2024-11-19연중 제33주간 화요일＜사람의 아들은 잃은 이들을 찾아 구원하러 왔다.＞

[박현주agnes]

<사람의 아들은 잃은 이들을 찾아 구원하러 왔다.>
✠ 하느님의 어린양 주 예수 그리스도 우리의 구원

그때에 1 예수님께서 예리코에 들어가시어 거리를 지나가고 계셨다.
2 마침 거기에 자캐오라는 사람이 있었는데, 그는 세관장이고 또 부자였다.
3 그는 예수님께서 어떠한 분이신지 보려고 애썼지만
군중에 가려 볼 수가 없었다. 키가 작았기 때문이다.
4 그래서 앞질러 달려가 돌무화과나무로 올라갔다.
그곳을 지나시는 예수님을 보려는 것이었다.
5 예수님께서 거기에 이르러 위를 쳐다보시며 그에게 이르셨다.
“자캐오야, 얼른 내려오너라. 오늘은 내가 네 집에 머물러야 하겠다.”
6 자캐오는 얼른 내려와 예수님을 기쁘게 맞아들였다.
7 그것을 보고 사람들은 모두
“저이가 죄인의 집에 들어가 묵는군.” 하고 투덜거렸다.
8 그러나 자캐오는 일어서서 주님께 말하였다.
“보십시오, 주님! 제 재산의 반을 가난한 이들에게 주겠습니다.
그리고 제가 다른 사람 것을 횡령하였다면 네 곱절로 갚겠습니다.”
9 그러자 예수님께서 그에게 이르셨다.
“오늘 이 집에 구원이 내렸다. 이 사람도 아브라함의 자손이기 때문이다.
10 사람의 아들은 잃은 이들을 찾아 구원하러 왔다.”
루카 19,1-10
연중 제33주간 화요일

자캐오 회개 사건은 아주 짧은 스토리지만 반전에 반전을 거듭하며 흥미진진하게 전개됩니다. 예수님께서 예루살렘으로 올라가시는 길에 예리코라는 도시를 들르셨습니다. 수많은 군중들이 그분의 동선을 뒤따르기도 하고 길가에 나와 있기도 했습니다.  

그런데 어느 순간 천천히 걸어가시던 예수님께서 큰 돌무화과 나무 앞에 딱 멈춰서셨습니다. 숨어있던 자캐오를 보신 것입니다. 당시 제가 예수님이었다면 어떻게 처신했을까, 생각해봤습니다.  

당시 자캐오는 예리코에서 무시 못할 존재였습니다. 죄인으로 소문난 사람이었지만, 지역 유지였습니다. 그런 자캐오가 돌무화과 나무 위에 올라가 몸을 숨기고 있었습니다. 그의 모습이 눈에 들어왔지만, 그의 체면을 살려주기 위해 아마도 그냥 모르는체 하고 지나갔을 것입니다.

그러나 예수님께서는 그냥 지나치지 않으시고 자캐오를 뚫어지게 바라보셨습니다. 예수님께서도 꽤나 짖궂은 분이시라는 생각이 들었습니다. 부끄럽고 송구스러웠던 나머지 애써 몸을 숨기고 있던 그였는데, 그러려니 하고 지나가셨으면 좋으련만, 굳이 멈춰서서 한참동안 그를 바라보신 것입니다.  

이윽고 예수님의 시선과 자캐오의 시선이 정면으로 마주쳤습니다. 그 순간 자캐오의 심정이 어떠했을 것인지는 불을 보듯이 뻔합니다. ‘도둑이 제발 저린다.’고 긴장감이 밀려와 숨이 멎을 것만 같았을 것입니다. ‘아니, 생면부지의 저분이 왜 내 앞에 서시는 거지? 왜 나를 빤히 바라보시는 거지? 저분은 전지전능하신 분이라는 데, 내 어두운 과거를 모두 알고 있을텐데, 오늘 이러다가 수많은 사람들 앞에서 공개적인 창피를 당하는 것은 아닐까?’

