2025-03-18사순 제2주간 화요일＜그들은 말만 하고 실행하지는 않는다.＞

[박현주agnes]

<그들은 말만 하고 실행하지는 않는다.>
✠ 하느님의 어린양 주 예수 그리스도 우리의 겸손과 실천의 덕

1 그때에 예수님께서 군중과 제자들에게 말씀하셨다.
2 “율법 학자들과 바리사이들은 모세의 자리에 앉아 있다.
3 그러니 그들이 너희에게 말하는 것은 다 실행하고 지켜라.
그러나 그들의 행실은 따라 하지 마라. 그들은 말만 하고 실행하지는 않는다.
4 또 그들은 무겁고 힘겨운 짐을 묶어 다른 사람들 어깨에 올려놓고,
자기들은 그것을 나르는 일에 손가락 하나 까딱하려고 하지 않는다.
5 그들이 하는 일이란 모두 다른 사람들에게 보이기 위한 것이다.
그래서 성구 갑을 넓게 만들고 옷자락 술을 길게 늘인다.
6 잔칫집에서는 윗자리를, 회당에서는 높은 자리를 좋아하고,
7 장터에서 인사받기를, 사람들에게 스승이라고 불리기를 좋아한다.
8 그러나 너희는 스승이라고 불리지 않도록 하여라.
너희의 스승님은 한 분뿐이시고 너희는 모두 형제다.
9 또 이 세상 누구도 아버지라고 부르지 마라.
너희의 아버지는 오직 한 분, 하늘에 계신 그분뿐이시다.
10 그리고 너희는 선생이라고 불리지 않도록 하여라.
너희의 선생님은 그리스도 한 분뿐이시다.
11 너희 가운데에서 가장 높은 사람은 너희를 섬기는 사람이 되어야 한다.
12 누구든지 자신을 높이는 이는 낮아지고 자신을 낮추는 이는 높아질 것이다.”
마태오 23,1-12
사순 제2주간 화요일

잘 익은 벼는 익으면 고개를 숙입니다. 알이 꽉 차 무겁기 때문입니다. 그러나 ‘가짜 벼’는 고개를 숙이고 싶어도 숙여지지 않습니다. ‘알맹이’가 없는 탓입니다. 가을 들판이 되면 어디서나 드러나는 모습입니다. 대충 보더라도 어느 것이 가짜 벼인지 금방 알 수 있습니다.

자리가 높아지면 웬만한 사람은 착각합니다. ‘대단한’ 사람이 된 줄로 생각하는 것이지요. 사람은 ‘그대로’이고 자리만 높아진 것인데, 그걸 잊어버립니다. 그래서 고개를 숙이려 하지 않습니다. 점차 ‘마음의 고개’도 숙이지 않습니다. 그렇게 해서 ‘뻣뻣한 사람’으로 바뀌어 갑니다. ‘알맹이 없는’ 사람이 되어 가는 것이지요. 이런 사람이 많을수록 가짜가 판치는 세상이 됩니다.

“너희 가운데에서 가장 높은 사람은 너희를 섬기는 사람이 되어야 한다.”는 복음 말씀도 ‘자리의 유혹’을 경계하라는 가르침입니다. 그러니 ‘현대판 바리사이’는 다른 사람이 아닙니다. 섬김의 자리에 앉았건만 ‘섬김을 받으려’ 하는 사람들입니다. 그리하여 다른 이들을 ‘자신의 판단’ 안으로 끌어들이려는 사람입니다.

자신을 낮추어야 이해할 수 있습니다. 영어의 이해한다는 말은 ‘언더스탠드’(understand)입니다. 직역하면 ‘아래에 서다’이지요. 상대에게 맞추어야 이해가 가능해진다는 암시입니다. 누구나 ‘자신의 자리’가 있습니다. 그 자리에 ‘어울리게’ 사는 것이 겸손입니다. 그런 사람은 어떤 자리에 가든 고개를 숙입니다. 아무도 그런 사람을 가벼이 보지 않습니다(매일미사 「오늘의 묵상」에서)
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조명연 신부님 글 드립니다~~~

「좁은 시각에서 벗어나 넓은 시각으로...」

어떤 책을 읽다가 새로운 생각을 갖게 하는 글을 보게 되었습니다. 즉, ‘싹수가 노랗다.’라는 속담과 ‘될성부른 나무 떡잎부터 안다’라는 속담에 대한 새로운 이해를 지적하는 것이었습니다. 

