[정책] 알아선 안 되는, 세계의 "잔혹한 상식" 일본 미디어는 보도하지 않는, "정의로운 미국" 국가 해체 "맘대로"의 실태

[お持て成し]

알아선 안 되는, 세계의 "잔혹한 상식" 일본 미디어는 보도하지 않는, "정의로운 미국" 국가 해체 "맘대로"의 실태 / 7/31(수) / 현대 비즈니스

구미 세계에서 고조되는 팔레스타인인에의 동정――하마스의 이스라엘에의 기습 공격은, 견딜 수 없는 희생을 수반했지만 「정치적」으로 보면 성공이었다고 말할 수 있다. 하지만 그 대가는 크고, 이스라엘군의 무시무시한 반격에 의해서 가자 지구는 초토화되었다.

미국이 지금까지 해온 세계 각지에서의 군사 개입 정책은 특히 중동 국가들의 국가 붕괴를 초래해 무정부 상태와 혼란을 야기했다. 그래서, 지금은 「중동에서 가장 미움받고 있는 것은 미국」이라고 할 수 있는 상황이 되고 있다. 

하지만, 그러한 미움받는 자·미국의 중동에서의 영향력은 점차 약해지고 있다. 그런 상황에서 중동에서 새로운 전쟁이 벌어지고 말았다.

독일에 거주하는 베스트셀러 작가 카와구치 만에미 씨와 아오야마가쿠인대 교수 후쿠이 요시타카 씨가 하마스의 이스라엘 기습공격과 이에 대한 이스라엘의 엄청난 반격에 대해 이야기를 나눈다.

※ 본 기사는 '착한 일본인이 눈치채지 못하는 잔혹한 세계의 본심 -이민·난민으로 고통받는 유럽에서, 우러 전쟁, 하마스 기습까지」에서 일부를 발췌 편집한 것입니다.

◇ 세계 각지에서 혼란을 일으키는 것은 언제나 미국
 
- 후쿠이 요시타카(이하 후쿠이) 
미국은 전 세계에서 같은 일을 반복하고 있습니다.

특히 중남미에서는 하고 싶은 대로 하고 있어요. 1898년 미서 전쟁에서는 쿠바의 독립을 지원한다며 개전했는데 스페인을 몰아내고 나면 쿠바를 사실상 보호국으로 만듭니다. 그 상태는 피델 카스트로에게 쫓겨날 때까지 계속되었습니다.

1903년에는, 운하 건설을 둘러싸고 미국의 뜻에 따르지 않는 콜롬비아로부터, 파나마 공화국을 독립시켜, 파나마 운하를 건설했을 뿐만 아니라, 운하 양안 지대를 미영토로 했습니다. 1999년에 드디어 미국은 파나마에 운하 양안을 반환했습니다.

- 가와구치 만에미(이하 가와구치)
루더스의 말로는 2001년 9월 11일 911테러 이후 아프가니스탄, 이라크, 시리아, 리비아, 예멘에 이르기까지 미국의 군사개입 정책은 중동국가들의 국가 붕괴를 초래하고 무정부상태와 혼란을 초래했다. 그리고 이슬람 국가와 같은 테러 조직의 대두도 이 개입 정책과 인과 관계가 있다고 보고 있습니다.

그의 관점에서 다시 바라보면 지금의 국제 정세는 전혀 다른 풍경으로 보입니다.

이라크에 대해서도 매우 잘 알고 있으며, 이라크가 미국 때문에 혼란 상태가 된 이후 50만 명이나 되는 아이들이 무참히 죽어간 책임은 미국에 있다고 단언하고 있습니다. 그런데 보통 언론에서는 그런 의견이 잘 나오지 않는다.

- 후쿠이 
그 일은 정작 미국에서도 주류파가 아닌 좌익과 전통적 보수가 거론하며 자국 정부를 비판하고 있습니다. 미국 지도자의 비인도성을 보여주는 예가 1996년 5월 당시 유엔대사이자 국무장관이 된 매들린 올브라이트가 CBS 보도 프로그램 '60 Minutes'에 출연했을 때의 발언입니다.

그동안 대이라크 경제제재로 히로시마보다 많은 50만 명의 어린이가 죽었다고 알려진 올브라이트는 "어려운 선택이었지만 희생에 합당한 가치가 있었다고 생각한다(we think, the price is worth it)"고 단언했습니다.

