『変態ピアニストVS俺様指揮者のラプソディ』
Praha 1996.
少年がオーケストラを見つめている。
「親愛なるヴィエラ先生。
先生が指揮する、プラハ・ドボルザークホールでの公演、
今年ことまた見に行きたかった。
なぜ僕は、ここにいなければんらないんでしょうか。
有名ピアニストを父に持ち、音楽一家に育った俺は、
小さい頃から、世界中の舞台を見てきた。
ウィーン、ベルリン、プラハ、
ヨーロッパの荘厳なオーケストラ。
そして、セバスチャーノ・ビアラの指揮。
俺はすぐに、音楽に夢中になった。
父の顔を使っては、劇場に潜り込み・・・」
千秋が落とした"たまごっち"をきっかけに、親しくなる二人。
「それがきっかけで、ヴィエラ先生に気に入られ、
まだ子供の俺にも、先生はいろんなことを教えてくれた。
そして、父と離婚した母と共に、
日本に帰ることになった俺は・・・」
「先生!
大きくなったら絶対に戻ってくるから!
だから・・・僕を先生の弟子にして!」
「ああ。いつでも待ってるよ・・・
君はもう僕の弟子だ!」
「それから10年。
なぜ僕は、ここにいなければならないんでしょうか。」
胴体着陸する飛行機を思い浮かべ、千秋は涙を流す。
一番最初のシーンの舞台はプラハ。
千秋の子供時代を演じたバイリンガルな少年は、
海外ロケに行ったんですね。お疲れ様!!
のだめ”こと野田恵(上野樹里)は、桃ヶ丘音楽大学ピアノ科の3年生。
音楽を一度聴けば弾けてしまうという天才的な一面を持ちながら、
楽譜を読むことが大の苦手でもある彼女は、本能の赴くまま、
作曲者の意図を無視して暴走する演奏をしてしまうこともしばしば、
という一風変わった生徒だ。
主人公ののだめは、友達の限定弁当を勝手に食べて走り去るという
後姿で登場!
そんなのだめとは対照的に、エリートコースまっしぐらなのが、
同じピアノ科の4年生・千秋真一(玉木宏)だ。
音楽一家に生まれ、ピアノ、ヴァイオリンの腕前は一流でもある千秋は、
指揮者を目指し、密かに勉強を続けていた。
だが、幼いころに体験した出来事が原因で飛行機恐怖症になり、
海外留学すらままならないという不遇の天才だった。
音楽大学のキャンパスを歩く千秋は、生徒たちが練習する姿に
「ヘタクソ!ド下手くそ!みんなヘタクソ!!」
と心の中で呟きます。
彼はみんなの憧れの的。「千秋さま」と呼ばれているんですね。
憧れの眼差しで千秋を見つめる女子学生たちに混じって、彼に視線を
投げかける男たちがいた。
ひとりは、エレクトリック・ヴァイオリンを手にした金髪の男・
峰龍太郎(瑛太)。
ヴァイオリン科に在籍する龍太郎は、大学裏にある中華料理店『裏軒』の
ひとり息子で、ロックをこよなく愛する派手好きな男だった。
そしてもうひとりは、管弦学科でティンパニやパーカッションを学ぶ
奥山真澄(小出恵介)。
アフロヘアがトレードマークの真澄は、千秋に密かな思いを寄せる
乙女な心を持つ男子だ。
自分より遥かに実力が劣ると思っている指揮科の早川有紀夫(諏訪雅)が
海外留学することを知り、むしゃくしゃしていた千秋は、
熱血指導で知られるエリート専門のピアノ教師・江藤耕造(豊原功補)の
叱責に逆ギレし、コンクールへの出場を取り消されてしまう。
江藤先生、ハリセン持ち歩くキャラなんですね。
面白キャラが続いている豊原さん、この役もいい感じ!
「そうだよ。
俺は指揮者になりたいんだ。」
キャンパスを歩く千秋。どこからかピアノが聞こえてくる。
「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 悲愴。
すげーデタラメ。これじゃ悲惨だ。
・・・違う。
デタラメだけど間違ってるんじゃない。
・・・すごい!なんだこれ!
