2025-02-07연중 제4주간 금요일＜내가 목을 벤 그 요한이 되살아났구나.＞

[박현주agnes]

<내가 목을 벤 그 요한이 되살아났구나.>

그때에 14 예수님의 이름이 널리 알려져
마침내 헤로데 임금도 소문을 듣게 되었다.
사람들은 “세례자 요한이 죽은 이들 가운데에서 되살아난 것이다.
그러니 그에게서 그런 기적의 힘이 일어나지.” 하고 말하였다.
15 그러나 어떤 이들은 “그는 엘리야다.” 하는가 하면,
또 어떤 이들은 “옛 예언자들과 같은 예언자다.” 하였다.
16 헤로데는 이러한 소문을 듣고,
“내가 목을 벤 그 요한이 되살아났구나.” 하고 말하였다.
17 이 헤로데는 사람을 보내어 요한을 붙잡아 감옥에 묶어 둔 일이 있었다.
그의 동생 필리포스의 아내 헤로디아 때문이었는데,
헤로데가 이 여자와 혼인하였던 것이다.
18 그래서 요한은 헤로데에게,
“동생의 아내를 차지하는 것은 옳지 않습니다.” 하고 여러 차례 말하였다.
19 헤로디아는 요한에게 앙심을 품고 그를 죽이려고 하였으나
뜻을 이루지 못하였다.
20 헤로데가 요한을 의롭고 거룩한 사람으로 알고
그를 두려워하며 보호해 주었을 뿐만 아니라,
그의 말을 들을 때에 몹시 당황해하면서도 기꺼이 듣곤 하였기 때문이다.
21 그런데 좋은 기회가 왔다.
헤로데가 자기 생일에
고관들과 무관들과 갈릴래아의 유지들을 청하여 잔치를 베풀었다.
22 그 자리에 헤로디아의 딸이 들어가 춤을 추어,
헤로데와 그의 손님들을 즐겁게 하였다.
그래서 임금은 그 소녀에게,
“무엇이든 원하는 것을 나에게 청하여라. 너에게 주겠다.”
하고 말할 뿐만 아니라,
23 “네가 청하는 것은 무엇이든,
내 왕국의 절반이라도 너에게 주겠다.” 하고 굳게 맹세까지 하였다.
24 소녀가 나가서 자기 어머니에게 “무엇을 청할까요?” 하자,
그 여자는 “세례자 요한의 머리를 요구하여라.” 하고 일렀다.
25 소녀는 곧 서둘러 임금에게 가서,
“당장 세례자 요한의 머리를 쟁반에 담아
저에게 주시기를 바랍니다.” 하고 청하였다.
26 임금은 몹시 괴로웠지만, 맹세까지 하였고 또 손님들 앞이라
그의 청을 물리치고 싶지 않았다.
27 그래서 임금은 곧 경비병을 보내며,
요한의 머리를 가져오라고 명령하였다.
경비병이 물러가 감옥에서 요한의 목을 베어,
28 머리를 쟁반에 담아다가 소녀에게 주자,
소녀는 그것을 자기 어머니에게 주었다.
29 그 뒤에 요한의 제자들이 소문을 듣고 가서,
그의 주검을 거두어 무덤에 모셨다.
마르코 6,14-29
연중 제4주간 금요일

오늘 복음은 헤로데의 폭력으로 세례자 요한이 죽게 된 이야기입니다. 

헤로데 임금이 동생의 아내 곧 제수인 헤로디아와 혼인하자, 세례자 요한이 이를 두고 여러 차례 잘못된 행실이라고 경고하였습니다. 
헤로데는 그 말에 불편해하면서도 세례자 요한이 군중에게 많은 지지를 받고 있었기 때문에 어찌할 수 없었습니다. 

그러다가 자신의 생일잔치에서 적절한 기회가 닿아 세례자 요한을 죽이고 맙니다.폭력을 행사하는 사람은 항상 그럴 수밖에 없었다고 항변을 하기 마련입니다. 

헤로데에게도 그럴 만한 나름의 타당한 이유가 있었습니다. 
대중의 지지를 받는 세례자 요한이 자신을 자꾸 비방하고 나서면 국가 분열이 일어나 안정된 정치를 할 수가 없으니 어쩔 수 없는 것 아니냐고 항변할 수 있습니다. 
더구나 국가의 요직에 있는 사람들이 참석한 생일잔치에서 약속을 어기기라도 하면, 자신의 권위가 실추되어 국정을 운영하는 데에 차질이 생길 것이라고 여겼을 것입니다. 

