２０２４－０２－２９「お前は生きている間に良いものをもらっていたが、ラザロは反対に悪いものをもらっていた。今は、ここで彼は慰められ、お前はもだえ苦しむ

[박현주agnes]

＋きょう、神の声を聞くなら、神に心を閉じてはならない。

おはようございます。

今日は四旬節第2木曜日です。

愛の主・イエス・キリストと神の母聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!

また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。

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ルカによる福音

<お前は生きている間に良いものをもらっていたが、ラザロは反対に悪いものをもらっていた。今は、ここで彼は慰められ、お前はもだえ苦しむのだ。>

そのとき、イエスはファリサイ派の人々に言われた。16・19「ある金持ちがいた。いつも紫の衣や柔らかい麻布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮らしていた。20この金持ちの門前に、ラザロというできものだらけの貧しい人が横たわり、21その食卓から落ちる物で腹を満たしたいものだと思っていた。犬もやって来ては、そのできものをなめた。22やがて、この貧しい人は死んで、天使たちによって宴席にいるアブラハムのすぐそばに連れて行かれた。金持ちも死んで葬られた。23そして、金持ちは陰府でさいなまれながら目を上げると、宴席でアブラハムとそのすぐそばにいるラザロとが、はるかかなたに見えた。24そこで、大声で言った。『父アブラハムよ、わたしを憐れんでください。ラザロをよこして、指先を水に浸し、わたしの舌を冷やさせてください。わたしはこの炎の中でもだえ苦しんでいます。』25しかし、アブラハムは言った。『子よ、思い出してみるがよい。お前は生きている間に良いものをもらっていたが、ラザロは反対に悪いものをもらっていた。今は、ここで彼は慰められ、お前はもだえ苦しむのだ。26そればかりか、わたしたちとお前たちの間には大きな淵があって、ここからお前たちの方へ渡ろうとしてもできないし、そこからわたしたちの方に越えて来ることもできない。』27金持ちは言った。『父よ、ではお願いです。わたしの父親の家にラザロを遣わしてください。28わたしには兄弟が五人います。あの者たちまで、こんな苦しい場所に来ることのないように、よく言い聞かせてください。』29しかし、アブラハムは言った。『お前の兄弟たちにはモーセと預言者がいる。彼らに耳を傾けるがよい。』30金持ちは言った。『いいえ、父アブラハムよ、もし、死んだ者の中からだれかが兄弟のところに行ってやれば、悔い改めるでしょう。』31アブラハムは言った。『もし、モーセと預言者に耳を傾けないのなら、たとえ死者の中から生き返る者があっても、その言うことを聞き入れはしないだろう。』」(ルカ16・19-31)

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チョ・ミョンヨン神父様の「今日の黙想」です。

先日、神父たちと会って夕食を共にしました。 そして、消化を兼ねてビリヤードのゲームをしようと言うことになりました。 正直、私は早くからビリヤードをしていたので、いわゆる「高段者コリアンダー」と言われるほど高い点数を持っています。 しかし、ある瞬間からビリヤード自体に面白さを失い、そのためビリヤードをしても勝とうとする考えが全くないのです。 したがって、勝つという考えよりは、相手が早く勝って早く終わらせてくれることを願うだけでした。 こんな気持ちでビリヤードをする私は楽しいでしょうか？ 違います。 まったくその瞬間が楽しくありません。

今この瞬間に充実している時に、確かに喜びと共に有意義な時間を過ごすことができます。 ところが、多くの人が今に忠実であるよりは、過去に執着し、未来を心配するのに多くの時間を費やしています。 そのため、今いざやるべきことができずにいるのではないでしょうか？では、今本当にすべきことは何でしょうか？

ある詩人が自分の詩をいくつかの出版社に送りました。 ところがその度にこんな内容の手紙をもらいました。

「あなたの感動的な詩に深く感謝します。 しかし、当社の紙面には似合わないことを残念に思います。」

この時、彼は50歳でした。 今は間違っていると言い、年を取りすぎて自分の才能をもっと育てるには時間が多くないと言いながらあきらめてもよいような年齢でした。 しかし、彼はあきらめませんでした。 自分の詩を修正し続け、続けて詩を書いて出版社に送りました。 この詩人がまさにそれから19年後に、ほぼ70歳でノーベル文学賞を受賞した「ヘルマン·ヘッセ」です。

 他の人に認められることに幸せを見つけたのではなく、文を書く今この瞬間に意味を置き、幸せを見つけた人でした。

今日の福音書は、あまりにも有名な金持ちとラザロの話です。 この世ですべてを享受してきた金持ちがあの世で苦しみを受け、逆に苦しみと試練の中で苦労して生きてきたラザロは死んでアブラハムと共に永遠の命を享受するようになったという話です。 では、金持ちが死んで苦しむ理由は何だったのでしょうか？ 彼がこの世であらゆる悪い罪を犯したという話は全く出てきません。 ただ、いい服を着て毎日楽しく豪華に暮らしたということだけです。 そしてもう一つあるとすれば、かわいそうなラザロを無視したということです。

彼の永遠の命のためにしなければならないことは、豪華な人生ではなく、貧しく哀れな人のための「愛の実践」だということを物語っています。 そして、その実践は、後で機会がある時にするのではなく、今すぐしなければならないのです。

私たちは今、この瞬間をどのように生きているでしょうか？

他の人に見せるための人生、自分自身を現す豪華な人生が重要なのではなく、神様が認める人生である「愛の実践」が重要なのです。 

今行っているこの「愛の実践」だけが、私たちに天国での永遠の命をもたらしてくれます。

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毎日の生活の中で小さなことであっても与えられた仕事を忠実に行い、主の栄光のために愛の実践ができますように、聖霊、きてください。