2025-11-19연중 제33주간 수요일＜그렇다면 어찌하여 내 돈을 은행에 넣지 않았더냐?＞

[박현주agnes]

<그렇다면 어찌하여 내 돈을 은행에 넣지 않았더냐?>
✠ 하느님의 어린양 주 예수 그리스도 우리의 충실함

그때에 11 예수님께서는 비유 하나를 말씀하셨다.
예수님께서 예루살렘에 가까이 이르신 데다,
사람들이 하느님의 나라가 당장 나타나는 줄로 생각하고 있었기 때문이다.
12 그리하여 예수님께서 이르셨다.
“어떤 귀족이 왕권을 받아 오려고 먼 고장으로 떠나게 되었다.
13 그래서 그는 종 열 사람을 불러 열 미나를 나누어 주며,
‘내가 올 때까지 벌이를 하여라.’ 하고 그들에게 일렀다.
14 그런데 그 나라 백성은 그를 미워하고 있었으므로 사절을 뒤따라 보내어,
‘저희는 이 사람이 저희 임금이 되는 것을 바라지 않습니다.’
하고 말하게 하였다.
15 그러나 그는 왕권을 받고 돌아와,
자기가 돈을 준 종들이 벌이를 얼마나 하였는지 알아볼 생각으로
그들을 불러오라고 분부하였다.
16 첫째 종이 들어와서,
‘주인님, 주인님의 한 미나로 열 미나를 벌어들였습니다.’ 하고 말하였다.
17 그러자 주인이 그에게 일렀다.
‘잘하였다, 착한 종아! 네가 아주 작은 일에 성실하였으니
열 고을을 다스리는 권한을 가져라.’
18 그다음에 둘째 종이 와서,
‘주인님, 주인님의 한 미나로 다섯 미나를 만들었습니다.’ 하고 말하였다.
19 주인은 그에게도 일렀다. ‘너도 다섯 고을을 다스려라.’
20 그런데 다른 종은 와서 이렇게 말하였다.
‘주인님, 주인님의 한 미나가 여기에 있습니다.
저는 이것을 수건에 싸서 보관해 두었습니다.
21 주인님께서 냉혹하신 분이어서
가져다 놓지 않은 것을 가져가시고 뿌리지 않은 것을 거두어 가시기에,
저는 주인님이 두려웠습니다.’
22 그러자 주인이 그에게 말하였다.
‘이 악한 종아, 나는 네 입에서 나온 말로 너를 심판한다.
내가 냉혹한 사람이어서 가져다 놓지 않은 것을 가져가고
뿌리지 않은 것을 거두어 가는 줄로 알고 있었다는 말이냐?
23 그렇다면 어찌하여 내 돈을 은행에 넣지 않았더냐?
그리하였으면 내가 돌아왔을 때 내 돈에 이자를 붙여 되찾았을 것이다.’
24 그러고 나서 곁에 있는 이들에게 일렀다.
‘저자에게서 그 한 미나를 빼앗아 열 미나를 가진 이에게 주어라.’
25 ─ 그러자 그들이 주인에게 말하였다.
‘주인님, 저이는 열 미나나 가지고 있습니다.’─
26 ‘내가 너희에게 말한다. 누구든지 가진 자는 더 받고,
가진 것이 없는 자는 가진 것마저 빼앗길 것이다.
27 그리고 내가 저희들의 임금이 되는 것을 바라지 않은 그 원수들을
이리 끌어다가, 내 앞에서 처형하여라.’”
28 예수님께서는 이 말씀을 하시고 앞장서서 예루살렘으로 오르는 길을 걸어가셨다.
루카 19,11ㄴ-28
연중 제33주간 수요일

복음의 화폐 단위인 ‘미나’는 백 데나리온의 가치를 지닌 금액입니다. 일 데나리온이 노동자 하루 임금이니 일 미나는 석 달 치 임금에 보너스가 붙은 정도라고 이해해도 될 것입니다. 그런데 복음에서 미나보다 자주 등장하는 화폐 단위로 ‘탈렌트’가 있습니다. 일 탈렌트는 60미나에 해당하며, 오늘 루카 복음과 병행 구절인 마태오에서는 탈렌트의 비유로 이야기가 전개됩니다. 루카의 ‘미나의 비유’와 마태오의 이야기는 화폐 단위 외에도 다른 점이 있습니다. 그 첫째는 바로 게으른 종에 대한 주인의 처분입니다. 탈렌트 비유에서는 게으른 종이 어둠 속에 던져지며 뼈저린 후회를 하게 됩니다. 그러나 오늘 미나의 비유에서는 게으른 종에게 관리 자격과 받은 미나를 박탈하는 처분밖에 내려지지 않습니다. 

