+神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は聖セシリアおとめ殉教者の記念日です。
慈しみ深い主・イエス・キリストと病人の癒し聖母マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
***********聖セシリアはローマの貴族の家柄の出身で、幼い頃から敬虔な信仰者として育ちました。 聖女の生存年代は正確ではないが、260年頃に殉教したと伝えられ、迫害時代を通して聖女に対する敬虔が広く伝播されたといいます。 「セシリア」という言葉は「天上の百合」という意味で、棄教の強要を退け、殉教した聖女の人生をそのまま見せてくれます。 よくビオラやオルガンを演奏する姿で描かれた聖セシリアは、音楽家の守護聖人として敬われています。(今日の典礼から)
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ルカによる福音
<ところが、あなたたちはわたしの家を強盗の巣にした。>
そのとき、19・45イエスは神殿の境内に入り、そこで商売をしていた人々を追い出し始めて、46彼らに言われた。「こう書いてある。
『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』
ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。」
47毎日、イエスは境内で教えておられた。祭司長、律法学者、民の指導者たちは、イエスを殺そうと謀ったが、48どうすることもできなかった。民衆が皆、夢中になってイエスの話に聞き入っていたからである。(ルカ19・45-48)
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チョ・ミョンヨン神父様の今日の黙想です。
多くの方がパリに行きたいと思っています。パリの夜景、セーヌ川、ルーヴル美術館、エッフェル塔……見るべきものや美しさを持つパリに行きたいということです。でも、初めからこんなに美しい都市だったわけではありません。
元々パリは上下水道がひどかったそうです。王宮にさえ、まともなトイレがなかったと言います。だから人々は道ばたのどこでも用を足しました。女性たちのスカートが広がっているのは、どこでも用を足すためだとも言われています。日傘を持って優雅に立っている女性が、実は用を足しているかもしれないということです。
上下水道がきちんと整備されていないパリ。ですので、伝染病が始まると感染者が続出し、いつ終わるか誰も予測できなかったそうです。
そんなパリでしたが、ナポレオン3世の命令によって大規模な構造改革が始まり、現在の美しいパリが完成しました。私たちの国もそうではないでしょうか?私が子供の頃は、洋式トイレを見つけるのが難しかったです。しかし今では、昔のトイレを利用することができないほどになりました。
こんなに急速に変化する世界の中で、私たち一人一人はどう変わっているでしょうか?良い方向に、そして主が望まれるように変わらなければなりません。
イエス様が神殿を清める姿を見ることができます。イエス様の初めてで最後の暴力行為を見るシーンです。どれほど怒っておられたら、敵を愛しなさいと言われた方が暴力を振るわれたのでしょうか?それは、神殿が祈りの家ではなく商売をする家になっており、愛に満ちた場所ではなく、貧しい人々に対する不正と差別が存在する強盗たちの巣窟になっていたからです。
罪人は根本的に自分の罪を隠そうとする傾向があります。ところで、神殿で罪を犯している人が多くいました。彼らは人々に認められ、支持を受けている人々でした。宗教指導者たちであり、神殿で働く人々でした。だから、彼らは嘘の言葉で民をだまそうとしました。
しかし、今、群衆はイエス様の方に向かっています。イエス様によって彼らの罪が次第に明らかになっていたからです。だから、彼らはイエス様を排除する方法を探します。(韓国にある)針泥棒が牛泥棒になるということわざのように、次第に彼らの罪が拡大していっています。
しかし、彼らの心を変えるために十字架を避けないイエス様です。今、(私たちも)罪から完全に解放される(心の)変化が必要です。
そうでなければ、主と共に過ごし、主の中で大きな喜びと幸福を享受することはできないでしょう。
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まだ主の中で清められていないことがあるなら、近づいて来る待降節を迎え、赦しの秘跡を受けることができますように!聖霊、来てください。