2025-03-05재의 수요일＜숨은 일도 보시는 네 아버지께서 너에게 갚아 주실 것이다.＞

[박현주agnes]

<숨은 일도 보시는 네 아버지께서 너에게 갚아 주실 것이다.> 

그때에 예수님께서 제자들에게 말씀하셨다.
1 “너희는 사람들에게 보이려고
그들 앞에서 의로운 일을 하지 않도록 조심하여라.
그러지 않으면 하늘에 계신 너희 아버지에게서 상을 받지 못한다.
2 그러므로 네가 자선을 베풀 때에는,
위선자들이 사람들에게 칭찬을 받으려고 회당과 거리에서 하듯이,
스스로 나팔을 불지 마라. 내가 진실로 너희에게 말한다.
그들은 자기들이 받을 상을 이미 받았다.
3 네가 자선을 베풀 때에는 오른손이 하는 일을 왼손이 모르게 하여라.
4 그렇게 하여 네 자선을 숨겨 두어라.
그러면 숨은 일도 보시는 네 아버지께서 너에게 갚아 주실 것이다.
5 너희는 기도할 때에 위선자들처럼 해서는 안 된다.
그들은 사람들에게 드러내 보이려고
회당과 한길 모퉁이에 서서 기도하기를 좋아한다.
내가 진실로 너희에게 말한다.
그들은 자기들이 받을 상을 이미 받았다.
6 너는 기도할 때 골방에 들어가 문을 닫은 다음,
숨어 계신 네 아버지께 기도하여라.
그러면 숨은 일도 보시는 네 아버지께서 너에게 갚아 주실 것이다.
16 너희는 단식할 때에 위선자들처럼 침통한 표정을 짓지 마라.
그들은 단식한다는 것을 사람들에게 드러내 보이려고 얼굴을 찌푸린다.
내가 진실로 너희에게 말한다.
그들은 자기들이 받을 상을 이미 받았다.
17 너는 단식할 때 머리에 기름을 바르고 얼굴을 씻어라.
18 그리하여 네가 단식한다는 것을 사람들에게 드러내 보이지 말고,
숨어 계신 네 아버지께 보여라.
그러면 숨은 일도 보시는 네 아버지께서 너에게 갚아 주실 것이다.”
재의 수요일
 마태오 6,1-6.16-18

＊＊＊＊＊＊‘재의 수요일’은 사순 시기를 시작하는 날이다. 교회가 이날 참회의 상징으로 재를 축복하여 신자들의 머리에 얹는 예식을 거행하는 데에서 ‘재의 수요일’이라는 명칭이 생겨났다. 이 재의 예식에서는 지난해 ‘주님 수난 성지 주일’에 축복한 나뭇가지를 태워 만든 재를 신자들의 이마나 머리에 얹음으로써, ‘사람은 흙에서 왔고 다시 흙으로 돌아간다.’(창세 3,19 참조)라는 가르침을 깨닫게 해 준다. 재의 수요일에는 단식재와 금육재를 함께 지킨다.（오늘의 전례에서)
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부활의 기쁨을 준비하는 사순절입니다. 사순이라는 말은 40일이라는 뜻입니다. 성경에서 40이라는 숫자는 중대한 사건을 두고 그를 준비하는 기간을 상징합니다. 모세는 십계명을 받기 전 40일간 재를 지켰고, 엘리야도 호렙산에 갈 때 천사가 주는 음식만 먹으며 40일을 걸었으며, 예수님께서도 공생활 전 40일 동안 단식과 기도를 하셨습니다. 그래서 그리스도인에게 가장 중요한 사건인 부활을 제대로 준비하기 위해 40일간의 기간을 정하여 기도와 희생으로 재를 지키는 것입니다. 

믿는 이들에게 부활의 영광이 없다면 그 믿음은 헛된 것일 수밖에 없습니다. 그러나 주님께서 몸소 죽음을 이기시고 다시 살아나셔서 우리에게 부활의 희망을 안겨주셨습니다. 따라서 부활의 기쁨이 큰 만큼 거기에 걸 맞는 준비가 필요합니다. 오늘 복음은 그것을 자선과 기도, 단식으로 제시하고 있습니다. 