一体誰が!?」
ピアノを弾く女性の姿を見つめる千秋。
ドアを開けようとしたとき、誰かにそれを止められる。
「真一、江藤先生のところクビになったって本当?」
声楽科の女王と呼ばれ、千秋の元恋人でもある多賀谷彩子(上原美佐)だ。
バーで飲む二人。
彩子は江藤に謝るよう言う。
ピアニストになるつもりはないと言う真一に、
だったらはじめから指揮科に行けばよかったと詰め寄る。
「いきなり指揮科に行ったところで、音大じゃ実際に指揮する
チャンスなんて滅多にない。
指揮の勉強ならちゃんと自分でやってるし、
それに、俺の先生はヴィエラ先生だけだから、
他の人に余計なことは教わりたくない。」
「だったらさっさと留学すればいいのに。
バッカじゃない。飛行機が怖くて乗れないなんて。
たった一度胴体着陸経験したからって何よ!
おまけに海で溺れたトラウマで船にも乗れない!」
「簡単に言うな!体験していないお前に何がわかる!!
・・・俺、もう音楽やめようかな。
いくら日本で頑張って、プロの指揮者になったところで、
ヨーロッパに行けなければ意味がないし、
お前んちの会社、多賀谷楽器の社員にでもしてもらおうかな。」
すると彩子は、負け犬は嫌い、と言い放ち、千秋を残して去っていって
しまう。
「フンフフフンフフ・猫のフン!」
鼻歌交じりに帰宅したのだめは、自分の部屋の玄関の隣で寝ていた
千秋に気づく。
「なんとか先輩・・・。」
まるでピアノのキーを叩くように、彼を突いてみる。
「助けて・・くれ・・。」
泥酔した千秋がそう呟く。
千秋の顔を見つめていたのだめは彼に恋する。
そして千秋に近づき、耳元に息を吹きかける。
「風・・・。
風の音がする。
なんて心地いいんだ。
・・・今度はピアノ。
この曲!これは、あの時聞いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ。」
目を覚ますと、見知らぬ女性がピアノを弾いている。
「ゴミの中で美しく響くピアノ・ソナタ。
カプリチヨソ カンタービレ。
気ままに、気まぐれに、歌うように。
ここはどこ?
あれは・・・」
立ち上がろうとした千秋は、空き缶を倒す。
するとその中から数え切れないぐらいの虫が飛び出してくる。
「ひぇっ!」
「あ!思い出した!千秋先輩!
昨日のこと、覚えてましゅか?へへー。」
千秋は慌ててのだめの部屋から逃げ出した。
「ここは、俺のマンション。
俺の・・・となりの部屋!」
服は埃だらけ。おまけにクモの巣まで。
「なんだ。何なんだ、あの女!!」
ベルトが無くなっていることに気づく。
昨晩何があったのか。
「覚えてねーーーっ!!」
のだめの部屋、想像以上でした。
でもなんだかのだめが可愛い。(笑)
二日酔いのまま大学に向かった千秋を待っていたのはのだめ。
「せんぱーい!今朝私の部屋に忘れていったでしょう?」
とベルトを振り回す。
周りの生徒たちが注目する中、千秋はのだめを無視し、
新たに担当教師となった谷岡肇(西村雅彦)の元へと向かう。
しかし、そこにはまたもやのだめの姿が。
学生たちの間で落ち専(落ちこぼれ専門教師)などと呼ばれている
谷岡は、のだめの担当教師でもあったのだ。
そこで谷岡は、千秋とのだめに、モーツァルトの
『2台のピアノのためのソナタ』ニ長調をやってみないか、と提案する。
最初は嫌がる千秋だが、後輩指導だと思ってと言われ渋々引き受ける。
「テンポはゆっくり目でいいから。これくらいで。
いくぞ。」
チャーン チャーン チャンチャンチャンチャラチャーン
「たった2小節で間違えんなー!」
「ギャボーーーン!」
「なぜ・・・
どうしてこんなにメチャクチャなんだ。
・・・って楽譜見てないじゃねーかーーー!!」
「野田君は耳がいいから、耳で聞いて覚えることが多くて、
楽譜見ながら弾く習慣ないんだよねー。
おまけに、大の練習嫌いだし。
ま、気長に頑張って。」と谷岡。
「冗談じゃねー。
こんなレッスン、3日で充分!!」
同じころ、桃ヶ丘音楽大学では、各科のエリート学生で編成された
『Aオケ』が定期演奏会に向けて練習を続けていた。
コンサートミストレスは、ウィーン国立音大への長期留学から帰国した
ばかりの三木清良(水川あさみ)だった。
江藤はこの『Aオケ』に満足気だが、理事長・桃平美奈子(秋吉久美子)
は『クラッシック・ライフ』編集者・河野(畑野ひろ子)に
「なんか面白みに欠けるのよね。
毎年似たり寄ったりで。
この人たちなら学校卒業してからでも立派にやっていくんでしょうね。
だけどね、本来は、チャンスに恵まれずにうずもれていく才能を
発掘してこそ、私たちの仕事なのよ。
なんとかしてあげたいんだけどなー。」と呟く。
なんと指揮者には『めざましテレビ』でお馴染みの、軽部真一さん!
