2025-03-09사순 제1주일 ＜예수님께서는 성령에 이끌려 광야로 가시어, 유혹을 받으셨다.＞

[박현주agnes]

 <예수님께서는 성령에 이끌려 광야로 가시어, 유혹을 받으셨다.>
✠ 하느님의 어린양 주 예수 그리스도 우리의 구원의 말씀

그때에 1 예수님께서는 성령으로 가득 차 요르단 강에서 돌아오셨다.
그리고 성령에 이끌려 광야로 가시어,
2 사십 일 동안 악마에게 유혹을 받으셨다.
그동안 아무것도 잡수시지 않아 그 기간이 끝났을 때에 시장하셨다.
3 그런데 악마가 그분께,
“당신이 하느님의 아들이라면 이 돌더러 빵이 되라고 해 보시오.”
하고 말하였다.
4 예수님께서 그에게 대답하셨다.
“‘사람은 빵만으로 살지 않는다.’라고 성경에 기록되어 있다.”
5 그러자 악마는 예수님을 높은 곳으로 데리고 가서
한순간에 세계의 모든 나라를 보여 주며, 6 그분께 말하였다.
“내가 저 나라들의 모든 권세와 영광을 당신에게 주겠소.
내가 받은 것이니 내가 원하는 이에게 주는 것이오.
7 당신이 내 앞에 경배하면 모두 당신 차지가 될 것이오.”
8 예수님께서 그에게 대답하셨다.
“성경에 기록되어 있다. ‘주 너의 하느님께 경배하고 그분만을 섬겨라.’”
9 그러자 악마는 예수님을 예루살렘으로 데리고 가서
성전 꼭대기에 세운 다음, 그분께 말하였다.
“당신이 하느님의 아들이라면 여기에서 밑으로 몸을 던져 보시오.
10 성경에 이렇게 기록되어 있지 않소?
‘그분께서는 너를 위해 당신 천사들에게 너를 보호하라고 명령하시리라.’
11 ‘행여 네 발이 돌에 차일세라 그들이 손으로 너를 받쳐 주리라.’”
12 예수님께서는 그에게,
“‘주 너의 하느님을 시험하지 마라.’ 하신 말씀이
성경에 있다.” 하고 대답하셨다.
13 악마는 모든 유혹을 끝내고 다음 기회를 노리며 그분에게서 물러갔다.
루카 4,1-13
사순 제1주일

신학교 저학년 때의 일이 하나 생각납니다. 어떤 수업에서 리포트를 제출하는 과제가 있어서 저는 도서관에 있는 여러 가지 책들을 보면서 리포트를 작성했지요. 나름 열심히 공부를 하면서 준비를 했기에 잘 쓴 리포트라고 생각했습니다. 그런데 리포트를 제출하고 다음 수업시간에 교수 신부님께서 저를 가리키면서 이렇게 말씀하시는 것입니다. 

“너 이단이냐?”

글쎄 리포트의 내용에 초대교회 때 심각했던 이단이 담겨 있다는 것입니다. 아직 저학년이었기 때문에 신학적 지식이 부족했었고, 그 부족한 지식 때문에 초대교회 때의 이단을 지지하는 듯한 내용이 리포트에 담았던 것이었지요. 이런 어리석은 모습은 고학년이 되어 가면서, 그리고 사제가 되어서 조금씩 사라졌습니다. 왜 그럴까요? 신학을 배워가면서 무엇이 옳고 무엇이 잘못 되었는지를 구분할 수 있게 되었고, 따라서 교회적이지 않은 부분들은 과감하게 버리고 대신 그 안에 담겨 있는 좋은 의미만을 골라서 취할 수 있게 된 것입니다. 

주님을 알려고 노력하지 않는다면 주님의 뜻과는 정반대의 모습으로 살아갈 수밖에 없습니다. 악마의 유혹은 이런 식으로 우리에게 다가옵니다. 즉, 주님을 도저히 모르는 분으로 만들어서 주님의 뜻에 반하는 모습으로 살아가게 하는 것이 악마의 유혹인 것이지요. 이 유혹에서 벗어나기 위해서는 끝없는 자기 노력이 필요합니다. 저절로 유혹을 이길 수 있는 힘이 생기는 것이 아니라 그 힘을 스스로 만들어야 하는 것입니다. 