단식은 자신에 대한 절제와 극기의 상징입니다. 그냥 음식을 먹지 않는 것이 아니라 기도의 한 부분입니다. 단식을 함으로써 예수님께서 광야에서 겪으신 배고픔의 의미를 깨닫게 되고 그 순간부터 배고픈 이들, 가난한 이들에 대한 애정을 느끼며 온 정성을 다하여 그들을 돕는 계기를 마련하게 됩니다. 내가 허기져봐야 굶주린 이들의 마음을 헤아릴 수 있게 됩니다.

기도는 내 삶의 뿌리가 무엇인지를 알게 합니다. 우리는 기도를 함으로써 하느님과 통교하게 됩니다. 마치 전등이 발전기와 연결됨으로써 빛을 발하듯 기도는 우리를 하느님과 연결시켜 줍니다(구엔 반 투안 대주교). “기도는 심장과 심장의 만남입니다.” 사실 기도는 사람들이 들으라고 하는 것이 아니라 하느님께 드리는 것입니다. 하느님의 뜻을 헤아리는 것입니다. 따라서 하느님 안에 살려면 호흡을 하듯이 기도해야 합니다. 왜 호흡을 해야 합니까? 하지 않으면 이미 죽은 것입니다. 마찬가지로 그리스도인이 기도하지 않으면 이미 신앙인이 아닙니다. 그러므로 기도해야 합니다. 그리고 기도는 사랑으로 가득 차 있을수록 그만큼 더 가치가 있습니다(샤를 드 푸코).

자선은 단식과 기도의 자연스런 결과입니다. 기도의 열매는 사랑을 구체적으로 실천하는 것입니다. 그러므로 베풀어야 합니다. 자선을 베푸는 사람은 마지못해 억지로 하는 것이 아니라 기쁜 마음으로 해야 하고 또 민첩하게 해야 합니다. 오른손이 하는 일을 왼손이 모르게! 누가 보든 그렇지 않든 자선은 지극히 높으신 하느님께 바치는 좋은 예물입니다. “자선으로 씨를 뿌리면 열매는 천국에서 넘치도록 얻게 될 것”입니다. 그러므로 주저함이 없이 베푸십시오. 주님께서는 “숨은 일도 보시는 네 아버지께서 너에게 갚아주실 것이다.” 하고 약속해 주셨습니다.

기도와 단식, 그리고 자선은 서로를 보완해 주고 있습니다. 어느 하나가 빠지면 다른 것이 불완전 해 집니다. 그러므로 어느 것 하나 소홀히 해서는 안되겠습니다. 생각해 보십시오. 오늘 재의 수요일을 맞으면서 기도하고 단식을 지켰는가? 그렇게 하셨다면 그 희생을 무엇을 위해 사용하려고 마음먹었는가? 사실 아침을 굶고 나니 배가 고파요. 그래서 점심을 평소보다 더 많이 잡수셨어요. 그렇게 한다면 알맹이가 빠진 것이지요. 평소에는 굶어도 굶었다는 생각도 없이 지나치는데 사순절이 되면 유난히 배가 고파 옵니다. 합동 판공성사에 다니다 보면 알게 모르게 살이 올라요. 가는 곳마다 오랜만에 오신 신부님 대접한다고 고기에, 회에 넘치도록 챙겨주시거든요. 마음을 먹고 무엇인가 하려고 할 때 유혹의 빌미는 항상 생기게 마련입니다. 핑계거리는 늘 있습니다.

기도도 마찬가지입니다. 바빠서 기도할 시간이 없다고 해요. 그러면서 하루세끼 식사는 꼭 챙겨 드시려고 하거든요. 오히려 너무 바빠서 기도해야 합니다. 주님의 뜻에 어긋나지 않도록, 바빠서 제 길을 걷지 못하는 일이 생기지 않도록 기도해야 합니다. 기도는 내 뜻을 이루는 것이 아니라 주님의 뜻을 이루는 것이 핵심입니다.