먼저 ‘싹수가 노랗다’라는 속담입니다. 잘 될 가능성이나 희망이 애초부터 보이지 않을 때 쓰는 속담이지요. 그런데 싹수가 노랗지 않은 싹이 있나요? 이제 갓 세상에 나온 싹은 대부분이 노랗다는 것입니다. 이 노란 싹이 자라서 나무가 될 수 없다고 단정 짓는 것이 잘못인 것처럼 사람 역시 이렇게 단정 짓는 것은 큰 잘못이라는 것이지요. 

또 ‘될성부른 나무 떡잎부터 안다’는 속담입니다. 잘 자랄 나무는 떡잎부터 알아 볼 수 있다는 것입니다. 이것 역시 잘 생각해보면 진짜는 아니라고 말하지요. 씨앗이 움트면서 최초로 나오는 잎을 떡잎이라고 하는데, 처음에 나온 이 떡잎이 비실비실 거려도 몇 백 년을 사는 나무가 될 수 있기 때문입니다. 

좁은 시각에서 벗어나지 못할 때가 참 많습니다. 괜한 속단으로 아픔과 상처를 주는 것이 아니라, 변화될 수 있는 가능성을 볼 수 있다면 어떨까요? 더군다나 전지전능하신 하느님께서 하시지 못할 것이 과연 무엇이겠습니까?  

＊＊＊＜사물을 볼 때는 눈을 뜨는 것만으로는 부족하다. 마음을 열어야 한다(장 프랑수아 밀레)＞


 사순 제2주간 화요일

 율법학자들과 바리사이들은 모세의 자리에 앉아 있다. 
그러니 그들이 너희에게 말하는 것은 다 실행하고 지켜라. 
그러나 그들의 행실은 따라 하지 마라. 
그들은 말만하고 실행하지는 않는다.
(마태오 23,1-12)

 「律法学者たちやファリサイ派の人々は、
モーセの座に着いている。
だから、彼らが言うことは、
すべて行い、また守りなさい。
しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。
言うだけで、実行しないからである。
(マタイ23・1-12)

“The scribes and the Pharisees
have taken their seat on the chair of Moses.
Therefore, do and observe all things whatsoever they tell you,
but do not follow their example.
For they preach but they do not practice."
（Mt 23:1-12）

四旬節第2火曜日

율법학자들과 바리사이들은 모세의 자리에 앉아 있다. 
그러니 그들이 너희에게 말하는 것은 다 실행하고 지켜라. 
그러나 그들의 행실은 따라 하지 마라. 
ｸﾛﾅ ｸﾄﾞﾚ ﾍﾝｼﾙﾝ ﾀﾗ ﾊｼﾞ ﾏﾗ｡
그들은 말만하고 실행하지는 않는다.
ｸﾄﾞﾙﾝ ﾏﾙﾏﾝ ﾊｺﾞ ｼﾚﾝﾊｼﾞﾇﾝ ｱﾇﾝﾀﾞ｡
(마태오 23,1-12)

「律法学者たちやファリサイ派の人々は、
モーセの座に着いている。
だから、彼らが言うことは、
すべて行い、また守りなさい。
しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。
 시카시 카레라노 오코나이와 미나랏테와 나라나이 
言うだけで、実行しないからである。
이우다케데 짓코오시나이카라데 아루
(マタイ23・1-12)

“The scribes and the Pharisees
have taken their seat on the chair of Moses.
Therefore, do and observe all things whatsoever they tell you,
but do not follow their example.
For they preach but they do not practice."
（Mt 23:1-12）