마태오의 탈렌트 비유와 오늘 미나의 비유가 다른 결과를 드러내는 것에서 몇 가지 추정이 가능합니다. 첫째, 큰 단위인 탈렌트를 방치하는 것과 육십 분의 일인 미나를 방치하는 것은 그 과에 있어서도 무게가 다르다는 점입니다. 둘째, 둘째는 첫째보다 중요하고 제가 강론을 통해 강조하고 싶은 점입니다. 바로 주인의 의도가 재산 증식이 아닌, 적은 금액의 미나를 맡겨서 각각의 종들이 가지고 있었던 수완을 가늠해 보고자 했다는 점입니다.

그러면 종들이 지녀야 할 수완이나 주인이 기대하는 미덕은 무엇이었을까요? 우선은 주인을 두려워하지 않는 자세입니다. 첫째 종과 둘째 종이 그러했듯, 주인의 명을 실천하는 것이 주인에게서 받을 벌에 대해 두려워하고 관심을 기울이는 것보다 더 중요하다는 점입니다. 이런 미덕에 버금가는 미덕은 바로 비교하지 않고 최선을 다하는 것입니다. 뛰어난 이는 뛰어난 대로, 부족한 이는 부족한 대로 최선을 다했고, 주인은 그들 모두를 칭찬하며 상급을 주십니다. 칭찬받은 종과 질책당한 종들에게서 우리는 배워야겠습니다. 우리도 종들처럼 주님을 어떤 분으로 믿는지, 또 내 삶의 부족함이나 차이점을 어떤 기준으로 평가하는지에 따라 각자의 삶을 살아가게 됩니다. 우리도 종들처럼 삶과 신앙에 대한 가치관대로 살다가 마지막 날, 돌아온 주님 앞에 서게 될 것입니다. 아멘.（장승필 안드레아 신부님 「잘하였다, 착한 종아」에서）
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조명연 신부님 글 드립니다~~

「Good & New」

미국의 초등학교에서 하는 놀이가 있습니다. ‘Good & New’라는 놀이입니다. 게임의 방법은 아주 간단합니다.

24시간 이내에 있었던 좋은 일(Good) 혹은 처음 했거나 처음 경험한 일(New)을 1분 안에 말하는 게임입니다. 한 사람씩 돌아가며 말하는데, 사소한 일도 괜찮으니 깊게 생각하지 않고 떠오르는 대로 말하는 것입니다. 그리고 듣는 사람은 약간 야단법석을 떨며 손뼉 치며 기뻐해 줘야 합니다.​

이 놀이는 아이스 브레이킹(Ice Breaking) 게임처럼 분위기를 좋게 만들기 위해 시작했습니다. 그러나 이 놀이 후 이미지가 완전히 바뀌었습니다. 이곳에 오는 것을 즐거워했고, 일상 삶 안에서도 계속 좋은 일과 새로운 일을 찾아 행하는 적극적인 아이가 된 것입니다.

좋은 일과 새로운 일은 늘 우리에게 다가옵니다. 문제는 이를 중요하게 생각하지 않아 내 마음에 담지 못한다는 것입니다. 

일상의 좋은 일과 새로운 일에 집중해야 할 것입니다. 그리고 남의 좋은 일과 새로운 일에도 적극적으로 기뻐해 줘야 합니다. 그때 더 좋은 효과가 우리에게 다가올 것입니다. 

