馬追 / 轡虫 / 刺虫 植物 : 木槿 / 芙蓉 / 山茱萸の実 / 桃の実 / 棗の実 / 桐一葉 / 秋の芽 / 桐の実 / 臭木の花 / 山椒の実 / 秋桑 / 楤の花 / 蘡薁 / 山葡萄 / 野葡萄 / カンナ / ジンジャーの花 / 朝顔 / 夜顔 / 仙翁花 / 模様莧 / 鬱金の花 / 落葵 / 鳳仙花 / 秋海棠 / 大毛蓼 / 弁慶草 / 川芎の花 / 西瓜 / 冬瓜 / 紅冬瓜 / 夕顔の実 / 青瓢 / 馬鈴薯 / 茗荷の花 / 鳩麦 / 蕎麦の花 / 新小豆 / 畦豆 / 隠元豆 / 豇豆 / 刀豆 / 藤豆 / 籬豆 / ホップ / 薄荷の花 / 煙草の花 / 秋の蓮 / 草の香 / 萩 / 泡立草 / 荻の声 / 葛の花 / 鉄道草 / 藪からし / 施覆花 / 田村草 / 葈耳 / めはじき / 藤袴 / 鵯花 / 麝香草 / 桔梗 / 沢桔梗 / 小水葱の花 / 千屈菜 / 釣鐘人参 / 女郎花 / 男郞花 / 水引の花 / 苔桃 / 釣船草 / 矢の根草 / 大文字草 / ぬめり草 / 鼠の尾 / 点突草 / 星草 / 草牡丹 / 松虫草 / 露草 / 弟切草 / 蓼の花 / 赤のまんま / 溝蕎麦 / 茜草 / 野稗 / 雀の稗 / 楢茸 / 桜茸 /
2) 짧은 시 하이쿠(俳句) ---韓國語譯(郭大基)
うつくしや障子の穴の天の川 -고바야시 잇사(小林一茶, 계절어:天の川/秋)
아름답구나 / 장지문 구멍으로 / 은하수 별들
*障子の穴という一風変わった場所から見えた天の川は一層綺麗だったのではないでしょうか。
荒海や佐渡に横とう天の川 -마쓰오 바쇼(松尾芭蕉, 계절어:天の川/秋)
거친 바다여 / 사도섬 하늘에는 / 은하수 별들
*海越しに佐渡島が見える場所で、荒波の上に大きく天の川がかかっています。壮大な夜の景色を写実的に詠んだ句です。
ねむりても旅の花火の胸にひらく -오노 린카(大野林火, 계절어:花火/夏)
잠자려는데 / 여행지 불꽃놀이 / 인상 깊구려
*旅先で偶然花火を見た作者。眠りにつこうとしても、美しい花火の残像が印象的で離れません。「胸にひらく」としたところが、心に沁みついた花火を上手く表現しています。
ふる蚊帳の中のあまりに月淸し -하라 세키테이(原 石鼎, 계절어:蚊帳/夏)
낡은 모기장 / 속에서 너무나도 / 맑고 밝은 달
●바쇼의 하이쿠(58) / 芭蕉の俳句(58)
『奧の細道』 <おくのほそみち> 오쿠노 호소미치 (1702年)刊。
마쓰오 바쇼(松尾芭蕉)의 하이카이(俳諧)기행문. 46세
바쇼가 1689년 3월 27일 에도(江戶)를 떠나 9월 6일 오가키(大垣)에서 이세(伊勢)를 향해 출발할 때까지 약 150여일 동안 약 2,400㎞에 이르는 여행 기록. 이 기행문은 충실한 여행 기록이라기보다는 문학작품이다. 사실은 그를 수행했던 제자 소라(曾良)의 여행기와 비교해보면 밝혀진다. 바쇼는 이 작품 이전에 이미 4편의 기행문을 쓴 적이 있다. 결과적으로 오쿠노 호소미치는 바쇼 기행문의 완결판. 시작(詩作)으로서도 높이 평가받으며 후세 하이진(俳人)들의 교과서가 되었다. 오늘날 이 여행을 더듬어 가는 것도 유행이다.
