関東大震災から101年。廃墟と化した東京の街。朝鮮人虐殺につながった流言も【画像集】
9月1日は「防災の日」です。10万5000人超の死者・行方不明者を出した関東大震災の様子を写真で振り返ります。
ハフポスト日本版編集部
2024年09月01日 9時0分 JST
1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災から、2024年で101年となる。9月1日は、この震災にちなんで「防災の日」に定められている。
地震は午前11時58分に発生し、マグニチュード7.9と推定されている。南関東から東海に及ぶ広範な地域で被害が発生し、死者・行方不明者は10万5000人を超えた。
ちょうど昼食の支度で火を使用している時間帯と重なり、倒壊した家屋から次々と出火し、大火災に見舞われた。電気、水道、道路、鉄道などのライフラインにも甚大な被害が出た。
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また、震災直後には「朝鮮人が略奪や放火をした」「井戸に毒を入れた」などの根拠のない流言が広まり、それを信じた軍や警察、住民ら「自警団」が、日本で暮らす朝鮮人や中国人を暴行し殺害した。
内閣府中央防災会議の2008年の報告書では、虐殺の犠牲者は、震災による死者・行方不明者10万5000人のうち、1~数%にあたる数千人としている。例年、9月1日には東京都・墨田区の都立横網町公園で、朝鮮人犠牲者の追悼式典が行われる。
関東大震災の当時の様子を写真で振り返る。
関東大震災後の東京の街
Bettmann via Getty Images
関東大震災で火災に見舞われた東京・銀座
Bettmann via Getty Images
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飛行機から見た関東大震災で壊滅的な被害を受けた東京の焼け野原
Bettmann via Getty Images
関東大震災後の東京の街
Evans via Getty Images
瓦礫撤去の様子
Bettmann via Getty Images
公園を埋め尽くす関東大震災の被災者たち
Bettmann via Getty Images
関東大震災で残った廃墟の中でお風呂に入る赤ちゃん
Underwood Archives via Getty Images