おから3%ごみ袋、前橋市が1.2万枚作成 8言語で捨て方表記も
毎日新聞2024/11/18 12:00(最終更新 11/18 12:27)456文字
ごみ袋の裏には8カ国語で分別の注意事項が書かれた
前橋市は地元企業と協力し、豆腐を作る際に出るおからを再利用したバイオマスプラスチックのごみ袋を全国で初めて開発した。原料の3%がおからで、市の指定ごみ袋として1万2000枚を作製。一般販売は予定していないが、資源循環の取り組みを事業者や市民に知ってもらい、環境問題への取り組みを促す狙い。
ごみ袋には、豆腐製造最大手「相模屋食料」(本社・同市)が開発したおから入りバイオマスプラスチック「TOFU RESIN(トーフ レジン)」を使用。井上ビニール(同市)がビニール原料のポリエチレンも加えて製造し、薄さ0・03ミリの45リットル用ごみ袋を完成させた。
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表面には、日英中韓など8言語でごみの捨て方を表記。日本独自のごみ分別に不慣れな外国人住民に向け、スプレーやフライパン、瓶などのイラストをつけ、「もえるごみにまぜないで」と注意を呼びかけている。
ごみ袋は今後、日本語学校の入学式や交流イベントで、分別の仕組みを説明しながら外国人に配布する。ごみ減量に関する市民向け出前講座でも取り組みを紹介する。【田所柳子】
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24.11.19 08:57
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