01 序文(じょぶん): 서문 여행에 즈음하여 2022년 1월
02 旅立ち(たびだち): 가는 봄이여 –에도를 떠나는 아침
03 草加(そうか) 04 室の八島(むろのやしま)
05 仏五左衛門(ほとけござえもん) 06 日光(にっこう)
07 黒髪山(くろかみやま) 08 那須(なす) 09 黒羽(くろばね)
10 雲巌寺(うんがんじ) 11 殺生石・遊行柳(せっしょうせき・ゆぎょうやなぎ)
12 白河(しらかわ)13 須賀川(すかがわ)14 安積山(あさかやま)
15 信夫の里(しのぶのさと)16 佐藤庄司が旧跡(さとうしょうじがきゅうせき)
17 飯塚の里(いいづかのさと) 18笠嶋(かさじま) 19武隈の松(たけくまのまつ)
20 仙台(せんだい) 21 多賀城(たがじょう
22 末の松山・塩竃(すえのまつやま・しおがま)
23 塩竃神社(しおがまじんじゃ) 24 松島 25 雄島
26 瑞巌寺(ずいがんじ) 27 石巻(いしのまき) 28 平泉(ひらいずみ)
29 尿前の関(しとまえのせき) 30 尾花沢(おばねざわ) 31 山寺
32 大石田 33 最上川(もがみがわ) 34 羽黒山(はぐろさん)
35 月山(がっさん) 36 鶴岡・酒田(つるおか・さかた)
37 象潟(きさがた) 38 越後路(えちごじ) 39 市振(いちぶり)
40 越中路(えっちゅうじ) 41 金沢・小松(かなざわ・こまつ)
42 那谷・山中温泉(なた・やまなかおんせん) 43 全昌寺
44 汐越の松(しおこしのまつ)
45 天龍寺・永平寺(てんりゅうじ・えいへいじ) 46 福井(ふくい)
47 敦賀(つるが) 48 種の浜(いろのはま) 49 大垣(おおがき)
17 飯塚の里(いいづかのさと) : 이이즈카의 하룻밤(5월 2일)
(原文)
其夜飯塚*にとまる。温泉あれば、湯に入て宿をかるに、土坐に筵を敷て、あやしき貧家也。灯もなければ、ゐろりの火かげに寝所をまうけて臥す。夜に入て、雷鳴雨しきりに降て、臥る上よりもり、蚤・蚊にせゝられて眠らず 。持病さへおこりて、消入計になん*。短夜の空もやうやう明れば、又旅立ぬ。猶夜の余波*、心すゝまず。馬かりて桑折の駅*に出る。遥なる行末をかゝ えて、斯る病覚束なしといへど、羇旅辺土の行脚、捨身無常の観念*、道路にしなん、是天の命なりと、気力聊とり直し*、路縦横に踏で*伊達の大木戸*をこす。
*持病さへおこりて、消入計になん:<じびょうさえおこりて、きえいるばかりになん>と読む。芭蕉の持病は言わずと知れた胃弱と痔疾であった。この二つには常住苦しめられた。『曾良旅日記』には、飯坂に宿泊して風呂に入ったということ以外に記述は無いのでここの表現は「尿前の関」と同様文飾であろう。
飯塚:福島市郊外の飯坂温泉。 この時代の温泉宿は、肝心の湯は共同風呂で温泉地に一箇所ないし複数箇所に共同入浴場をもっていて、旅館は宿泊だけ。宿に温泉があるのは「内湯」といって、もっとずっと後世になってから出現した高級旅館だったのである。
猶夜の余波:<なおよるのなごり>と読む。苦しみぬいた前夜一晩のこと。
桑折の駅:桑折は、福島市の北、伊達郡桑折町。奥州街道の宿場町であった。
羇旅辺土の行脚、捨身無常の観念:<きりょへんどのあんぎゃ、しゃしんむじょうのかんねん>と読む。名も無い片田舎を旅すること、何事も無常と心得て身を捨てる覚悟をいう 。
気力聊とり直し:<かきりょくいささかとりなおし>と読む。
路縦横に踏で:<みちじゅうおうにふんで>と読む。脇道などを歩いて、の意。
伊達の大木戸:福島県伊達郡国見町にあった伊達藩への関門 。その昔、藤原泰衡はここで源頼朝軍を迎え撃った。
(現代語譯)
その夜は飯塚に泊まった。温泉があるので入浴してから宿を探したのだが、見つかった宿は、土間に筵を敷いただけの薄汚い貧乏家。灯火もないので、囲炉裏のそばに寝床を取って寝る。夜になって雷雨がひどく、寝ているところに雨が漏れてくる。しかも、蚤や蚊にくわれて眠られない。持病さえおこって、その心細さといったらない。
