+神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第26主日です。
慈しみ深い主・イエス・キリストと被昇天の聖母マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
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マルコによる福音
<神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。>
そのとき、10・2ファリサイ派の人々が近寄って、「夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と尋ねた。イエスを試そうとしたのである。3イエスは、「モーセはあなたたちに何と命じたか」と問い返された。4彼らは、「モーセは、離縁状を書いて離縁することを許しました」と言った。5イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、このような掟をモーセは書いたのだ。6しかし、天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。7それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、8二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく、一体である。9従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」10家に戻ってから、弟子たちがまたこのことについて尋ねた。11イエスは言われた。「妻を離縁して他の女を妻にする者は、妻に対して姦通の罪を犯すことになる。12夫を離縁して他の男を夫にする者も、姦通の罪を犯すことになる。」
13イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。14しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。15はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」16そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。(マルコ10・2-16)
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リュウハンヨン神父様の「今日の黙想」です。
神は、創造された動物と鳥たちがアダムの相応しい助け手になるには不十分であるため、独りでいないようにエバを連れ添う者として作られました。聖書は、エバがアダムの肋骨から作られたと説明しています。アダムはエバを見て、「ついに、これこそわたしの骨の骨わたしの肉の肉。」と叫びます。「人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」という節は、古代の慣習を反映しています。しかし、ユダヤの習慣では、女性が親の家を離れ、夫の家系に入ることです。
イエス様は「結婚は 神が結び合わせてくださったものである」と宣言します。イエス様は、人々の心が頑なであるため、モーセが離婚証書を書くことを許したが、離婚は神の創造の目的に反すると語ります。神が結びつけた正当な結婚の結びつきは、人が離してはならないのです。
イエス様は、女性が男性の所有物と見なされていた時代に、創造主が意図された男女の平等を回復しようとしています。男女ともに同じ肉と骨を持ち、神の姿に従って創造された人格体であることを強調します。旧約時代に許容されていた一夫多妻制は、人間の欲望と権力から生まれたものです。メシアは、新しい時代にふさわしい神の基本秩序を回復しつつあります。
男女の平等は、命の主である神に対する信仰に由来します。夫婦が互いを尊重し愛する姿勢は、幸せな家庭の秘訣です。配偶者の弱点を補い、違いを尊重する態度は、子供たちに人格的な愛を教える源となります。
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神様に似せて造られた私たちが男女ともに尊重し愛し合って美しい世界を創造していくことができ、子供たちにも正しい愛の生き方を教えることができますように!聖霊来てください。