+聖トマス・アクィナス司祭教会博士の記念日に神をたたえよう。
今日は聖トマス・アクィナス司祭教会博士の記念日です。
神性の充ち満てるイエズスの聖心と賢明な乙女聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、聖トマス・アクィナス、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
*****1225年頃、アキノの伯爵の家庭に生まれる。
初めはモン・カッシーノの修道院で、次いでナポリで学問を修めた。
後にドミニコ会に入り、パリとケルンで聖アルベルト・マグヌスに師事して学業を終えた。
哲学と神学を教えるとともにそれらに関する多くの優れた著作を残した。
1274年3月7日にフォッサノーバで没したが、1369年1月28日に遺体がトゥールーズに移されたことからこの日に記念されるようになった。
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マルコによる福音
<神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。>
そのとき、3・31イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。32大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、33イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、34周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。35神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」(マルコ3・31-35)
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チャン・スンピルアンドレ神父様の黙想文「多数は常に正しいのか。」です。
信頼できる世論調査によると、最近の極端な事態を支持する数値は20から25パーセントに達しているとのことです。つまり、通行人4人のうちの1人、少なくとも5人のうちの1人が今回の「内乱勢力を」擁護しているということです。弾劾期間が長引くにつれて、このような状況を目にすることになるだろうという予告を聞いていましたが、実際の状況に直面すると、言葉では表せないほどの惨状です。
私たちは、私たちが属する社会に最低限の常識が機能していると期待しながら生きてきたようです。しかし今回の事態を通じて、主の国が到来するまで、私たちが通過しなければならないどの土地にも、私たちが信じられるものはないということを実感します。世の中にあるどんな価値も、タダで与えられるものではないこと、多数が支持する社会的合意も、たった1人によってひっくり返される可能性があることを私たちは経験しました。もちろん、多くの人々が残っており、すべてが元の場所に戻るように力を尽くしていますが、私たちが知っている常識に期待してうまくいくと楽観するには、まだ多くの段階が残っていることを理解しています。
私たち信仰を持つ者たちにも「信仰の普遍感覚」というものが確かに存在します。シノドスの時代を生きるよう教会自体も声を高めています。しかし今回の事態を通じて感じるのは、多数が常に正しいわけではないという事実を、社会だけでなく教会を通じても確認することができるかもしれないということです。幸いなことに、教会の権威を背負った人々だけでなく、教会のすべての構成員には、常に回帰すべき場所があります。それはまさに「福音」です。
朗読と福音が「神の御心」と呼びかけているように、常に福音の主が語る生ける神の父の御心に戻らなければなりません。
多数が退行するという恐怖を軽視してはなりません。また、その多数に私自身が含まれているかもしれないという点にも意識を持たなければなりません。
教会が常に神の御心にその中心を置いているなら、そこから働く信仰の普遍感覚もシノドスも健康なものとして残ることでしょう。
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毎日の福音を通して、常に神様の御心を知り、愛の一日をいきることができますように!聖霊、来てください。パクアグネス