短い夜もようやく明けたので再び旅立った。しかし、前夜の不眠がたたって気分は晴れない。馬を借りて桑折の駅まで出た。
前途に遥かな旅路をひかえて、このような病気は覚束ない。だが、辺境の地に一身を捨てた旅であり、すべては諸行無常、路上に死んでもそれは天命なのだと、気力いささかふりしぼって、縦横に曲がった細道を踏みしめ踏みしめ、伊達の大木戸を越えた。
(한국어역---곽대기 / 韓國語譯 : 郭大基)
그날 밤은 이이즈카에서 묵었다. 온천이 있어 온천욕을 한 후, 숙소를 구하였으나, 구한 숙소는 흙방에 거적을 깐 그저 허름한 집. 등불도 없어, 잠은 화로 곁에 잠자리를 잡아 잤다. 밤에 천둥 번개가 울리고, 잠자리에 비가 샜다. 게다가, 벼룩 모기에 물려 잠을 잘 수 없었다. 지병까지 도져, 심란함은 이루 말할 수 없을 지경이었다. 마침내 날이 밝아, 다시 기행길을 나섰다. 하지만, 간밤에 잠을 자지 못하였기에 기분은 엉망이었다. 말을 빌려 고리숙박역까지 나왔다. 갈 길이 많이 남았는데, 이런 병이 나서 불안하다. 하지만, 이번 기행은 애초부터 변방으로의 길, 무상한 속세를 벗어나 이 몸을 던져 길 위에서 죽더라도 이 또한 하늘의 뜻이로다. 이런 각오로 기력을 회복하여, 종횡으로 굽은 좁은 길을 한 걸음 또 한 걸음 밟으면서 마침내 다테번의 관문 오키도를 넘었다.
● 현대의 하이쿠(58) / 現代の俳句(58) ---韓國語譯(郭大基)
(1)清明や戦車がとおる男とおる *清明(季語:春)--山崎 聰『響焰』No662(2023.8)
청명 밭갈이 / 전차가 지나가고 / 사내가 가네
(2)春の星ささやくようにつぶやくように *春の星(季語:春)--山崎 聰『響焰』No662(2023.8)
봄 하늘의 별 / 속삭이는 듯하며 / 중얼거리듯
(3)もうすこし小さなこえで春の夜 *春の夜(季語:春)--山崎 聰『響焰』No662(2023.8)
조금 더 작은 / 목소리 어울리는 / 봄날의 이 밤
(4)西空に雷雲湧けりさあどうする *雷雲(季語:夏)--山崎 聰『響焰』No662(2023.8)
서족 하늘에 / 소나기구름 솟고 / 자, 어쩌지요
(5)この世なおもうすこしあり朴落葉 *朴落葉(季語:夏)--山崎 聰『響焰』No662(2023.8)
이 세상에서 / 이제 조금 남은 삶 / 이 후박 낙엽
(6)父の日の直立不動のちちであり *父の日(季語:夏)--米田規子『響焰』No662(2023.8)
아버지의 날 / 직립 부동의 자세 / 그대로이다
(7)若返ることの叶わぬ更衣 *更衣(季語:夏)--米田規子『響焰』No662(2023.8)
젊어지는 것 / 이룰 수 없는 사실 / 옷 갈아입기
(8)夏草や紙と鉛筆無力なる *夏草(季語:夏)--米田規子『響焰』No662(2023.8)
무성한 잡풀 / 종이와 연필조차 / 소용없구려
(9)思い出の半分以上夏の海 *夏の海(季語:夏)--米田規子『響焰』No662(2023.8)
소중한 추억 / 거의 절반 이상은 / 여름철 바다
(10)夕空青く夏の匂いのバスタオル *夏(季語:夏)--米田規子『響焰』No662(2023.8)
저녁 하늘 푸르고 / 여름 분위기 물씬 / 목욕용 수건
(11)掬われて夜の電車に乘る金魚 *金魚(季語:夏)--長谷川榮子『響焰』No662(2023.8)
건져 올려져 / 늦은 밤 전차 타고 / 가는 금붕어
(12)ふらここの後ろ大きな靴の跡 *ふらここ(季語:春)--峯尾文世『響焰』No662(2023.8)
봄날의 그네 / 뒤쪽에 난 커다란 /신발 자국들
(13)少年の孤獨はじまる金魚の死 *金魚(季語:夏)--中村克子『響焰』No662(2023.8)
소년의 고독 / 시작은 다름아닌 / 금붕어 죽음
(14)輕トラに太き根っこや植木市 *植木市(季語:春)--谷口愼也『俳句展望』No.199(R5,夏)