이 발언에는 역시 큰 비판이 제기되었습니다. 올브라이트는 50만 명이라는 숫자에도 이의를 제기하지 않았습니다.

- 가와구치
그렇습니다, 항상 냉정한 루더스가 그 이야기를 할 때 분노로 몸을 떨게 된 것이 인상적이었습니다.

◇ 이스라엘에 'No'라고 한 최후의 대통령

- 후쿠이 
아랍 세계에서는 영불에 식민지로 지정된 역사가 있기 때문에 오랜 세월에 걸쳐 반영불 감정이 확산된 반면, 미국은 식민지 지배와는 무관하고 정치적 관여가 별로 없었기 때문에 반미 감정은 희박했습니다.

모사데크 추방 얼마 후 1956년에 '수에즈 동란'이라는 군사 분쟁이 있었습니다. 이집트의 가말 압둘=나세르 대통령이 수에즈 운하 국유화를 선언하고 이에 반대해 영·프랑스·이스라엘이 출병한 '제2차 중동전쟁' 혹은 '수에즈전쟁'이라고도 불리는 군사분쟁입니다.

이때 군사력 행사에 신중한 아이젠하워 대통령은 힘에 의한 현상 변경은 인정하지 않는다는 관점에서 사실상 소련과 함께 나세르 편에 서서 영불 그리고 이스라엘에 단호한 태도로 철병을 촉구합니다.

아이젠하워는 이스라엘에 분명히 '노'라고 말한 마지막 미국 대통령이라고 할 수 있을 것입니다. 아마도 이때가 아랍 세계의 미국에 대한 호감이 정점에 달한 시기입니다.

그러나, 모처럼 쌓아 올린 친미 감정을, 아이젠하워 이후의 미역대 정권이 무너뜨려 가, 지금은 중동에서 가장 미움을 받고 있는 것은 미국이라고 할 수 있는 상황이 되고 있습니다.

- 가와구치
힘에 맡기고 제멋대로 했기 때문에 자업자득이라고도 할 수 있습니다만, 미국은 지금은 미움을 받고 있을 뿐만 아니라 중동에서의 영향력도 약해지고 있기 때문에, 그 미국에 비호되고 있던 이스라엘로서는, 불편한 상황일 것입니다.

- 후쿠이
이라크가 국가로서 완전히 붕괴되고 리비아도 같은 운명을 맞으면서 중동의 혼란은 수습할 수 없는 상태가 되었지만, 이스라엘의 안전은 상대적으로 높아졌다고도 할 수 있습니다.

이스라엘 입장에서는 인구에서 자국을 압도하는 안정된 국민국가가 주변에 있는 것은 당장 무력충돌이 되지는 않더라도 잠재적 위협이니까요. 단, 최대의 적 이란은 남아 있습니다.

- 가와구치
앞서 이야기에 나온 '아브라함 합의'는 이미 2020년 8월에 맺어져 이스라엘은 UAE와 국교 정상화를 실현했습니다. 그리고 수단과 모로코도 그 뒤를 이었습니다.

게다가, 올해(2023)에 이르러, 이스라엘과 사우디의 국교 정상화라는, 절대로 불가능하다고 생각되었던 것이 중국의 중개로 성립. 이집트나 요르단은 이미 이스라엘과 국교가 있기 때문에, 이것은 이스라엘과 아랍 제국의 본격적인 해빙의 시작이라고 해도 좋을 획기적인 움직임입니다.

다만, 그렇게 되면 팔레스타인은 제쳐두고 홀대받을 가능성이 확실하기 때문에, 이번 하마스의 이스라엘 급습은 그 초조함에 사로잡힌 급진적인 행동이었던 것이 아닐까요.

- 후쿠이 
하마스는 당초, 이 정도로 중요해질 것이라고는 상정하지 않았다고도 알려져 있습니다. 이스라엘에서 인질을 납치해 이스라엘에서 억류된 팔레스타인인 탈환의 협상 재료로 삼는 것이 목적이었다는 것입니다.

이 설이 옳든 그르든 이번 기습의 대성공은 전 세계적으로 경외하는 이스라엘군과 정보기관 모사드의 위신을 크게 손상시켰습니다. 공격을 예측할 수 없었을 뿐만 아니라, 손쉽게 하마스의 침입을 허용했습니다.