실제로 주님을 제대로 아는 사람은 어떤 유혹도 거뜬하게 이겨냅니다. 고통과 시련이 찾아오는 유혹의 순간에서도 주님을 만나고 또 주님의 뜻을 찾으면서 기쁨의 생활에서 벗어나지 않습니다. 오늘 복음에서 성령께서는 예수님을 광야로 이끄시지요. 광야는 어떤 장소입니까? 사람이 살아가기에는 너무나 많은 것들이 부족한 장소입니다. 더군다나 이렇게 부족한 것들이 많은 곳에서 40일 동안이나 단식까지 하고 계십니다. 힘들고 어려움이 가득한 최악의 상황입니다. 이때 악마의 유혹이 찾아온다는 것을, 그리고 어떤 어렵고 힘든 유혹이라도 하느님 아버지께 대한 확고한 믿음과 실천이 있다면 거뜬히 이겨낼 수 있음을 예수님 스스로 직접 보여주십니다. 

악마의 유혹은 언제 나에게 다가오고 있었는지를 생각해 보셨으면 합니다. 즉, 언제 주님을 만나지 못하도록 또 주님의 뜻을 따르지 못하게 했을까요? 미사 가기 전에 갑작스럽게 급한 일이 생기기도 하고 그때만 되면 더 피곤한 느낌이 들었던 것은 아닐까요? 죄지은 사람이 더 잘 사는 모습을 보면 왜 이렇게 불공평하다는 생각과 억울하다는 생각이 드는 것은 왜일까요? 성당에 잘 나오면 무조건 좋은 일만 생겨야 할 것 같은데, 성당에 잘 나오지 않는 사람들이 더 잘 될까요? 왜 이렇게 세상에는 가지고 싶은 것들이 많을까요? 

악마의 유혹은 매순간에 내게 다가왔습니다. 예수님처럼 최악의 상태도 아니었는데도 쉽게 그 유혹에 넘어갔었던 것은 그만큼 주님을 알려고 하지 않았고 주님의 뜻에 맞춰 살려는 노력도 없었기 때문이었습니다. 

유혹을 이길 수 있는 방법들을 생각해봅시다. 성경을 가까이 하는 것, 기도생활을 게을리 하지 않는 것, 기도와 묵상 안에서 주님을 만나는 것, 유혹이 다가올 때 과감하게 그 자리를 피하는 것, 주변 사람들에게 도움을 청하는 것 역시 유혹을 이겨낼 수 있는 방법들이 될 수 있겠지요. 또 다른 방법은 무엇이 있을까요? 

악마의 유혹에서 벗어나 참으로 주님 안에서 기쁨과 행복을 누렸으면 합니다　(조명연신부님 「오늘의 묵상」에서)
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조명연 신부님 글 하나 더 드립니다~~~

「책을 읽으며....」

사람마다 좋아하는 책의 장르가 있을 것입니다. 소설, 에세이, 인문과학 서적 등등 참으로 다양한 책의 장르와 함께 자신이 좋아하는 책의 장르를 찾아 읽습니다. 저는 소설이나 에세이 서적을 즐겨 읽습니다. 그런데 때로는 다른 책을 읽어야 할 때가 있습니다. 즉, 저의 필요에 의해서 인문과학 서적이나 자기계발 책을 읽어야 합니다. 좋아하는 책을 읽을 때처럼 기분 좋게 책을 읽게 될까요? 그렇지 않습니다. 어떤 부분은 잘 이해가 되지 않아서 똑같은 부분을 몇 차례 읽어야 할 때도 있습니다. 한 장을 읽는데 몇 십 분을 소비하게 되기도 하지요. 

이렇게 잘 이해되지 않는 글을 꾸역꾸역 인내심을 가지고 읽어 내려가다 보면, 내 눈길을 끄는 구절을 분명히 찾게 됩니다. 그리고 책의 마지막 장, 마지막 마침표에서 눈을 떼고 난 뒤에는 커다란 성취감까지 얻게 됩니다. 나의 관심과 먼 책이라 할지라도 인내심을 가지고 끝까지 읽을 때, 얻을 수 있는 것이 많다는 것을 깨닫습니다. 

내가 만나는 사람 역시 마찬가지가 아닐까요? 이 세상을 살면서 어떻게 내가 좋아하는 사람들하고만 살 수 있겠습니까? 직장 생활을 하면서 나하고 딱 맞는 사람, 나만을 위해주는 사람과만 함께 할 수 있습니까? 그렇지 않습니다. 분명히 싫은 사람도 있고, 가까이 하고 싶지 않은 사람도 있습니다. 그러나 내가 좋아하지 않는 책이라도 끝까지 읽다보면 분명히 내가 원하는 구절을 그리고 큰 성취감을 얻을 수 있는 것처럼, 부정적으로 생각되는 그 사람을 통해서도 많은 깨달음을 얻게 될 것입니다. 