彩子が自分を素通りし、ドイツ留学を決めた早川と親しげに歩いていくのに
苛立つ千秋。
マンションのベランダで一服していると、悪臭が漂ってくる。
隣の部屋からだ。
ベランダを覗き込むと、そこはゴミの山。
仕切りからは村崎の謎の液体と大量の虫が侵入してくる。
千秋はのだめの部屋に乗り込み、大掃除を始める。
黒いクリームシチューは1年前のもの!?
ご飯の上にはイクラ・・・ではなくカビ。
洗濯物にはキノコ。
すごい状態です。(笑)
「やっぱ綺麗に片付くと音まで違うんですね!」
綺麗になった部屋に大満足ののだめ。
お礼に料理を振舞うと言っていたが、出てきたのは
真っ黒に焦げたアジの干物のマヨネーズ添え。
「炭だ!殺す気か!?
手料理というなら、これ位のものを、作ってから言え!」
あっという間に料理を作る千秋。
「美味しーい!すごーい!お母さんより上手い!
天才です!!」
「そこまで・・・」
「のだめ、感動ですぅーー!」
「今度はもっと美味いの作ってやるよ。」
千秋さん、いい人なのか、おだてに弱いのか。(笑)
のだめが練習に現れないため、谷岡に進められお茶を飲みに行く千秋。
途中指揮科の早川と大河内に声をかけられ、
早川は留学先でゲルハルムの受講生オーディションを受けるつもりだと
聞かされる。
ゲルハルム・・・ヴィエラが特別講師をしているのだ。
千秋はますますショックを受ける。
そんな千秋にのだめのピアノが聞こえてくる。
『裏軒』で食事をしていたある外国人は、店の息子・峰龍太郎(瑛太)が
音楽大に通っていると知り、付いていく。
案内をする峰だが、いつの間にかその男は消えていた。
大学構内、あちこち覗き込むその男。
のだめの練習を見つめるたあと、
「ブラボー。」と呟いた。
のだめは、その怪しげな初老の外国人に声をかけられる。
ミルヒー・ホルスタイン(牛の乳)と名乗るその男は、
ドイツからの観光客と言い、道案内、そして食事を一緒をとのだめを誘う。
のだめはその男を気の毒に思い(お腹が空いていたのも事実!)
彼と食事に行くことに。
「そうだ。千秋先輩のことも心配だし。
先輩と一緒にご飯食べに行きましょうー!」
向った先は、千秋の部屋。
ふざけた雰囲気だったミルヒーは、ヴィエラの写真を見て顔つきが変わる。
「千秋君。この人知り合いですか?」
「俺の指揮の師匠!勝手に触るな!」
「指揮!?あなた指揮者になりたいの?」
「悪いか?」
「のだめちゃん、ここ出ましょう。
千秋君迷惑そうだし、私の泊まってるホテル、
とても素敵な寿司レストランあります。」
「寿司レストラン!?」
「行きましょう」
「はい♪」
「このじじぃ、ただのスケベジジィか・・・。
おい、ちょっと待て!
今日は特別に俺の部屋で、」
「部屋で!?」のだめの目が輝く。
「練習見てやるよ。」
「練習・・・」
「のだめちゃん、私がもっと楽しいこと教えてあげます。
美しい夜景の見える部屋で、
フカフカのベッド。
フカフカのマクラ。」
ミルヒーが千秋の視線を意識しながらのだめを誘惑する。
「フカフカの部屋・・・
フカフカの枕・・・」
うっとりするのだめ。
「千秋君、ご愁傷様!」ミルヒーがのだめと出ていこうとする。
「おいっ!!
こっちにもあるぞ。フカフカのベッド!」
「それって先輩のですか!?」
「あ・・ああ。」
「枕は?」
「・・腕枕。」
「ギャッポー!」
のだめが千秋に飛びつく。
勝ち誇ったようにミルヒーを見つめる千秋。
「という訳だからじいさん良い旅を!」
ミルヒーを追い出す千秋。
「千秋・・・。」
いつの間にかパジャマに着替え、千秋のベッドに横になるのだめ。
千秋はのだめに激怒し追い出そうとする。
「わかりました。のだめちゃんと練習しますから!
本当にちゃんとやりますから!」
「もうどうだっていいんだよ、そんなこと。」
「どうしたんですか?今日練習にも来なかったし。」
そこでのだめは、指揮者用の本を見つける。
「すごい!チェックがいっぱい。
やっぱりさっきの本当だったんですね。
指揮者になりたいって。
のだめも早く先輩の指揮する姿見たいです。」
「帰れ!