그런데 여기서 상황은 급반전됩니다. 자캐오의 걱정과는 달리 예수님께서는 언성을 높이지 않으십니다. 화를 내지도 않고 야단치지도 않습니다. 세상 다정하고 부드러운 음성으로 그의 이름을 부르십니다. “자캐오야, 얼른 내려오너라. 오늘은 내가 네 집에 머물러야 하겠다.”(루카 복음 19장 5절)

자캐오는 ‘존귀하신 분이 내 집에 머물겠다니, 이게 꿈이냐? 생시냐?’생각하며, 다람쥐처럼 조르르 나무 아래로 내려섰습니다. 한없이 따뜻하고 자상하신 예수님의 배려 앞에 자캐오의 눈에서는 쉼없이 감사와 기쁨의 눈물이 흘러내렸을 것입니다.  

크신 주님의 자비에 힘입어 어둡고 스산했던 자캐오의 겨울이 지나가고 따뜻하고 찬란한 봄날이 시작된 것입니다. 반전은 그 한번으로 끝나지 않습니다. 용광로보다 더 뜨거운 주님 사랑 앞에 수전노 자캐오는 자신도 모르게 지갑을 활짝 열어버립니다. “보십시오, 주님, 제 재산의 반을 가난한 이들에게 주겠습니다. 횡령한 것이 있다면 네 곱절로 갚겠습니다.”(루카 복음 19장 8절) 

그리고 이어지는 마지막 반전, 세상 사람들은 그의 구원 가능성을 0퍼센트로 봤는데, 주님께서는 그에게 100퍼센트 선포하십니다. “오늘 이 집에 구원이 내렸다.”(루카 복음 19장 9절) 

예리코는 해저 258ｍ에 건설된 지구상 가장 낮은 도시로 유명합니다. 서쪽 40㎞에 위치해 있는 예루살렘과 무려 1000ｍ 넘는 고도차를 보입니다.  

그런데 가장 높으신 예수님께서는 지구상 가장 낮은 도시에서 살아가던 가장 키 작은 사람, 가장 짙은 어둠 속에 살아가던 자캐오에게 내려오셨습니다. 그의 집에 머무르시며 그의 친구가 되어주셨습니다. 회개하는 그를 칭찬하시며 바로 그 자리에서 구원을 선포하셨습니다.

자캐오에게 베풀어진 즉각적인 구원의 선포, 그 비결은 무엇일까요? 자캐오는 열렬히 예수님을 뵙고 싶어했습니다. 그래서 돌무화과 나무 위로 올라가 간절히 기다렸습니다.

인간의 구원은 열렬히 바라보고, 간절히 기다리고, 진지하게 들음을 통해 다가옵니다. 혹시라도 지금 인생의 최저점(最低點)에 서 계십니까? 너무 슬퍼하지 마시기 바랍니다. 마음 크게 먹고 기다리시기 바랍니다. 머지않아 기적처럼 그분께서 내려오실 것입니다. 그 옛날 자캐오에게 하신 것과 똑같이 내 이름을 불러주시며, 내 손을 잡아 일으켜 세워주실 것입니다.（양승국 신부님 「가장 낮은 곳으로 내려오시는 주님」에서)
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빠다킹 신부 조명연 신부님 글 드립니다~~~

「인간관계를 생각해보세요.」​

명절 때가 되면 가게 앞에 또 마트에 가도 많은 과일 상자를 보게 됩니다. 그런데 커다란 과일 상자에는 과일 몇 개만 달랑 들어있는 것입니다. 과대포장이 아니냐고 누군가에게 말했더니, 의외의 말을 들을 수 있었습니다. 작은 상자에 다닥다닥 붙어 있으면 빨리 상한다는 것입니다. 좋은 과일이기 때문에 숨 쉴 공간을 만들어주기 위해 커다란 상자에 드문드문 담는다는 것입니다.

