+聖テレジア(イエスの)おとめ教会博士記念日に、神に賛美をささげよう。
おはようございます。
今日は聖テレジア(イエスの)おとめ教会博士記念日です。
救い主・イエス・キリストと教会の御母聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、聖テレジア、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
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「アヴィラの聖テレジア」として知られる聖テレジアは、1515年にスペインのアヴィラで生まれました。彼女はカルメル会に入り、一生をかけて完全なる徳の道を歩み、神秘的な啓示を受けました。彼女は修道会の発展のために改革を推進し、多くの困難に直面しましたが、そのたびに主に頼って困難を乗り越えていきました。修道生活と霊性生活に関する多くの著作を残し、1582年にこの世を去りました。1622年にグレゴリウス15世によって列聖され、1970年に教皇パウロ6世によって「教会博士」に宣言されました。
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ルカによる福音
<人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。>
そのとき、イエスは話しておられたが、11・37ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。38ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、不審に思った。39主は言われた。「実に、あなたたちファリサイ派の人々は、杯や皿の外側はきれいにするが、自分の内側は強欲と悪意に満ちている。40愚かな者たち、外側を造られた神は、内側もお造りになったではないか。41ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはすべてのものが清くなる。」(ルカ11・37-41)
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リュウ・ハンヨンペトロ神父様の毎日のミサの「今日の黙想」です。
イエス様が「食事の前にまず手を洗わない」ことを見たファリサイ人は驚きます。彼はイエス様を律法の偉大な教師と思い教えを聞こうとしていたのですが、律法を破る姿を見て驚いたのです。その人の心を見抜かれたイエス様は、ファリサイ人たちの偽善を指摘し、杯と皿の外側だけでなく、心の中に潜む貪欲と邪悪を捨てなければならないと仰います。人間の心を創造された神は、内面の醜い姿を隠したまま偽善を働く人々の偽りを知っておられます。
ファリサイ派の人々は形式的な律法の遵守で人を判断します。彼らは外見的なものと人間的な尺度を重視し、律法の規定に拘ります。イエス様は内面の善を見て人を判断されます。イエス様は中風の病人を癒やし、その人の罪を赦されます。また、寡婦のわずかな献金に込められた信仰と誠意を見抜き、賞賛されます。
ファリサイ派の人々は律法を守る行為自体で義とされたと考えます。彼らは自分たちを義とすることで神の恩恵を阻んでいます。それゆえ、使徒パウロは律法によって義とされようとする者は、キリストとの縁が切れると言います。キリストの恩恵は、愛で行動させ、律法を完成させます。
外面の行為や戒めの細かい規定に執着する人は、先入観と偏見に捕らわれます。神の中で義とされた人は、罪を引き起こす戒めの遵守に縛られません。
その人は聖霊の中で自由な人となり、神の愛を魂の中に満たして生きていきます。
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万物の上におられ、私たちの心を見抜かれておられる主にいつも素直で正直なキリスト者となれますように!聖霊、来てください。パクアグネス
******度々申し訳ございません。昨日の黙想文はイ・ソングン・サバ神父様の黙想文でした。