こんな勉強したって、一体何になるっていうんだ。
いくら勉強したって、いくらピアノが上手くったって、
結局はハムにすら負けてる。
10年前も今も、俺はただ遠くからオケを見ているだけなんだ。
俺もやりたくない。
お前も練習したくない。
それでいいじゃないか。
もともと、何の意味もない課題なんだ。
無理してやることないだろ?
谷岡先生には俺から話しておくよ。
俺が指導しきれなかったって。」
「・・・・」
のだめは悲しそうに千秋の部屋を出ていった。
千秋は10年前にヴィエラと撮った写真を見つめ・・・。
翌朝、千秋はのだめの練習するピアノの音で目が覚める。
何度も何度も間違え、そして弾き直すのだめ・・・。
千秋はのだめの部屋を訪ねていく。
「そうじなら間に合ってます。」
「掃除じゃねー。」
「いやーん。」
「何がいやーんだ。
あんな下手なピアノ、聞かされる身にも、、、」
掃除したはずの部屋はまた元通りになっていた。
「なぜだ!たった数日で、どうしてここまで!!」
「ごめんなさい。
あの、私まだ暗譜しきれてなくて、
なんとか覚えますから、
だからあと1週間待ってください。」
「・・約束は3日だ。
俺が弾いてみせるから、ちゃんと楽譜見て聞いてろ。
どうしても楽譜を見て弾けないなら、
自慢の耳で覚えきれ。」
「すごーい!
先輩のピアノって正確なんですね。
本当に楽譜どうりでしたよ!」
「お前がデタラメ過ぎるんだよ。
俺とやる以上はきっちり弾いてもらうからな。」
「いー・・・。」
それから二人の猛特訓が始まった。
のだめを見つめながらピアノを弾く千秋。
口を尖らしてピアノを弾くのだめに、
「その顔やめろ!」
「え??」
つい、のだめを怒鳴りつけてしまう千秋。
「なんだか物凄くムカムカしてきた。
間違ったことを言っているわけじゃないはずなのに。」
ハリセンを手に指導していた江藤の姿が頭に浮かぶ。
「これじゃハリセンと同じだ。
あんなに嫌っていたレッスンを、
俺はこいつにしているのか・・・。」
のだめの練習を見つめる千秋。
「どうしたんですか?
せっかくつっかえず、最後まで弾けたのに。
また何か変ですか?」
そう聞くのだめも元気がない。
「変・・・。」
「どこがですか?」
「臭い・・・」
「え?」
「お前の頭・・・臭い!!」
「えー、そうですかー?
ちゃんと3日前に洗ったのに。」
「3日前!?」
「お風呂は1日置き。
シャンプーは3日置き。
こう見えても結構綺麗好きでしょ?」
のだめの頭にシャワーをかけ、シャンプーする千秋。
「何がこう見えてだ。
見たまんまじゃねーか!
一体どういう教育を受けてきたんだ!!」
「や~め~て~~~・・・」
ドライヤーをかける千秋。のだめは気持ち良さそう!
「何やってんだ、ほんっとに俺は・・・。」
女王様気分ののだめ。
トリマーの気分の千秋。
「え?犬??どんな犬ですか?
ゴールデンリトリバー?チワワ?柴犬かな。」
「お前って・・・
ヴィエラ先生に似てる。
やっぱ変わってんな。」千秋が微笑む。
「なんですか、それ・・・。」
そして約束の3日後。
谷丘に練習の成果を発表する二人。
発表前、楽譜に向って必死に練習するのだめを見つめる千秋。
「のだめ!」
「・・・」
「適当に、今日は自由に弾いていいから。」
「先輩・・・今のだめって・・・」
「俺にはわかる。
こいつには絶対特別なものがある。
そして、こいつに合わせられるのは、
俺様ぐらいだ。
ここは完璧なユニゾン。問題は次。
ファーストピアノがほとんど単独で主題を。
・・・出た!あの口!
もう切れ始めた。
自由にしろって言った途端、素直なヤツ。
でも合わせて見せる。
こいつの癖は知っている。
ほら、飛んだ。
跳ねた!
ほんとはずーっと気になってたんだ。こいつのピアノ。
昔、ヴィエラ先生が言ってた。」
「いいかい、千秋。
どんな素晴らしい舞台に立ったって
身震いするほど感動する演奏が
出来ることなんてまれなんだ。
そんな演奏が出来たなら
それは世界のマエストロと呼ばれるよりも
ずっと幸せなことかもしれない」
「俺はそんな瞬間を夢見ながら、
昨日までは諦めていたんだ。
でも今確かに、小さな身震いを感じている。」
「ブラボー!ブラボー!