＊＊＊＜책임감을 갖는 일은 사랑하는 연습이다. 사랑이 피어오르기 위해서는 자기 마음속 두려움을 마주하고, 이해하고, 끌어안는 과정이 필요하다(임경선)＞


연중 제33주간 수요일

잘하였다, 착한 종아! 
네가 아주 작은 일에 성실하였으니
열 고을을 다스리는 권한을 가져라.
(루카 19,11ㄴ-28)

 良い僕だ。よくやった。
お前はごく小さな事に忠実だったから、
十の町の支配権を授けよう。
(ルカ19・11-28)

Well done, good servant!
You have been faithful in this very small matter;
take charge of ten cities.’
(Luke 19:11-28)

年間第33水曜日

잘하였다, 착한 종아! 
네가 아주 작은 일에 성실하였으니
열 고을을 다스리는 권한을 가져라.
(루카 19,11ㄴ-28)

良い僕だ。よくやった。
요이 시모베다 요쿠 얏타
お前はごく小さな事に忠実だったから、
오마에와 고쿠 치이사나 코토니 추우지츠닷타카라
十の町の支配権を授けよう。
주우노 마치노 시하이켄오 사즈케요오
(ルカ19・11-28)

Well done, good servant!
You have been faithful in this very small matter;
take charge of ten cities.’
(Luke 19:11-28)


Wednesday of the Thirty-third Week in Ordinary Time
Luke 19:11-28
While people were listening to Jesus speak,
he proceeded to tell a parable because he was near Jerusalem
and they thought that the Kingdom of God
would appear there immediately.
So he said,
"A nobleman went off to a distant country
to obtain the kingship for himself and then to return.
He called ten of his servants and gave them ten gold coins
and told them, 'Engage in trade with these until I return.'
His fellow citizens, however, despised him
and sent a delegation after him to announce,
'We do not want this man to be our king.'
But when he returned after obtaining the kingship,
he had the servants called, to whom he had given the money,
to learn what they had gained by trading.
The first came forward and said,
'Sir, your gold coin has earned ten additional ones.'
He replied, 'Well done, good servant!
You have been faithful in this very small matter;
take charge of ten cities.'
Then the second came and reported,
'Your gold coin, sir, has earned five more.'
And to this servant too he said,
'You, take charge of five cities.'
Then the other servant came and said,
'Sir, here is your gold coin;
I kept it stored away in a handkerchief,
for I was afraid of you, because you are a demanding man;
you take up what you did not lay down
and you harvest what you did not plant.'
He said to him,
'With your own words I shall condemn you,
you wicked servant.
You knew I was a demanding man,
taking up what I did not lay down
and harvesting what I did not plant;
why did you not put my money in a bank?
Then on my return I would have collected it with interest.'
And to those standing by he said,
'Take the gold coin from him
and give it to the servant who has ten.'
But they said to him,
'Sir, he has ten gold coins.'
He replied, 'I tell you,
to everyone who has, more will be given,
but from the one who has not,
even what he has will be taken away.
Now as for those enemies of mine who did not want me as their king,
bring them here and slay them before me.'"

After he had said this,
he proceeded on his journey up to Jerusalem.


