+神をたたえよう。神は偉大、すべては神を造られた。
今日は四旬節第1水曜日です。
忍耐と慈悲とに富めるイエズスの聖心と奇しきばらの花聖母マリア、そして諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようにお祈りします。
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ルカによる福音
<「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。」>
そのとき、11・29群衆の数がますます増えてきたので、イエスは話し始められた。「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。30つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。31南の国の女王は、裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。この女王はソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来たからである。ここに、ソロモンにまさるものがある。32また、ニネベの人々は裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。ここに、ヨナにまさるものがある。」(ルカ11・29-32)
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毎日のミサの「今日の黙想」です。
今日の第一朗読では、主がヨナに命じられます。
「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」
ヨナがニネベへ行き、神の言葉を伝えると、ニネベの人々は神を信じ、悔い改めました。
ニネベの人々が神を受け入れるまでに、どれほどの葛藤があったことでしょうか。
ヨナが神の言葉から逃れようとして魚の腹の中で悔い改めたように、彼らもまた、激しい苦悩や議論の末に、神を受け入れたのではないでしょうか。
重要なのは、最終的に彼らが悔い改めたということです。
彼らは、目に見える大きな奇跡や特別なしるしではなく、神が遣わされた預言者を見分けることができたのです。
今日の福音で、イエス様はこう言われます。
「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。」
イエス様は、ご自身が死から三日目に復活されることを念頭に置かれ、それこそがこの時代の人々にとって最大のしるしとなることをお示しになっているのです。
イエス様は死に打ち勝ち、復活され、私たちと共におられます。
日々のミサにおいて、聖体の秘跡を通して現存されるイエス様を無視し、虚しい偶像ばかりを求めるなら、それほど愚かなことはありません。
だからこそ、私たちは御体をいただき、新たな命の力によって、常に変わり続ける努力をしなければなりません。
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私たちも周りの人々を回心させるよい福音を伝え、愛の実践ができますように!聖霊、来てください。パクアグネス