良かったね、千秋君。
なんか壁越えたみたいで。」
「え?」二人が驚く。
「後輩指導じゃなくて、俺の為のレッスンだったのか。」
「天才モーツァルトは生涯でたった一曲だけ作った2台ピアノ曲は、
才能ある弟子の為だと言われているけど、
本当は、彼女と向き合うことで、モーツァルト自身が
純粋に音楽を楽しむことを、思い出したかったんじゃないのかな。」
谷岡は千秋にそう言った。
「先輩の背中に飛びつきたくてドキドキ・・・。
これってやっぱり、フォーリンラブ??」
「違う!断じて違う!!」
「でも、胸がキューンってくるし。」
唇を尖らせて接近するのだめの頭を抑え阻止する千秋。
「いいか!
今日はたまたま上手くいっただけで、
あんな演奏普通は認められないからな!
譜面どおりに弾かないなんてコンクールでは論外だ。」
「のだめがコンクール?
何言ってるんですか。
のだめはコンクールなんて出ませんよ。」
「じゃあ何で音大に入って、毎日練習しているんだよ。」
「のだめは、幼稚園の先生になりたいんです。」
「それが夢なのか?」
「はい!」
「親愛なるヴィエラ先生。
どうやら、日本にもすごいやつがいるようです。
俺はここで、もっとやれることがある。」
そして千秋は、ピアノ科から指揮科への転科を決意する。
それと同時に、世界的な指揮者として知られる
フランツ・シュトレーゼマン(竹中直人)が千秋たちの音楽大学に
講師として来ることを知る。
なんとその男こそが、あのミルヒーだった。
新しいオケを作りたいと言い出すミルヒー。
「私の選んだ生徒たちで、私のオケを!
この写真の生徒たちを集めてください。」
生徒たちの写真に講師たちが驚く。
選ばれたのは・・・
奥山真澄(小出恵介) 管弦楽科
佐久 桜(サ エ コ) 管弦楽科
峰龍太郎(瑛 太) ヴァイオリン科
そしてその中に、のだめの写真もあった。
※一部公式HPあらすじを引用しました。
面白かった!
原作は知らない私です。初回でのだめ・ワールドにハマりましたよ。(笑)
主演の上野さんはじめ、出演者のみなさん、思い切った演技を
魅せてくれています。
俺様的な千秋が、つい見ていられなくて世話を焼いてしまったり、
おだてに乗ってしまったりするところが可愛い。
そしてのだめは可愛さ炸裂!
楽しそうにピアノを弾く姿は、青空に放たれた小鳥のよう!
そしてそんなのだめの演奏に合わせていく千秋は
荒馬を乗りこなすカウボーイ?(笑)
千秋もとても楽しそうでした。
のだめに出会い、大切なことに気づかされたんですね。
そしてそう仕向けた谷岡先生、素晴らしい!
瑛太さんが演じるロッカーなヴァイオリストも、
豊原さんが江藤先生も西村さん演じる谷口先生も、
竹中さん演じるミルヒーは謎めいていますね。
みんなみんな個性的!
一番驚いたのは、小出さん!
『おいしいプロポーズ』では王子様キャラだったのに。(笑)
出演者のみなさん、楽器の扱いもすごい!
声楽科の彩子さんの歌うときの迫力も見事!
クラッシックには疎い私ですが、各シーンに合わせて流れる音楽が
とてもマッチしていて良かったです。
にわかクラッシックファンになりそう。(笑)
카페 게시글
일본드라마/영화대본
[대본 입니다]
노다메 칸타빌레 1화
t지혜
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07.04.01 12:21
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첫댓글 우와 이걸로 공부 좀 해봐야겠어요^^
움하하하하... 뭐라는지 하나도 모르겠어요 하하하하하하....
노다메는 이미 있는 게시물인데ㅋㅋㅋㅋ 뒷쪽에 가시면 우유식빵 님이 올리신 노다메 대본 전부 있습니다^^
와 감사합니다 잘쓰겠습니다!
저두,,,노다메 드라마로 봤는데..넘 잼있어서...일본어는 못하지만 함 원본을 도전해볼려구요...
우와..역시 한자의 벽에 부딪히는 군요 ㅠㅠㅠ
감사합니다 스크랩 해가겠습니다
감사합니다 스크랩 해가겠습니다
스크랩해갈게요
감사해요
우와 감사해요+ㅁ+