レーザー光で害虫駆除、大阪大など技術開発 農薬減へ期待
毎日新聞 2023/1/19 13:00(最終更新 1/19 13:00) 有料記事 493文字
レーザー光照射による害虫駆除(イメージ)
大阪大の山本和久教授(レーザー工学)らのチームは19日、ガなどの害虫をレーザー光を照射して駆除する技術を開発したと発表した。農薬を使わずに農作物被害を防ぐ新技術として期待される。将来的にはゴキブリやハエを駆除する家庭用の製品開発も視野に入れている。
人工知能(AI)を活用し、虫の飛行ルートを推測する技術の開発を国の研究機関が進めており、早ければ2025年ごろにこうした技術も組み合わせたシステムの実用化を目指す。
チームは全国で農作物被害をもたらしている体長1~2センチのガの一種「ハスモンヨトウ」で実験。ガの動きをカメラなどで捕捉して追尾し、実際に飛んでいるガにレーザー光を照射、撃ち落とすことに成功した。バッタやハムシでも同様の結果が得られた。
チームによると、蚊など小型の害虫をレーザー光で駆除する技術はある。体が小さいため全体に照射すればよく簡単に駆除できるという。ガなどの体全体に照射するには大きなエネルギーが必要だが、チームはガの胸部と頭部が照射による損傷が大きく、急所となることを突き止めた。
山本教授は「さまざまな形で食料の安定供給に貢献したい」としている。(共同)
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