그러나 이 모든 이유가 한 사람을 죽이는 것을 정당화하지는 않습니다.폭력을 당한 사람은 신음 소리를 낼 수밖에 없습니다. 
그리고 하느님께서는 언제나 그들의 소리를 듣고 계십니다. 

오늘 세례자 요한의 목이 잘릴 때 그가 외쳤던 비명도 하느님께서는 가슴 아프게 들으셨을 것입니다. 
그리고 그것을 모른 체하시지 않으십니다. 
이를 보여 주는 것이 바로 십자가입니다. 

예수님께서 유다인들의 폭력 때문에 십자가에서 돌아가심으로써 하느님께서는 폭행을 당하는 사람들의 편에 서셨고, 그 폭력의 악을 폭로하셨습니다. 

이러한 예수님을 믿고 따르는 우리가 폭력을 행사한다면 그것은 그리스도의 가르침을 명시적으로 거스르는 행위입니다. 
그리고 우리 스스로 헤로데가 되는 것입니다. 
(매일미사 「오늘의 묵상」에서)
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
조명연 신부님 글 드립니다.

｢실패를 받아들입시다.｣

어릴 때부터 내성적이고 수줍음이 많아 대인공포증이 심하고, 특히 여성에 대한 대인불안이 심했던 19세의 남자 대학생이 어느 날 한 달 안에 100명의 여성에게 데이트 신청을 하는 모험 시도 프로젝트에 참여했습니다. 겨우겨우 어렵게 여자들에게 말을 걸었지만 100명 중 단 한 명의 여학생만이 데이트에 응하겠다고 대답했습니다. 하지만 그 한 명조차도 약속 장소에 나타나지 않은 것입니다. 어떨까요? 이 남학생의 프로젝트는 성공한 것일까요? 

외관상으로는 100퍼센트 실패라고 말할 수 있겠지만, 이 남학생은 크게 성공했다고 자부했습니다. 왜냐하면 이 경험을 통해 대인공포증에서 벗어날 수 있었을 뿐만 아니라, 훗날 직면치료를 통한 수줍음 극복 프로그램을 개발하고 대중 강연의 명강사가 되었기 때문입니다. 그는 미국 심리학회에서 가장 영향력 있는 심리학자로 선정되기도 한 ‘앨버트 엘리스’ 박사입니다. 

실패를 받아들일 수 있어야 합니다. 실패를 받아들일 때, 실패에 대한 두려움이 줄어들기 때문입니다. 또한 새로운 가능성을 찾을 수 있기 때문에 다양한 해결책을 찾아낼 수 있기 때문입니다.

실패를 받아들이는 것은 ‘이러저러할 것이다’라는 상식과 고정관념에서 벗어나는 것입니다. 그리고 그때 새로운 ‘나’, 가능성이 무궁무진한 ‘나’를 발견할 수 있을 것이며, 이를 통해서 새로운 삶을 나의 것으로 만들 수 있을 것입니다.  

＊＊＊＊＜진정한 발견은 새로운 땅을 찾는 것이 아니라 새로운 눈으로 보는 것이다(마르셀 프루스트)＞


연중 제4주간 금요일

예수님의 이름이 널리 알려져
마침내 헤로데 임금도 소문을 듣게 되었다.
사람들은 “세례자 요한이 죽은 이들 가운데에서 
되살아난 것이다.
그러니 그에게서 그런 기적의 힘이 일어나지.”
 하고 말하였다.
그러나 어떤 이들은 “그는 엘리야다.” 하는가 하면,
또 어떤 이들은 “옛 예언자들과 같은 예언자다.” 하였다.
헤로데는 이러한 소문을 듣고,
“내가 목을 벤 그 요한이 되살아났구나.” 하고 말하였다.
(마르6,14-29)

イエスの名が知れ渡ったので、
ヘロデ王の耳にも入った。
人々は言っていた。
「洗礼者ヨハネが死者の中から生き返ったのだ。
だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」
そのほかにも、「彼はエリヤだ」と言う人もいれば、
「昔の預言者のような預言者だ」と言う人もいた。
ところが、ヘロデはこれを聞いて、
「わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ」と言った。
(マルコ6・14-29)