그리고 자선은 베풀면 베풀수록 줄 수 있는 능력이 생긴다는 것을 믿어야 합니다. 처음에는 아쉽고 아까운 생각이 들지도 모르겠습니다. 그러나 하시면 하실수록 기뻐하게 될 것입니다. 돈을 많이 벌어서 나중에 한꺼번에 좋은 일을 하겠다고 하시는 분은 평생 아무 일도 못하게 될 것입니다. 그러니 지금 일상생활의 작은 일에서부터 기회를 놓치지 않기를 바랍니다. 

사순절을 맞이하여 외적인 기도와 단식, 자선에 앞서 마음의 단식과 자선, 그리고 기도에도 소홀함이 없기를 바라며 하루하루를 은혜로운 때, 구원의 날이 되기를 기원합니다. '미루지 않는 사랑'을 희망하며 사랑에 사랑을 더하여 사랑합니다. (반영억 신부님 「기쁨을 준비하라」에서)
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조명연 신부님 글 드립니다~~~

「쫀쫀하게 살지 맙시다.」

어떤 연구팀에서 이러한 연구를 했습니다. 

한 마리의 코끼리에게는 맛있는 포도를 주고, 또 다른 한 마리 코끼리에게는 별 맛을 느끼기 힘든 오이를 준 것입니다. 그러자 오이를 받은 코끼리가 크게 화를 내더라는 것입니다. 그래서 연구팀은 어떻게 했을까요? 연구팀의 한 가지 행동으로 화를 내던 코끼리는 화를 멈추고 다시 사이가 아주 좋아졌다고 하네요. 그 방법은 맛있는 포도를 먹고 있는 코끼리에게 다가가 포도를 빼앗고 대신 별 맛 느끼기 힘든 오이를 준 것입니다. 

동물들이 가지고 있다는 이런 시기심. 어쩌면 인간은 동물보다도 훨씬 더 많이 가지고 있는 것이 아닐까요? 이 시기심이 살인까지 만드는 경우도 있으니까요. 그래서 이런 속담도 있지요. 

“배고픈 것은 참아도, 배 아픈 것은 못 참는다.”
 
남 잘 되는 것을 못 보는 쫀쫀한 우리가 되어서는 안 될 것입니다. 왜냐하면 쫀쫀해지면 쫀쫀해질수록 힘들어지는 것은 바로 내 자신이고, 내 주위에 있는 사람들이기 때문입니다.     

＊＊＊＊＜인생이란 폭풍우가 지나가기를 기다리는 게 아니라, 빗속에서도 춤추는 법을 배우는 것이다(비비언 그린). ＞



재의 수요일

“너희는 사람들에게 보이려고 그들 앞에서
의로운 일을 하지 않도록 조심하여라.
숨어 계신 네 아버지께 보여라.
그러면 숨은 일도 보시는 네 아버지께서 
너에게 갚아 주실 것이다.”
(마태오 6,1-6.16-18)

 「見てもらおうとして、
人の前で善行をしないように注意しなさい。
隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」
（マタイ6・1-6、16-18）

 "Take care not to perform righteous deeds
in order that people may see them;
And your Father who sees what is hidden will repay you."
(Matthew 6:1-6, 16-18)


四旬節灰の水曜日

“너희는 사람들에게 보이려고 그들 앞에서
의로운 일을 하지 않도록 조심하여라.
숨어 계신 네 아버지께 보여라.
ｽﾓ ｹｼﾝ ﾈ ｱﾎﾞｼﾞｹ ﾎﾞﾖﾗ｡
그러면 숨은 일도 보시는 네 아버지께서 
黒ミョン ｽﾑﾝ ｲﾙﾄﾞ ﾎﾞｼﾇﾝ ﾈ ｱﾎﾞｼﾞｹｿ
너에게 갚아 주실 것이다.”
ﾉｴｹﾞ ｶﾞｯﾊﾟ ﾁｭｼﾙ ｺｼﾀﾞ｡"
(마태오 6,1-6.16-18)

