マイクロプラスチックの添加剤、魚に蓄積 水や餌通じ 北大など確認
毎日新聞 2023/1/15 18:34(最終更新 1/15 18:35) 有料記事 560文字
写真はイメージ=ゲッティ
微小なマイクロプラスチックに添加された化学物質が、水に溶け出したり餌を通じたりして魚に取り込まれることが実験で明らかになったと、北海道大と東京農工大の研究チームが専門誌に発表した。
添加剤の中には生き物に有害な物質もある。実験した北海道大の仲岡雅裕教授(海洋生態学)は「将来マイクロプラスチックが増えると影響が心配だ。増加傾向にあるプラごみを減らす必要がある」と話した。
チームは北海道東部の厚岸湖で採取したカジカ(体長約8センチ)と、餌の甲殻類のアミ(同1センチ)を使い、著しい汚染環境を2ケース再現して実験した。1リットル当たり500マイクログラムのマイクロプラを入れた水槽と、あらかじめマイクロプラを取り込ませたアミを餌として入れた水槽でカジカを飼育し、複数の添加剤がどの程度体内に移行するか調べた。
添加剤のうち燃えにくくするための難燃剤は、汚染されたアミを食べたカジカの筋肉から、野生に比べ約9倍の濃度で検出された。水からの取り込みはほとんどなかった。
紫外線で劣化しにくくするための添加剤は、2ケースとも野生より3~5倍高い濃度が筋肉で見つかった。
海のプラごみは今後も増加が予想され、対策が喫緊の課題だ。各国は環境汚染を防ぐための国際条約制定に向けて交渉を始めており、2024年末の合意を目指す。(共同)
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마이크로 플라스틱의 첨가제, 물고기에 축적. 물, 먹이를 통해서. 홋카이도대학 등 확인.
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