세상에 쓸모없는 책은 없다고 생각됩니다. 그런데 사람도 마찬가지가 아닐까요? 사람이라는 책 한 권을 끝까지 읽어보면 어떨까 싶습니다. 분명히 그를 이해하고 그와 함께 할 수 있습니다.    

＊＊＊＊＜게으름뱅이는 악마가 자기를 유혹하도록 유혹한다(R.킹스턴)＞


사순 제1주일

그때에 예수님께서는 성령으로 가득 차 
요르단 강에서 돌아오셨다.
그리고 성령에 이끌려 광야로 가시어,
사십 일 동안 악마에게 유혹을 받으셨다.
(루카 4,1-13)

そのとき、イエスは聖霊に満ちて、
ヨルダン川からお帰りになった。
そして、荒れ野の中を〝霊〟によって引き回され、
四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。
(ルカ4・1-13)

Filled with the Holy Spirit,
Jesus returned from the Jordan
and was led by the Spirit
into the desert for forty days,
to be tempted by the devil.
(Luke 4:1-13)

四旬節第1主日

그때에 예수님께서는 성령으로 가득 차 
요르단 강에서 돌아오셨다.
그리고 성령에 이끌려 광야로 가시어,
ｸﾘｺﾞ ｿﾝﾘｮﾝｴ ｲｸﾙﾘｮ ｶﾝﾔﾛ ｶｼｵ
사십 일 동안 악마에게 유혹을 받으셨다.
ｻｼﾌﾞｲﾙ ﾄﾝｱﾝ ｱｸﾏｴｹﾞ ﾕﾎｸﾞﾙ ﾊﾞﾄﾞｼｮｯﾀ｡
(루카 4,1-13)

そのとき、イエスは聖霊に満ちて、
소노 토키 이에스와 세에레에니 미치테
ヨルダン川からお帰りになった。
요루단카와카라 오카에리니 낫타
そして、荒れ野の中を〝霊〟によって引き回され、
소시테 아레노노 나카오 레에니 욧테 히키마와사레
四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。
욘주우니치칸 아쿠마카라 유우와쿠오 우케라레타
(ルカ4・1-13)

Filled with the Holy Spirit,
Jesus returned from the Jordan
and was led by the Spirit
into the desert for forty days,
to be tempted by the devil.
(Luke 4:1-13)


First Sunday of Lent
Luke 4:1-13
Filled with the Holy Spirit, Jesus returned from the Jordan
and was led by the Spirit into the desert for forty days,
to be tempted by the devil.
He ate nothing during those days,
and when they were over he was hungry.
The devil said to him,
“If you are the Son of God,
command this stone to become bread.”
Jesus answered him,
“It is written,
One does not live on bread alone.”
Then he took him up and showed him
all the kingdoms of the world in a single instant.
The devil said to him,
“I shall give to you all this power and glory;
for it has been handed over to me,
and I may give it to whomever I wish.
All this will be yours, if you worship me.”
Jesus said to him in reply,
“It is written           
You shall worship the Lord, your God,                       
and him alone shall you serve.”
Then he led him to Jerusalem,
made him stand on the parapet of the temple, and said to him,
“If you are the Son of God,
throw yourself down from here, for it is written:           
He will command his angels concerning you, to guard you,
 and:           
With their hands they will support you,           
lest you dash your foot against a stone.”
Jesus said to him in reply,
“It also says,           
You shall not put the Lord, your God, to the test.”
When the devil had finished every temptation,
he departed from him for a time.

