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毎日新聞2026/4/2 07:40(最終更新 4/2 08:21)594文字
打ち上げられるSLSロケット=米航空宇宙局のXより
米航空宇宙局(NASA)は米東部時間1日午後(日本時間2日午前)、月周回に臨む4人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船を米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。米国主導の国際月探査「アルテミス計画」の一環で、有人の月探査はアポロ17号以来、53年ぶりとなる。
新型宇宙船「オリオン」を搭載した全長約98メートルの大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」2号機を発射した。2月と3月に行われたリハーサルではロケットの燃料の液体水素が漏れ、修繕が行われていた。
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オリオンには米国とカナダの宇宙飛行士4人が搭乗。アポロ計画の宇宙飛行士は全員が白人の米国人だったが、今回はカナダ人に加え、米国人の女性や黒人男性も参加している。
2022年にはアルテミス計画の最初のミッションとして無人での月周回飛行に成功しており、今回は第2段階の位置付け。成功すれば、27年にオリオンと月着陸船とのドッキングなどを検証し、28年に月の南極域への着陸を目指す。以降も継続して月面着陸を繰り返し、人が居住できる月面基地を建設する。
今回のミッションは10日間の行程。地球を2周した後に月に向かい、6日目に月の裏側に到達、着陸はせず月の観察を行う。地球からの距離は約40万キロとなり、人類が到達した最も遠い地点の記録をわずかに更新する見通し。日本時間11日午前に太平洋に着水して帰還する。【信田真由美】