+神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第34月曜日です。
王である主・イエス・キリストとキリスト信者の助け聖母マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします
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ルカによる福音
<ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て>
そのとき、21・1イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。2そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、3言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。4あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」(ルカ21・1-4)
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毎日ミサの黙想文です。
イエス様は、自分が持っているすべてをためらうことなく献金した貧しいやもめの信仰を高く評価されました。その当時、レプトンは1デナリオンの日給の144分の1であると言われています。しかし、何かを進めるとき、レプトン二枚を出す人よりも1デナリオンを出す人の方がはるかに助けになることが多いのです。たとえ貧しいやもめが持っているもの全てであるレプトン二枚を出し、1デナリオンを出した人が彼が持っている多くの財産から非常に少ない部分しか出さなかったとしても、効果の面では後者の方がはるかに大きな影響を与えることは確かです。
もちろん、これはお金の問題だけではなく、時間や能力、愛、忍耐など、さまざまな面においても適用される現実です。少ない能力を全て捧げようと努力する人よりも、優れた能力の半分だけでも捧げる人を先に求めるのが人間の常です。この世界に生きている限り、どうしても結果を考えざるを得ないなら、少なくともそのような自分の姿を恥じるべきです。
自分自身や他の人について、その人がどれだけの効果を出せるかを評価基準にすることは、明らかにイエス様の視点とは大きな違いがあります。このように私たちはこの世界の論理や計算に従っています。
神に忠誠を尽くそうと、先祖の信仰を命がけで守るダニエルと彼の仲間の三人の若者、および主を完全に信じ、信頼して無謀に見えるほどすべてを捧げたこの貧しいやもめに、今は神が応えてくださる番です!
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いつも生き方の基準がイエス様の目線に合わせた愛の実践ができますように!聖霊、来てください。