King Herod heard about Jesus,
for his fame had become widespread,
and people were saying,
“John the Baptist has been raised from the dead;
that is why mighty powers are at work in him.”
Others were saying, “He is Elijah”;
still others, “He is a prophet like any of the prophets.”
But when Herod learned of it, he said,
“It is John whom I beheaded. He has been raised up.”
（Mk 6:14-29）

年間第4金曜日

예수님의 이름이 널리 알려져
마침내 헤로데 임금도 소문을 듣게 되었다.
사람들은 “세례자 요한이 죽은 이들 가운데에서
ｻﾗﾑﾄﾞﾙﾝ " ｾﾚｻﾞ ﾖﾊﾆ ﾁｭｸﾞﾝ ｲﾄﾞﾙ ｶｳﾝﾃﾞｴｿ
되살아난 것이다.
ﾃﾞｻﾗﾅﾝ ｺｼﾀﾞ｡
그러니 그에게서 그런 기적의 힘이 일어나지.”
ｸﾛﾆ ｸｴｹﾞｿ ｸﾛﾝ ｷｼﾞｮｹﾞ ﾋﾐ ｲﾛﾅｼﾞ｡"
 하고 말하였다.
그러나 어떤 이들은 “그는 엘리야다.” 하는가 하면,
또 어떤 이들은 “옛 예언자들과 같은 예언자다.” 하였다.
헤로데는 이러한 소문을 듣고,
“내가 목을 벤 그 요한이 되살아났구나.” 하고 말하였다.
"ﾈｶﾞ ﾓｸﾞﾙ ﾍﾞﾝ ｸ ﾖﾊﾝｲ ﾃﾞｻﾗﾅｯｸﾅ｡"
(마르6,14-29)

イエスの名が知れ渡ったので、
ヘロデ王の耳にも入った。
人々は言っていた。
「洗礼者ヨハネが死者の中から生き返ったのだ。
센레에샤 요하네가 시샤노 나카카라 이키카엣타노다 
だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」
 다카라 키세키오 오코나우 치카라가 카레니 하타라이테이루 
そのほかにも、「彼はエリヤだ」と言う人もいれば、
「昔の預言者のような預言者だ」と言う人もいた。
ところが、ヘロデはこれを聞いて、
 토코로가 헤로데와 코레오 키이테
「わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ」と言った。
와타시가 쿠비오 하네타 아노 요하네가 이키카엣타노다 토 잇타
(マルコ6・14-29)

King Herod heard about Jesus,
for his fame had become widespread,
and people were saying,
“John the Baptist has been raised from the dead;
that is why mighty powers are at work in him.”
Others were saying, “He is Elijah”;
still others, “He is a prophet like any of the prophets.”
But when Herod learned of it, he said,
“It is John whom I beheaded. He has been raised up.”
（Mk 6:14-29）


Friday of the Fourth Week in Ordinary Time
Mark 6:14-29
King Herod heard about Jesus, for his fame had become widespread,
and people were saying,
"John the Baptist has been raised from the dead;
That is why mighty powers are at work in him."
Others were saying, "He is Elijah";
still others, "He is a prophet like any of the prophets."
But when Herod learned of it, he said,
"It is John whom I beheaded. He has been raised up."

Herod was the one who had John arrested and bound in prison
on account of Herodias,
the wife of his brother Philip, whom he had married.
John had said to Herod,
"It is not lawful for you to have your brother's wife."
Herodias harbored a grudge against him
and wanted to kill him but was unable to do so.
Herod feared John, knowing him to be a righteous and holy man,
and kept him in custody.
When he heard him speak he was very much perplexed,
yet he liked to listen to him.
Herodias had an opportunity one day when Herod, on his birthday,
gave a banquet for his courtiers, his military officers,
and the leading men of Galilee.
His own daughter came in and performed a dance
that delighted Herod and his guests.
The king said to the girl,
"Ask of me whatever you wish and I will grant it to you."
He even swore many things to her,
"I will grant you whatever you ask of me,
even to half of my kingdom."