２０２５－０３－０９「イエスは聖霊によって引き回され悪魔から誘惑を受けられた。」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神を造られた。
今日は四旬節第1主日です。
永遠の丘の希望なるイエズスの聖心と奇しきばらの花聖母マリア、そして諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようにお祈りします。
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ルカによる福音
＜イエスは聖霊によって引き回され悪魔から誘惑を受けられた。＞
そのとき、4・1イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。そして、荒れ野の中を〝霊〟によって引き回され、2四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。その間、何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。3そこで、悪魔はイエスに言った。「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。」4イエスは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」とお答えになった。5更に、悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた。6そして悪魔は言った。「この国々の一切の権力と繁栄とを与えよう。それはわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。7だから、もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる。」8イエスはお答えになった。
「『あなたの神である主を拝み、
ただ主に仕えよ』
と書いてある。」9そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて言った。「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。10というのは、こう書いてあるからだ。
『神はあなたのために天使たちに命じて、
あなたをしっかり守らせる。』
11また、『あなたの足が石に打ち当たることのないように、天使たちは手であなたを支える。』」
12イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』と言われている」とお答えになった。13悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。(ルカ4・1-13)
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チョ・ミョンヨン神父様の「今日の黙想」です。

神学校の低学年のときのことを思い出します。
ある授業でレポートを提出する課題がありました。私は図書館にあるさまざまな本を調べながらレポートを作成しました。それなりに一生懸命勉強しながら準備したので、よく書けたレポートだと思っていました。
しかし、レポートを提出した後、次の授業の時間に教授である神父様が私を指さしながら、こうおっしゃったのです。
「お前、異端か？」
なんと、私のレポートの内容に、初代教会で深刻だった異端の思想が含まれていたというのです。まだ神学科の低学年だった私は、神学的知識が不足しており、その未熟な知識のために、初代教会で問題となった異端を支持するかのような内容を書いてしまっていたのです。このような愚かな姿は、学年が上がるにつれて、そして司祭になっていくにつれて、少しずつ消えていきました。なぜでしょうか？
それは、神学を学びながら、何が正しく、何が誤りであるかを区別できるようになり、教会的でない部分を果敢に捨て、代わりにその中に含まれている良い意味だけを選び取ることができるようになったからです。

主を知ろうと努力しなければ、主の御心とは正反対の生き方をするしかありません。悪魔の誘惑は、まさにこのように私たちに近づいてきます。つまり、主を全く知らない者にさせ、主の御心に反する生き方をさせることが、悪魔の誘惑なのです。この誘惑から抜け出すためには、終わりのない自己努力が必要です。自然に誘惑を打ち勝つ力が生まれるのではなく、その力を自ら作り出さなければならないのです。
実際に主を正しく知る人は、どんな誘惑にも簡単に打ち勝ちます。苦しみや試練の誘惑の瞬間においても、主に出会い、主の御心を見つめながら、喜びの生活から外れることはありません。

今日の福音では、聖霊がイエス様を荒野へ導かれます。荒野とはどのような場所でしょうか？ 人間が生きるには、あまりにも多くのものが不足している場所です。そのような過酷な環境の中で、イエス様は四十日間も断食をされました。苦しみと困難が満ちた最悪の状況です。

このとき、悪魔の誘惑が訪れます。しかし、どれほど困難で厳しい誘惑であっても、父である神への確固たる信頼と実践があれば、容易に打ち勝つことができることを、イエス様ご自身が直接示してくださいます。
皆さんも、自分に悪魔の誘惑がいつ訪れていたのかを考えてみてください。つまり、いつ主に出会えず、主の御心に従えないようにされていたのでしょうか？ ミサへ行こうとする前に突然急用ができたり、その時間になると妙に疲れを感じたりしたことはありませんか？ 罪を犯した人がかえって良い暮らしをしているのを見ると、なぜこんなにも不公平で悔しいと感じるのでしょうか？ 教会に熱心に通えば良いことばかりが起こるはずなのに、そうでない人々のほうがむしろ成功しているように見えるのはなぜでしょうか？ なぜこの世には欲しいものがこんなにも多いのでしょうか？

悪魔の誘惑は、常に私たちのそばにありました。イエス様のように最悪の状況に置かれたわけでもないのに、容易くその誘惑に負けてしまったのは、それだけ主を知ろうとせず、主の御心に従おうと努力しなかったからです。では、誘惑に打ち勝つ方法は何でしょうか？
聖書を身近にすること、祈りの生活を怠らないこと、祈りと黙想の中で主と出会うこと、誘惑が近づいたときに果敢にその場を離れること、周囲の人々に助けを求めることも、誘惑を克服する方法の一つとなるでしょう。他にはどのような方法があるでしょうか？

悪魔の誘惑から抜け出し、真に主のうちにあって、喜びと幸せを味わえるようになりましょう。
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積極的に罪を憎み、聖なる秘跡の生活に力を入れ、実践し、悪魔の誘惑が近づかないように聖霊、きてください。