「見てもらおうとして、
人の前で善行をしないように注意しなさい。
隠れたところにおられるあなたの父に
카쿠레타 토코로니 오라레루 아나타노 치치니 
見ていただくためである。
미테이타다쿠 타메데 아루 
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が
 소오 스레바 카쿠레타 코토오 미테오라레루 아나타노 치치가 
報いてくださる。」
무쿠이테쿠다사루
（マタイ6・1-6、16-18）

 "Take care not to perform righteous deeds
in order that people may see them;
And your Father who sees what is hidden will repay you."
(Matthew 6:1-6, 16-18)


Ash Wednesday
Matthew 6:1-6, 16-18
Jesus said to his disciples:
"Take care not to perform righteous deeds
in order that people may see them;
otherwise, you will have no recompense from your heavenly Father.
When you give alms,
do not blow a trumpet before you,
as the hypocrites do in the synagogues and in the streets
to win the praise of others.
Amen, I say to you,
they have received their reward.
But when you give alms,
do not let your left hand know what your right is doing,
so that your almsgiving may be secret.
And your Father who sees in secret will repay you.

"When you pray,
do not be like the hypocrites,
who love to stand and pray in the synagogues and on street corners
so that others may see them.
Amen, I say to you,
they have received their reward.
But when you pray, go to your inner room,
close the door, and pray to your Father in secret.
And your Father who sees in secret will repay you.

"When you fast,
do not look gloomy like the hypocrites.
They neglect their appearance,
so that they may appear to others to be fasting.
Amen, I say to you, they have received their reward.
But when you fast,
anoint your head and wash your face,
so that you may not appear to be fasting,
except to your Father who is hidden.
And your Father who sees what is hidden will repay you."

２０２５－０３－０５「隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神を造られた。
今日は四旬節灰の水曜日です。
永遠の丘の希望なるイエズスの聖心と信仰深い聖母マリア、そして諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようにお祈りします。
＊＊＊＊＊＊＊＊灰の水曜日」は四旬節を始める日である。教会はこの日に、悔い改めの象徴として灰を祝福し、信者の頭に授ける儀式を行うことから、「灰の水曜日」という名称が生まれた。この灰の儀式では、前年の「主の受難の聖枝の主日」に祝福された枝を焼いて作った灰を信者の額や頭に授けることによって、「あなたはちりであり、ちりに帰って 行くのです」（創世記 3・19 参照）という教えを思い起こさせる。灰の水曜日には、断食と肉を控えることの両方を守る。（今日の典礼より）

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マタイによる福音
<隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。>
そのとき、イエスは弟子たちに言われた。
6・1「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。

2だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。3施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。4あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。

5祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。6だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。

16断食するときには、あなたがたは偽善者のように沈んだ顔つきをしてはならない。偽善者は、断食しているのを人に見てもらおうと、顔を見苦しくする。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。17あなたは、断食するとき、頭に油をつけ、顔を洗いなさい。18それは、あなたの断食が人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」（マタイ6・1-6、16-18）
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パン・ヨク神父様の黙想文 「喜びを準備しなさい」です。

四旬節は復活の喜びを準備する期間です。
「四旬」という言葉は「40日」を意味します。聖書において「40」という数字は、重大な出来事を迎える準備期間を象徴します。モーセは十戒を授かる前に40日間断食し、エリヤもホレブ山へ向かう際、天使が与えた食べ物だけで40日間歩き続けました。そして、イエス様も公生活の前に40日間、荒れ野で断食と祈りをされました。そのため、キリスト教徒にとって最も重要な出来事である「復活」を正しく準備するために、40日間の期間を設け、祈りと犠牲をもって四旬節を過ごすのです。

