次世代通信への応用期待 佐賀大がパワー半導体作製成功
毎日新聞 2021/5/27 東京朝刊 有料記事 403文字
佐賀大の嘉数(かすう)誠教授(半導体工学)は、人工ダイヤモンドを使い、世界最高水準の出力を得られるパワー半導体の作製に成功したと発表した。高速で大容量のデータ送受信を可能にする次世代通信システムの開発などへの応用が期待されるという。5年以内の量産化を目指す。
パワー半導体は電流や電圧の調整に使われる。現在主流のシリコンの基板よりもダイヤモンドの方が高出力を得られると理論的に分かっていたが、結晶上の層にある不純物が電気の流れを妨げる課題があった。嘉数教授は不純物を含む層を引き離すことで高出力化に成功した。
硬いダイヤモンドの研磨にはコストがかかるため、まずは通信や電気自動車(EV)など高い品質が求められる分野での活用が期待されるという。嘉数教授は「米国や中国に負けないように、早く実用化したい」と話した。研究論文が応用物理学会の英文誌「アプライド・フィジックス・エクスプレス」に掲載された。
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21.05.27 08:05
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