+神をたたえよう。神は偉大、すべては神を造られた。
今日は四旬節第1火曜日です。
忍耐と慈悲とに富めるイエズスの聖心と奇しきばらの花聖母マリア、そして諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようにお祈りします。
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マタイによる福音
<こう祈りなさい。>
そのとき、イエスは弟子たちに言われた。6・7あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。8彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。9だから、こう祈りなさい。
『天におられるわたしたちの父よ、
御名が崇められますように。
10御国が来ますように。
御心が行われますように、
天におけるように地の上にも。
11わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
12わたしたちの負い目を赦してください、
わたしたちも自分に負い目のある人を
赦しましたように。
13わたしたちを誘惑に遭わせず、
悪い者から救ってください。』
14もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。15しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」(マタイ6・7-15)
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チャンスンピル・アンドレ神父様の黙想文「わたしたちの父」です。
今日、不安定な状況が極限にまで達しようとしている中で、個人が何かを行うこと、あるいは何もしないことに、一体どんな意味があるのだろうかと考えてしまうことがあります。しかし、私たちの生活の中のささやかな選択にも意味を与え、私たちに真の自信をもたらす言葉があります。それは、「天の父である神」です。
神は私たちの父でおられます。神はあなたを知っておられます。ミサのためにその御前に座るあなたを見つめ、あなたのもとに来られ、内側からあなたを優しく包み込んでくださるでしょう。
神が私たちの父であるという確信をもって、不安の時代にあっても信仰の霊を伝えていかなければなりません。もやしを育てる容器にどんなに水を注いでも、すぐに流れ落ちてしまうように見えますが、やがてその水を吸い上げ、芽がすくすくと成長していきます。同じように、神の口から出るすべての御言葉も、私や隣人をただ通り過ぎて消えてしまうように思えるかもしれませんが、決して消えることなく、神の御心のままにすべてを成し遂げるのです。
この完成への信仰があるからこそ、私の小さな一歩も決して無駄にはならないという確信があります。だからこそ、今日もまた一歩を踏み出します。今日も新しい一日を力強く開いていきましょう。
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毎日の御父の御言葉が永遠の命に繋がり、主を必要とする人々に伝え、霊的な分かち合いとなりますように!聖霊、来てください。パクアグネス