당초 현지 부대는 거의 저항하지 못했고, 병사와 민간인에게 1000명이 조금 넘는 희생자가 발생했습니다. 면목을 잃은 이스라엘군의 반격은 엄청난 규모가 되었고, 가자 지구는 초토화되어 하마스의 공격에 의한 이스라엘인 희생자의 10배 이상의 희생자가 나오고 있습니다. 대부분이 어린이를 포함한 일반 민중입니다.

다만 그동안 이스라엘과의 대립으로 팔레스타인인이 희생되더라도 서구 주류 언론에서는 거의 다뤄지지 않았던 것이 이번 가자지구의 참상은 대대적으로 보도되고 있습니다.

따라서 아랍 국가뿐만 아니라 서구에서도 팔레스타인인들에게 동정이 확산되고 있으며, 결과적으로 하마스의 무모하다고 할 수 있는 공격은 참을 수 없는 희생을 수반했지만 정치적으로는 성공적이었다고 할 수도 있습니다.

 *
 ...계속되는 본 기사의 연재는 <일본인이 모르는, 세계의 '잔혹한 상식'…우크라이나, 젤렌스키 영웅설은 실은 '위험한 행위'라고 전문가가 지적하는 것>에서 시작해 주십시오.

 카와구치만에미, 후쿠이요시타카

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d4c5534e40e35514fb29d83715b7f2415ac83d?page=1

知ってはいけない、世界の《残酷な常識》日本メディアは報じない、”正義のアメリカ”国家解体「やりたい放題」の実態
7/31(水) 12:00配信


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現代ビジネス
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欧米世界で高まるパレスチナ人への同情――ハマスのイスラエルへの奇襲攻撃は、耐え難い犠牲を伴ったものの「政治的」に見れば成功だったともいえる。だがその代償は大きく、イスラエル軍の凄まじい反撃によってガザ地区は焦土と化した。

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アメリカがこれまで行ってきた世界各地での軍事介入政策は、特に中東諸国の国家崩壊をもたらし、無政府状態と混乱を引き起こした。それゆえ、今では「中東で一番嫌われているのはアメリカ」といえる状況となっている。

だが、そんな嫌われ者・アメリカの中東での影響力は次第に弱まってきている。そんな状況のなかで、中東で新たな戦争が起こってしまった。

ドイツ在住のベストセラー作家・川口マーン惠美氏と青山学院大学教授・福井義高氏が、「ハマスのイスラエル奇襲攻撃」とこれに対するイスラエルの凄まじい反撃について語り合う。

※本記事は、『優しい日本人が気づかない 残酷な世界の本音―移民・難民で苦しむ欧州から、宇露戦争、ハマス奇襲まで』より一部を抜粋編集したものです。

世界各地で混乱をまき起こすのは、いつもアメリカ
福井義高(以下福井):アメリカは世界中で同じようなことを繰り返しています。

特に中南米ではやりたい放題です。1898年の米西戦争ではキューバの独立を支援すると称して開戦したのに、スペインを追い出した後は、キューバを事実上、保護国にします。その状態はフィデル・カストロに追い出されるまで続きました。

1903年には、運河建設をめぐりアメリカの意に沿わないコロンビアから、パナマ共和国を独立させたうえで、パナマ運河を建設したのみならず、運河両岸地帯を米領土としました。1999年にやっとアメリカはパナマに運河両岸を返還しました。

川口マーン惠美(以下川口):リューダースに言わせれば、2001年9月11日の同時多発テロ以降、アフガニスタン、イラク、シリア、リビア、イエメンに至るまで、アメリカが行ってきた軍事介入政策は、中東諸国の国家の崩壊をもたらし、無政府状態と混乱を招いた。そして、イスラム国のようなテロ組織の台頭もこの介入政策と因果関係があるとみています。

彼の観点から眺め直せば、今の国際情勢はまったく違った風景に見えてきます。

イラクについても非常に詳しく、イラクがアメリカのせいで混乱状態になって以来、50万人もの子供たちが無惨にも死んでいった責任はアメリカにあると断言しています。ところが普通のメディアではそういう意見がなかなか出てこない。

福井:そのことは当のアメリカでも、主流派ではない左翼と伝統的保守が取り上げて、自国政府を批判しています。アメリカ指導者の非人道性を示す例が、1996年5月、当時国連大使で後に国務長官となるマデレーン・オルブライトがCBSの報道番組《60Minutes》に出演した際の発言です。

これまで対イラク経済制裁でヒロシマより多い50万人の子供が死んだとされていることを問われたオルブライトは、「難しい選択だったけれども、犠牲に見合う価値があったと思う(we think, the price is worth it)」と断言したのです。