信じる者にとって、復活の栄光がなければ、その信仰は無意味なものとなるでしょう。しかし、主はご自身の死を乗り越え、復活されることで、私たちに復活の希望を与えてくださいました。したがって、復活の喜びが大きい分、それにふさわしい準備が必要です。本日の福音は、その準備として「施し」「祈り」「断食」を示しています。

断食は自己抑制と克己の象徴です。
単に食事を抜くことではなく、祈りの一部なのです。断食を通じて、イエス様が荒れ野で経験された飢えの意味を理解し、その瞬間から空腹の人々、貧しい人々への愛情を抱き、彼らを助けるきっかけとなるのです。自分自身が空腹を経験してこそ、飢えている人々の心を理解できるようになるのです。

祈りは、自分の人生の根源を知る行為です。
私たちは祈ることによって神と交わることができます。まるで電灯が発電機とつながって初めて光を放つように、祈りは私たちを神と結びつけます。（グエン・ヴァン・トゥアン大司教）「祈りは心と心の出会いです。」本来、祈りは人々に聞かせるためのものではなく、神に捧げるものです。神の御心を知るためのものなのです。したがって、神の中で生きるためには、呼吸するように祈らなければなりません。なぜ呼吸が必要なのでしょうか？ それがなければ、すでに死んでいるのです。同様に、キリスト信者が祈らなければ、すでに信仰を失ったも同然です。だからこそ、私たちは祈るべきなのです。そして、祈りは愛に満ちていればいるほど、より価値のあるものとなります。（シャルル・ド・フーコー）

施しは、断食と祈りの自然な結果です。
祈りの実りは、愛を具体的に実践することにあります。だからこそ、私たちは与えるべきなのです。施しをする人は、嫌々ながらではなく、喜びの心をもって、素早く行わなければなりません。「右手がすることを左手に知らせずに！」 誰が見ていようといまいと、施しは至高の神に捧げる素晴らしい供え物です。「施しによって種を蒔けば、その実りは天国で溢れるほどに得られるでしょう。」ですから、ためらうことなく与えてください。主は「隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」と約束してくださいました。

祈りと断食、そして施しは互いに補い合うものです。
どれか一つが欠ければ、他のものも不完全になります。したがって、どれも疎かにしてはなりません。考えてみてください。今日「灰の水曜日」を迎えるにあたり、あなたは祈り、断食を守りましたか？ もしそうしたなら、その犠牲を何のために捧げるつもりですか？ 実際、朝食を抜くとお腹が空きます。そして昼食を普段よりもたくさん食べてしまったら、本来の意味を失ってしまいます。普段なら空腹でも何も気にしないのに、四旬節になると特に空腹を感じるものです。合同告解式に参加すると、知らず知らずのうちに太ることがあります。行く先々で「久しぶりに来られた神父様のため」と、ご馳走が用意されているからです。何かをしようと決意したとき、誘惑の機会は常に現れるものです。言い訳の材料はいつでもあります。

祈りも同じです。
「忙しくて祈る時間がない」と言う人がいます。それなのに、一日三食は必ず食べようとします。むしろ、忙しいからこそ祈らなければなりません。主の御心に反しないように、忙しさの中で自分の道を見失わないように祈るべきなのです。祈りとは、自分の願いを叶えるためではなく、主の御心を実現するために行うものなのです。

また、施しは与えれば与えるほど、与える力が生まれることを信じなければなりません。
最初は惜しい、もったいないと感じるかもしれません。しかし、続けるうちに、より大きな喜びを感じるようになるでしょう。「お金をたくさん稼いで、あとで一度に良いことをしよう」と考える人は、一生何もできないまま終わってしまいます。だからこそ、日常生活の小さなことから、その機会を逃さないようにしましょう。

四旬節を迎え、外面的な祈りや断食、施しだけでなく、心の断食、心の施し、そして心の祈りにも努め、毎日が恵みの時、救いの日となるよう願っています。
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今日からの四旬節がお恵みの復活を迎える日々になれますように聖霊、きてください。