+神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第3火曜日です。
愛の主・イエス・キリストと神の母聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
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マルコによる福音
<神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。>
そのとき、3・31イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。32大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、33イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、34周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。35神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」(マルコ3・31-35)
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チョン田·サムヨンヨゼフ神父「今日の黙想」です。
今日の福音で、イエス様が聖母を「知らない」とおっしゃるように映し出される場面が出てきます。 マリア様と兄弟たちがイエス様を訪ねて来ましたが、イエス様は「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と無視されます。 これは御自身が「親を敬いなさい」という掟を破っているように思われます。
しかし、イエス様が本当にお母さんをお母さんとして仕えないことができるでしょうか? ここで私たちが集中しなければならないのは、「真の家族になる方法」です。 イエス様が「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」とおっしゃるように、神様の家族になるのは血縁であるよりは、神様の「御心」(に従うこと)です。
家族を支える力はその家族の中に流れる「意(心)」にあり、血だけを分けたからといって家族ではありません。 もし、親子と言いながら隣の家の両親の意思に従うなら、または両親と言いながら隣の家の子供の意思に従うなら、家族と言えるでしょうか? 家族は自分の家族の意思(心)に従わなければなりません。
神の家族になるには、「神の御心」に従わなければなりません。
ところで、聖母ほど神様の御心に「アーメン」と言える人はいません。 聖母ほど神様の家族になる資格を持つ人はいないのです。
私たちもまた「隣人愛」という「イエス様の御心」に従う人だけが、イエス様の家族として認められることを忘れてはなりません(ヨハネ13・34; 15・ 12参照)。
関係を維持させる力は、その関係を貫く「意(心)」にあります。
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本当の天の国の家族になれるために、イエス様の御心に従うことができますように、聖霊、きてください。