Tuesday of the Second Week of Lent
Matthew 23:1-12

Jesus spoke to the crowds and to his disciples, saying,
"The scribes and the Pharisees
have taken their seat on the chair of Moses.
Therefore, do and observe all things whatsoever they tell you,
but do not follow their example.
For they preach but they do not practice.
They tie up heavy burdens hard to carry
and lay them on people's shoulders,
but they will not lift a finger to move them.
All their works are performed to be seen.
They widen their phylacteries and lengthen their tassels.
They love places of honor at banquets, seats of honor in synagogues,
greetings in marketplaces, and the salutation 'Rabbi.'
As for you, do not be called 'Rabbi.'
You have but one teacher, and you are all brothers.
Call no one on earth your father;
you have but one Father in heaven.
Do not be called 'Master';
you have but one master, the Christ.
The greatest among you must be your servant.
Whoever exalts himself will be humbled;
but whoever humbles himself will be exalted."



２０２５－０３－１７「彼らの行いは、見倣ってはならない。言うだけで、実行しないからである。」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神を造られた。
今日は四旬節第2火曜日です。
忍耐と慈悲とに富めるイエズスの聖心と比類のない乙女聖母マリア、そして諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようにお祈りします。
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マタイによる福音
<彼らの行いは、見倣ってはならない。言うだけで、実行しないからである。>
そのとき、23・1イエスは群衆と弟子たちにお話しになった。2「律法学者たちやファリサイ派の人々は、モーセの座に着いている。3だから、彼らが言うことは、すべて行い、また守りなさい。しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。言うだけで、実行しないからである。4彼らは背負いきれない重荷をまとめ、人の肩に載せるが、自分ではそれを動かすために、指一本貸そうともしない。5そのすることは、すべて人に見せるためである。聖句の入った小箱を大きくしたり、衣服の房を長くしたりする。6宴会では上座、会堂では上席に座ることを好み、7また、広場で挨拶されたり、『先生』と呼ばれたりすることを好む。8だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。9また、地上の者を『父』と呼んではならない。あなたがたの父は天の父おひとりだけだ。10『教師』と呼ばれてもいけない。あなたがたの教師はキリスト一人だけである。11あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。12だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」(マタイ23・1-12)
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毎日ミサの「今日の黙想」です。

よく熟した稲は、実ると頭を垂れます。実がぎっしり詰まり、重いからです。しかし、「偽物の稲」は頭を垂れたくても垂れることができません。「中身」がないからです。秋の田んぼになれば、その違いはどこでもはっきりと現れます。少し見ただけでも、どれが偽物の稲なのかすぐに分かります。

地位が高くなると、多くの人は錯覚します。「偉い人」になったと勘違いするのです。本人は変わらないのに、ただ立場だけが高くなったに過ぎないのに、そのことを忘れてしまいます。そして、頭を垂れようとしなくなります。やがて「心の頭」まで垂れなくなります。こうして、「頑固な人」へと変わっていくのです。「中身のない人」になっていくのです。このような人が多くなるほど、偽物がはびこる世の中になります。

「あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい」という福音の言葉も、「地位の誘惑」に警戒しなさいという教えです。したがって、「現代のファリサイ派」とは、特別な誰かではありません。本来、人に仕える立場にあるはずなのに、「仕えられよう」とする人々のことです。そして、他の人々を「自分の判断の枠」の中に引き込もうとする人々のことです。

自分を低くしてこそ、理解することができます。英語の「理解する」を意味する “understand” は、直訳すると「下に立つ」という意味です。相手の立場に合わせなければ、本当の理解はできないということを示唆しています。誰もがそれぞれの「自分の位置」があります。その場に「ふさわしく」生きることが謙遜です。そのような人は、どのような立場になろうとも、頭を垂れます。そして、誰もその人を軽んじることをしません。
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真の謙遜な人となってキリスト者としての権威をもって人に仕えることができますように聖霊、きてください。