숨 쉴 공간이 있어야 한다는 말에 사람도 그런 공간이 필요하다고 생각되었습니다. 적당한 틈이 있어야 상처를 받지 않고 함께 살 수 있습니다.

철학자 디오게네스도 “사람을 대할 때는 불을 대하듯 해야 한다. 다가갈 때는 타지 않을 정도로 접근하고, 멀어질 때는 얼지 않을 만큼만 떨어져라.”라고 말했습니다. 이렇게 적당한 인간관계의 거리를 두어야 한다는 것입니다. 그런데 그 적당함을 찾을 수 있을까요?

＊＊＊＜잘 보낸 하루가 행복한 잠을 가져오듯이 잘 쓰인 인생은 행복한 죽음을 가져온다(레오나르도 다빈치)＞


연중 제33주간 화요일

”자케오야, 
어서 내려오너라.  
오늘은 내가 네 집에 머물러야 하겠다. ”
“오늘 이 집에 구원이 내렸다. 
사람의 아들은 잃은 이들을 찾아 구원하러 왔다.”
(루가 19,1-10)

 「ザアカイ、急いで降りて来なさい。
今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
「今日、救いがこの家を訪れた。
人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」
（ルカ19・1-10）

 “Zacchaeus, 
come down quickly,
for today I must stay at your house.”
“Today salvation has come to this house
and to save what was lost.”
（LK 19:1-10）


年間第33火曜日

”자케오야, 
"ｻﾞｹｵﾔ､
어서 내려오너라.  
ｵｿ ﾈﾘｮｵﾉﾗ｡
오늘은 내가 네 집에 머물러야 하겠다. ”
ｵﾇﾙﾝ ﾈｶﾞ ﾈ ｼﾞﾍﾞ ﾓﾑﾛﾔ ﾊｹﾞｯﾀ｡"
(루가 19,1-10)

「ザアカイ、急いで降りて来なさい。
자아카이 이소이데 오리테키나사이 
今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
쿄오와 제히 아나타노 이에니 토마리타이 
（ルカ19・1-10）

“Zacchaeus, 
come down quickly,
for today I must stay at your house.”
（LK 19:1-10）

Tuesday of the Thirty-third Week in Ordinary Time
LK 19:1-10
At that time Jesus came to Jericho and intended to pass through the town.
Now a man there named Zacchaeus,
who was a chief tax collector and also a wealthy man, 
was seeking to see who Jesus was;
but he could not see him because of the crowd,
for he was short in stature. 
So he ran ahead and climbed a sycamore tree in order to see Jesus,
who was about to pass that way.
When he reached the place, Jesus looked up and said, 
“Zacchaeus, come down quickly,
for today I must stay at your house.” 
And he came down quickly and received him with joy. 
When they saw this, they began to grumble, saying, 
“He has gone to stay at the house of a sinner.” 
But Zacchaeus stood there and said to the Lord,
“Behold, half of my possessions, Lord, I shall give to the poor,
and if I have extorted anything from anyone
I shall repay it four times over.”
And Jesus said to him,
“Today salvation has come to this house
because this man too is a descendant of Abraham. 
For the Son of Man has come to seek
and to save what was lost.”



２０２４－１１－１９「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第33火曜日です。
慈しみ深い主・イエス・キリストと天の門聖母マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
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ルカによる福音
<人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。>
そのとき、19・1イエスはエリコに入り、町を通っておられた。2そこにザアカイという人がいた。この人は徴税人の頭で、金持ちであった。3イエスがどんな人か見ようとしたが、背が低かったので、群衆に遮られて見ることができなかった。4それで、イエスを見るために、走って先回りし、いちじく桑の木に登った。そこを通り過ぎようとしておられたからである。5イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」6ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。7これを見た人たちは皆つぶやいた。「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。」8しかし、ザアカイは立ち上がって、主に言った。「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。また、だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します。」9イエスは言われた。「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。10人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」（ルカ19・1-10）
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サレジオ会のヤン・スングク神父様の黙想文「最も低いところに降りて来られる主！」です。