경차 트럭에 / 튼튼한 묘목 뿌리 / 정원수(나무) 시장
(15)死化粧を妹にほどこす秋の雨 *秋の雨(季語:秋)--村瀨佐智子『俳句展望』No.199(R5,夏)
마지막 화장 / 누이동생에게 해 / 밖은 가을비
(16)過疎となる村を焦がして蟬しぐれ *蟬しぐれ(季語:夏)--河村正浩
소멸 가속화 / 마을에 애가 타서 / 울어대는 매미 *全國俳誌協會제28회전국하이쿠콩클수일상(2022)
(17)み仏の見え出す梅雨の闇に馴れ *梅雨の闇(季語:夏)--蟇目良雨『春耕』No529(2023.8)
부처님 모습 / 보이기 시작하는 / 장마철 어둠
(18)さざ波は揺り籠なるか浮寝鳥 *浮寝鳥(季語:冬)--野村雅子『東京ふうが』72号(令和5年冬,新年號)
물 위에 뜬 채 / 잔물결 요람 삼아 / 잠든 겨울새
(19)皆違う字体の社名街薄暑 *薄暑(季語:夏)--児島春野『天爲』(2023.8)
모두 제각각 / 글자체 회사 간판 / 거리는 초하(初夏)
(20) First coolness
hard bread specialty shop
is busy - Miyoshi Makiko(Japan)『HI』No.159(R5. 5)
=> 찬 것이 으뜸(우선) / 얼음과자 빵집은 / 오늘도 분주 - 韓國語譯(郭大基)
▶「現代の短歌」(51)『INTRENATIONALTANKA』--國際タンカ協會
war
pandemic
fears
thou holy mountain
I in my wheelchair - Silva Trstenjak (Croatia) No.13(2023.5)
=> 잇단 전쟁들 / 팬더믹 길어지고 / 공포감 속에 /
성스러운 산이여 / 나는 휠체어 탄 채 - 韓國語譯(郭大基)
●일본인의경주하이쿠(30)/日本人における慶州の俳句(30):홍고 타미오(本鄕民男)-(2)
(봄의 여신은 / 노란 꽃들로 물든 / 여기가 한국)
(불에 그을린 / 까맣게 탄 소나무 / 싹을 틔우네) - 韓國語譯(郭大基)
2. 구회(句會) : 別添 별도 자료 --- 참석자 모두
「句會は自分の作品の發表の場と同時に, 選句を通して他の人から俳句を學ぶ場である。」(하이쿠 모임은 자기 자신의 작품 발표의 장임과 동시에 여러 작품 중에서 좋은 작품을 선정하는 과정을 통하여 다른 사람들로부터 하이쿠를 배우는 장이기도 하다) - 야마자키 사토시(山崎 聰)『響焰』No.639(2021.9) P.26
3. 한국의 정형시/시(79)~(80) : 韓國の定型詩/詩(79)~(80) 等
- <싸전다리> - 박 성 우 (시인, 2000년 중앙일보 신춘문예 등단, 1971~, 전북 정읍 출생)
- <스며드는 것> - 안 도 현(시인, 1981년 매일신문 등단, 1961~, 경북 예천 출생)
▶ <싸전다리> - 박 성 우
쌀 됫박이나 팔러 싸전에 왔다가 쌀은 못 팔고
그냥저냥 깨나 팔러 가는 게 한세상 건너는 법이라고,
오가는 이 없는 싸전다리 아래로 쌀뜨물같이
허연 달빛만 하냥 흐른다
야, 이놈아, 뭣이 그리 허망터냐? 출전: 시집 『가뜬한 잠』 창비, 2007
▶ <스며드는 것> - 안 도 현
꽃게가 간장 속에
반쯤 몸을 담그고 엎드려 있다
등판에 간장이 울컥울컥 쏟아질 때
꽃게는 뱃속의 알을 껴안으려고
꿈틀거리다가 더 낮게
더 바닥 쪽으로 웅크렸으리라
버둥거렸으리라 버둥거리다가
어찌할 수 없어서
살 속으로 스며드는 것을
한때의 어스름을
꽃게는 천천히 받아들였으리라
껍질이 먹먹해지기 전에
가만히 알들에게 말했으리라
저녁이야
불 끄고 잘 시간이야 출전: 시집 『간절하게 참 철없이』 창비, 2008
