日本人の祖先、3集団 縄文・弥生・古墳時代 金沢大などが研究、人骨ゲノムを解析
毎日新聞 2021/9/21 東京朝刊 有料記事 499文字
縄文、弥生、古墳時代の遺跡から出土した人骨のゲノム(全遺伝情報)を解析した結果、現代日本人は大陸から渡ってきた三つの集団を祖先に持つことが分かったと、金沢大などの研究チームが17日付の米科学誌電子版に発表した。
大陸の集団から分かれた縄文人が暮らす日本に、古墳時代までに2段階にわたって大陸から遺伝的に異なる集団が流入したとみられる。日本人の祖先を巡っては、縄文人と弥生時代に大陸から移住した渡来人が混血したとする「二重構造モデル」が有力とされていたが、新たに「三重構造モデル」を提唱した。
チームは、国内の6遺跡で出土した人骨から計12人分のゲノムを取得し解析。国内の他の遺跡や大陸の遺跡の人骨ゲノムと比較した。約9000年前までの早期の縄文人は、2万~1万5000年前に大陸から来た1000人程度の集団だったとみられることが分かった。約2000年前の弥生人には北東アジアの集団との混血がみられ、約1400年前の古墳人は東アジアの集団と混血していた。
金沢大の覚張隆史(がくはりたかし)助教(考古分子生物学)は「出土した人骨のゲノムを調べれば、人々の移動や混血の実態を解明できる」と話している。
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일본인의 조상, 3집단. 조몬, 야오이, 고분시대. 가나자와대학 등이 연구, 인골 게놈을 해석.
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21.09.21 08:57
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