ザアカイの悔い改めの出来事はとても短い物語ですが、驚きの連続で興味深く展開します。イエス様がエルサレムに向かう途中、エリコという町に立ち寄りました。数多くの群衆が彼の動きを追ったり、道端に立っていました。

しかし、ある瞬間、ゆっくり歩いていたイエス様が大きなイチジク桑の木の前でピタリと止まりました。隠れていたザアカイを見たのです。当時私がイエス様だったなら、どう行動したでしょうかと考えました。

当時ザアカイはエリコで無視できない存在でした。罪人としてうわさされていましたが、地域の有力者でした。そのザアカイがイチジク桑の木に登り、身を隠していました。彼の姿が目に入ったものの、彼の面子を保つためにたぶん気にせずに通り過ぎたことでしょう。

しかし、イエス様はただ通り過ぎず、ザアカイをじっと見つめました。イエス様もなかなかに意地悪な方だと思いました。恥ずかしさと申し訳なさから身を隠していた彼でしたが、そのまま通り過ぎてくれればよかったのに、立ち止まってしばらく見つめ続けたのです。

やがて、イエス様の視線とザアカイの視線が正面から交わりました。その瞬間、ザアカイの気持ちがどれほどだったかは明らかです。「泥棒のように恥ずかしい」と緊張感が押し寄せ、息が止まりそうでした。「いや、面識のないあの方がなぜ私の前に立っているのか？なぜ私をじっと見ているのか？あの方は全知全能の方で、私の暗い過去を全部知っているはずなのに、今日は多くの人の前で公に恥をかかされるのではないか？」

しかしここで状況は急転します。ザアカイの心配とは裏腹に、イエス様は声を荒げることもなく、怒ることもありません。世界で最も優しく穏やかな声で彼の名前を呼びます。「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」（ルカ19・5）

ザアカイは「尊い方が私の家に泊まるなんて、これは夢なのか？現実なのか？」と思いながら、リスのようにすぐに木の下に降り立ちました。限りなく温かく、思いやりに満ちたイエス様の配慮の前で、ザアカイの目からは感謝と喜びの涙が流れ続けたことでしょう。

偉大な主の慈悲によって、暗く寂しかったザアカイの冬が過ぎ去り、温かく輝かしい春の日が始まりました。驚きはこれで終わりません。溶鉱炉よりも熱い主の愛の前で、守銭奴のザアカイは知らぬ間に財布を大きく開いてしまいます。「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。また、だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します。」（ルカ１9・8）

そして続く最後の驚き、世の人々は彼の救いの可能性を0パーセントと見ていましたが、主は彼に100パーセントを宣言されました。「今日、救いがこの家を訪れた。」（ルカ19・9）

エリコは、地球上で最も低い都市として有名で、海面下258メートルに建設されています。西に40キロの位置にあるエルサレムとの高度差はなんと1000メートルを超えています。

しかし、最も高いイエス様は地球上で最も低い都市に住む最も背の低い人、最も濃い暗闇の中で生きるザアカイのもとに降りてこられました。彼の家に滞在し、友達になってくださいました。悔い改める彼を称賛され、その場で救いを宣言されました。

ザアカイに与えられた即時の救いの宣言、その秘密は何でしょうか？ザアカイは熱心にイエス様に会いたいと願っていました。そのため、イチジク桑の木の上に登り、切に待っていたのです。

人間の救いは、熱心に見つめ、切に待ち、真剣に聞くことを通して近づいてきます。もし今、人生の最低点に立っているのなら、あまり悲しまないでください。心を大きく持ち、待っていてください。そうすれば、間もなく奇跡のように、その方が降りて来られるでしょう。かつてザアカイにされたように、あなたの名前を呼び、あなたの手を取って立ち上がらせてくださるでしょう。
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わたしたちがもっとも低いところ、もっとも謙遜であるときに出会うことができる主です。今日も謙遜に愛の実践ができ、イエス様に会えることができ、救われますように聖霊、きてください。