4. 신선 하이쿠 100선(43)~(45) / 新選 俳句100選(43)~(45) ---韓國語譯(郭大基)
(43)もぎたての白桃全國にて息す --季語:桃/白桃(秋)-호소미 아야코(細見綾子)
갓 딴 복숭아 / 백도 온 나라에서 / 인기 진행 중
(44)いなびかり北よりすれば北を見る --季語いなびかり:/稻妻(秋)-하시모토 다카코(橋本多佳子)
천둥 번개가 / 북쪽에서 친다면 / 북쪽 쳐다봐
(45)桐一葉日當たりながら落ちにけり --다카하마 교시(高濱虛子)
오동나무 잎 / 하나 햇살 받으며 / 땅으로 지네
▶년대별 2022년의 수확(도쿄,2023년판)(7) 60대 후반 / 年代別 /2022年の收穫-
『俳句年鑑』 (東京,2023年版)(7) 60代 後半
かんかん帽昭和通りを橫切れる - 加藤靜夫(S28, <鷹>)
쇼와거리를 / 맥고모자 쓰고서 / 가로지르네
早春の好きな木に來て抱きつくす - 中西夕紀(S28, <都市>)
이른 봄날에 / 좋아하는 나무에 / 안기는 아이
神事すみふたたび霧の山開 - 三村純也(S28, <山茶花>)
신사의 제사 / 끝내고 안개 속 다시 / 등산로 개방
水音の上に吊り橋春近し - 今井肖子(S29, <ホトトギス>)
물소리 졸졸 / 그 위에 출렁다리 / 가까이 온 봄
筍や大きく貰ひ小さく煮る - 今橋眞理子(S30, <ホトトギス>)
새로 난 죽순 / 큰 상태로 받아서 / 작게 삶아요
橋の名で居どころ告げる祭かな - 小池康生(S31, <銀化/奎>)
다리(교량)명으로 / 현재 위치 알리는 / 여름철 축제
朝顔を鉢ごと燃えるゴミに出す -島田牙城(S32, <里>)
나팔꽃 화분 / 타는 쓰레기 분류 / 통째 버리네
5. 기타/其他 : 협회 명칭 변경(2022.12): 國際俳句交流協會 => 國際俳句協會(HIA)
★(郭 大 基 / 2023年 8月 ) ■ 句會 -休- 日本語俳句, K-haiku ■
1. 翌朝の小枝の搖れや熱帶夜 *熱帶夜(季語:夏)
よくあさの こえだのゆれや ねったいや
다음 날 아침 / 작은 가지의 떨림 / 간밤 열대야
2. 歸省する子いつの間にか三人家族 *歸省(季語:夏)
きせいする こいつのまにか さんにんかぞく
집으로 오는 / 아들 어느 새인지 / 세 식구 가장
3. 地元ごと同じ夕空花火かな *花火(季語:夏)
じもとごと おなじゆうぞら はなびかな
각 지역마다 / 똑같은 저녁 하늘 / 불꽃놀이여
4. 別々に五人兄弟墓參り *墓參り(季語:秋)
べつべつに ごにんきょうだい はかまいり
각각 별도로 / 5형제 형편대로 / 산소 오가네
5. 夢の中朝霧ぬけて紫霞門 *朝霧(季語:秋)
ゆめのなか あさぎりぬけて ジャハムン
내 꿈속에서 / 아침 안개 벗어나 / 자하문 앞에
*紫霞門(ジャハムン):경주 불국사에는 다른 사찰에서 볼 수 없는 자하문(紫霞門)이 있다. 자하(紫霞)란 부처님의 몸에서 뿜어져 나오는 자색 광명이란 뜻. 이 문에 들어가면 세상의 모든 번뇌가 부처님의 자비 광명으로 깨끗이 씻기고, 눈앞에 부처님의 광명(극락,極樂) 세계가 열린다는 문이다.
6. 迎え火の蠟燭二本父母偲ぶ *迎え火(季語:秋)
むかえびの ろうそくにほん ふぼしのぶ
혼 길 밝히는 / 타는 양초 두 자루 / 부모님 회상
7. 眞二つに注文通り割る西瓜 *西瓜(季語:秋)
まふたつに ちゅうもんどおり わるすいか
딱 절반으로 / 모두의 주문대로 / 자르는 수박
8. 태풍 헤치고 / 사돈댁 문상 가네 / 왕복 열 시간 *태풍/臺風(季語:秋)
-한국현대정치-
9. 하루살이 떼 / 장기예약 추가요 / 좌우교도소 *하루살이/かげろう(季語:秋)
★첨부 : 오쿠노 호소미치『奧の細道』바쇼족적도(芭蕉足跡圖) --- 영상 및 별지
■ 메 모 ■
첫댓글 *비평적 자료 읽기를 기대합니다.