この発言にはさすがに大きな批判が巻き起こりました。オルブライトは「50万人」という数字にも異議を唱えませんでした。

川口:そう、いつも冷静なリューダースが、その話のとき、怒りで身を震わせるようになったのが印象的でした。

イスラエルに「ノー」と言った最後の大統領
福井:アラブ世界では英仏に植民地とされた歴史があるので、長年にわたり反英仏感情が広がっていたのに対し、アメリカは植民地支配とは無縁で、政治的関わりがあまりなかったので、反米感情は希薄でした。

モサデク追放の少し後、1956年に「スエズ動乱」という軍事紛争がありました。エジプトのガマール・アブドゥル=ナセル大統領がスエズ運河国有化を宣言し、これに反対して英・仏・イスラエルが出兵した「第二次中東戦争」あるいは「スエズ戦争」とも言われる軍事紛争です。

このとき、軍事力行使に慎重なアイゼンハワー大統領は、力による現状変更は認めないという観点から、事実上、ソ連とともにナセル側に立ち、英仏そしてイスラエルに断固とした態度で撤兵を迫ります。

アイゼンハワーはイスラエルに明確に「ノー」と言った最後の米大統領といえるでしょう。おそらく、このときがアラブ世界のアメリカへの好感情が頂点に達した時期です。

しかし、せっかく築き上げた親米感情を、アイゼンハワー以降の米歴代政権が崩していき、今では中東で一番嫌われているのはアメリカといえる状況となっています。

川口:力に任せて勝手なことをしすぎたのですから、自業自得ともいえますが、アメリカは今では嫌われているだけでなく、中東での影響力も弱まってきていますから、そのアメリカに庇護されていたイスラエルとしては、不都合な状況でしょう。

福井:イラクが国家として完全に崩壊し、リビアも同様の運命をたどり、中東の混乱は収拾がつかない状態となったのですが、イスラエルの安全は相対的に高まったともいえます。

イスラエルからすれば、人口で自国を圧倒する安定した国民国家が周囲にあることは、ただちに武力衝突とはならないにしても、潜在的脅威ですから。ただし、最大の敵イランは残っています。

川口:先にも話に出ました「アブラハム合意」ですが、これはすでに2020年8月に結ばれて、イスラエルはUAEと国交正常化を実現しました。そして、スーダンとモロッコもこれに続きました。

しかも、今年(2023)になって、イスラエルとサウジの国交正常化という、絶対に不可能だと思われていたことが中国の仲介で成立。エジプトやヨルダンは、すでにイスラエルと国交がありますから、これはイスラエルとアラブ諸国の本格的な雪解けの始まりといってもよい画期的な動きです。

ただ、そうなると、パレスチナは置いてきぼりにされる可能性が確実ですので、今回のハマスのイスラエル急襲は、その焦りに突き動かされた急進的な行動だったのではないでしょうか。

福井:ハマスは当初、これほどの大事になるとは想定していなかったとも言われています。イスラエルから人質を連れ去り、イスラエルで拘束されているパレスチナ人奪還の交渉材料にするのが目的だったというのです。

この説が正しいかどうかはともかく、今回の奇襲の大成功は、世界中で畏怖されているイスラエル軍と情報機関モサドの威信を大きく傷つけました。攻撃を予測できなかったばかりか、やすやすとハマスの侵入を許しました。

当初、現地部隊はほとんど抵抗できず、兵士と民間人に1000人強の犠牲者が出ました。面目をつぶされたイスラエル軍による反撃はすさまじいスケールのものとなり、カザ地区は焦土と化し、ハマスの攻撃によるイスラエル人犠牲者の10倍以上の犠牲者が出ています。ほとんどが子供を含む一般民衆です。

ただし、これまでイスラエルとの対立でパレスチナ人が犠牲になっても、欧米主流メディアではほとんど取り上げられなかったのが、今回のガザ地区の惨状は大々的に報道されています。

そのため、アラブ諸国だけでなく、欧米でもパレスチナ人に同情が広がっており、結果的にハマスの無謀ともいえる攻撃は、耐え難い犠牲を伴ったものの、政治的には成功だったということもできます。

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…引きつづき本記事の連載は<日本人が知らない、世界の《残酷な常識》…ウクライナ、ゼレンスキー英雄説はじつは「危ない行為」と専門家が指摘するワケ>からどうぞ。

川口 マーン 惠美、福井 義高