She went out and said to her mother,
"What shall I ask for?"
Her mother replied, "The head of John the Baptist."
The girl hurried back to the king's presence and made her request,
"I want you to give me at once on a platter
the head of John the Baptist."
The king was deeply distressed,
but because of his oaths and the guests
he did not wish to break his word to her.
So he promptly dispatched an executioner
with orders to bring back his head.
He went off and beheaded him in the prison.
He brought in the head on a platter
and gave it to the girl.
The girl in turn gave it to her mother.
When his disciples heard about it,
they came and took his body and laid it in a tomb.

２０２５－０２－０７「わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神を造られた。
今日は年間第4金曜日です。
神性の充ち満てるイエズスの聖心といつくしみ深い乙女聖マリア、そして諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようにお祈りします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
マルコによる福音
<わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ>
そのとき、6・14イエスの名が知れ渡ったので、ヘロデ王の耳にも入った。人々は言っていた。「洗礼者ヨハネが死者の中から生き返ったのだ。だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」15そのほかにも、「彼はエリヤだ」と言う人もいれば、「昔の預言者のような預言者だ」と言う人もいた。16ところが、ヘロデはこれを聞いて、「わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ」と言った。17実は、ヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアと結婚しており、そのことで人をやってヨハネを捕らえさせ、牢につないでいた。18ヨハネが、「自分の兄弟の妻と結婚することは、律法で許されていない」とヘロデに言ったからである。19そこで、ヘロディアはヨハネを恨み、彼を殺そうと思っていたが、できないでいた。20なぜなら、ヘロデが、ヨハネは正しい聖なる人であることを知って、彼を恐れ、保護し、また、その教えを聞いて非常に当惑しながらも、なお喜んで耳を傾けていたからである。21ところが、良い機会が訪れた。ヘロデが、自分の誕生日の祝いに高官や将校、ガリラヤの有力者などを招いて宴会を催すと、22ヘロディアの娘が入って来て踊りをおどり、ヘロデとその客を喜ばせた。そこで、王は少女に、「欲しいものがあれば何でも言いなさい。お前にやろう」と言い、23更に、「お前が願うなら、この国の半分でもやろう」と固く誓ったのである。24少女が座を外して、母親に、「何を願いましょうか」と言うと、母親は、「洗礼者ヨハネの首を」と言った。25早速、少女は大急ぎで王のところに行き、「今すぐに洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、いただきとうございます」と願った。26王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。27そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。衛兵は出て行き、牢の中でヨハネの首をはね、28盆に載せて持って来て少女に渡し、少女はそれを母親に渡した。29ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。(マルコ6・14-29)
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毎日のミサの「今日の黙想」です。

今日の福音は、ヘロデの暴力によって洗礼者ヨハネが命を落とした物語です。

ヘロデ王が弟の妻、すなわち義妹であるヘロディアと結婚すると、洗礼者ヨハネは何度もそれが誤った行いであると警告しました。
ヘロデはその言葉に不快感を抱きつつも、洗礼者ヨハネが民衆から強い支持を受けていたため、どうすることもできませんでした。
しかし、自身の誕生日の宴で好機が訪れ、ついに洗礼者ヨハネを殺してしまいます。

暴力を振るう者は、常に「仕方がなかった」と弁明するものです。
ヘロデにも彼なりの理由がありました。
大衆の支持を受ける洗礼者ヨハネが自分を非難し続ければ、国家の分裂が起こり、安定した政治を行うことができなくなると主張できるかもしれません。
さらに、国家の要職にある人々が集まる誕生日の宴で、約束を破れば、自らの権威が失墜し、国政の運営に支障をきたすと考えたでしょう。

しかし、どのような理由があろうとも、一人の人間を殺すことは正当化されません。
暴力を受ける者は、苦しみの呻き声を上げるしかありません。
そして、神は常にその声を聞いておられます。
今日、洗礼者ヨハネの首がはねられた時、彼が上げた悲痛な叫びも、神は深い悲しみとともに聞かれたことでしょう。
そして、決してそれを見過ごされることはありません。

そのことを示すのが、まさに十字架です。
イエス様は、ユダヤ人たちの暴力によって十字架につけられました。
これによって神は、暴力を受ける者たちの側に立たれ、その暴力の悪を明らかにされました。
このようなイエス様を信じ、従う私たちがもし暴力を振るうならば、それはキリストの教えに明確に反する行為となります。
そして私たちは、自らヘロデになってしまうのです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
毎日の福音からイエス様の教えを学び、小さな言葉の暴力も行わない天国の幸せを造ることができますように聖霊、きてください。