２０２５－１１－１９「良い僕だ。よくやった。お前はごく小さな事に忠実だったから、十の町の支配権を授けよう。」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第33水曜日です。
御心の主・イエス・キリストとみ心の聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
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ルカによる福音
＜良い僕だ。よくやった。お前はごく小さな事に忠実だったから、十の町の支配権を授けよう。＞
そのとき、イエスは19・11一つのたとえを話された。エルサレムに近づいておられ、それに、人々が神の国はすぐにも現れるものと思っていたからである。12イエスは言われた。「ある立派な家柄の人が、王の位を受けて帰るために、遠い国へ旅立つことになった。13そこで彼は、十人の僕を呼んで十ムナの金を渡し、『わたしが帰って来るまで、これで商売をしなさい』と言った。14しかし、国民は彼を憎んでいたので、後から使者を送り、『我々はこの人を王にいただきたくない』と言わせた。15さて、彼は王の位を受けて帰って来ると、金を渡しておいた僕を呼んで来させ、どれだけ利益を上げたかを知ろうとした。16最初の者が進み出て、『御主人様、あなたの一ムナで十ムナもうけました』と言った。17主人は言った。『良い僕だ。よくやった。お前はごく小さな事に忠実だったから、十の町の支配権を授けよう。』18二番目の者が来て、『御主人様、あなたの一ムナで五ムナ稼ぎました』と言った。19主人は、『お前は五つの町を治めよ』と言った。20また、ほかの者が来て言った。『御主人様、これがあなたの一ムナです。布に包んでしまっておきました。21あなたは預けないものも取り立て、蒔かないものも刈り取られる厳しい方なので、恐ろしかったのです。』22主人は言った。『悪い僕だ。その言葉のゆえにお前を裁こう。わたしが預けなかったものも取り立て、蒔かなかったものも刈り取る厳しい人間だと知っていたのか。23ではなぜ、わたしの金を銀行に預けなかったのか。そうしておけば、帰って来たとき、利息付きでそれを受け取れたのに。』24そして、そばに立っていた人々に言った。『その一ムナをこの男から取り上げて、十ムナ持っている者に与えよ。』25僕たちが、『御主人様、あの人は既に十ムナ持っています』と言うと、26主人は言った。『言っておくが、だれでも持っている人は、更に与えられるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられる。27ところで、わたしが王になるのを望まなかったあの敵どもを、ここに引き出して、わたしの目の前で打ち殺せ。』」
28イエスはこのように話してから、先に立って進み、エルサレムに上って行かれた。(ルカ19・11-28)
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チャン・スンピルアンドレア神父様の黙想文「よくやった、忠実な僕よ」です。

福音に登場する貨幣単位である「ミナ」は、百デナリオンの価値をもつ金額です。
一デナリオンが労働者の一日分の賃金であることを考えると、
一ミナはおよそ三か月分の給料に、いわば「ボーナス」が上乗せされたような額だと理解できるでしょう。

ところで、福音書にはミナよりも頻繁に登場する貨幣単位として「タラント」があります。
一タラントは六十ミナに相当し、今日のルカ福音と並行の記事であるマタイでは、タラントのたとえとして語られています。

ルカの「ミナのたとえ」とマタイの「タラントのたとえ」は、貨幣の単位だけでなく、内容にも違いがあります。
第一の違いは、怠けた僕に対する主人の処置です。
タラントのたとえでは、怠けた僕は外の暗闇に投げ込まれ、激しい後悔を味わいます。
しかし今日のミナのたとえでは、怠けた僕に対して、管理の資格と一ミナを取り上げるという処分だけが下されます。

マタイのタラントのたとえと今日のミナのたとえが異なる結果を示していることから、いくつかの推測が可能です。
第一に、より大きな単位であるタラントを放置することと、その六十分の一にあたるミナを放置することでは、その重さが明らかに違うという点です。
第二に、そしてこれは第一より重要で、私が今日特に強調したい点ですが、主人の意図は単なる財産の増加ではなく、小額のミナを任せることで、僕たちがそれぞれどのような手腕をもっているのかを試し、ご覧になろうとしたということです。

では、僕たちが備えるべき手腕、そして主人が期待していた美徳とは何でしょうか。
まず第一に、主人を恐れすぎない姿勢です。
最初の僕と二番目の僕がそうであったように、主人からの罰を恐れて萎縮することよりも、主人の命を実行することを優先すべきであるという点です。

そして、この美徳に匹敵するもう一つの美徳は、他者と比較せず、自分なりに最善を尽くすことです。
優れた者は優れた者として、力の乏しい者は乏しい者として最善を尽くし、主人はそのすべてをほめて報酬を与えます。

褒められた僕と叱責された僕の姿から、私たちも学ばなければなりません。
私たちもまた、彼らと同じように「主をどのようなお方と信じているのか」、そして「自分の欠点や違いをどの基準で評価しているのか」によって、生き方が形づくられていきます。

そして私たちもまた、自分の人生と信仰に対する価値観に従って生き、
最後の日、帰ってこられる主の前に立つことになるでしょう。

アーメン。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
毎日の福音を読み、主に褒められる忠実なキリスト者となれますように聖霊、きてください。