2024-07-24 연중 제16주간 수요일＜열매는 백 배가 되었다.＞

[박현주agnes]

<열매는 백 배가 되었다.>
✠ 하느님의 어린양 주 예수 그리스도 우리의 하느님 나라 말씀 씨앗

1 그날 예수님께서는 집에서 나와 호숫가에 앉으셨다.
2 그러자 많은 군중이 모여들어, 예수님께서는 배에 올라앉으시고
군중은 물가에 그대로 서 있었다.
3 예수님께서 그들에게 많은 것을 비유로 말씀해 주셨다.
“자, 씨 뿌리는 사람이 씨를 뿌리러 나갔다.
4 그가 씨를 뿌리는데 어떤 것들은 길에 떨어져 새들이 와서 먹어 버렸다.
5 어떤 것들은 흙이 많지 않은 돌밭에 떨어졌다.
흙이 깊지 않아 싹은 곧 돋아났지만,
6 해가 솟아오르자 타고 말았다. 뿌리가 없어서 말라 버린 것이다.
7 또 어떤 것들은 가시덤불 속에 떨어졌는데,
가시덤불이 자라면서 숨을 막아 버렸다.
8 그러나 어떤 것들은 좋은 땅에 떨어져 열매를 맺었는데,
어떤 것은 백 배, 어떤 것은 예순 배, 어떤 것은 서른 배가 되었다.
9 귀 있는 사람은 들어라.”
마태오 13,1-9
연중 제16주간 수요일

오늘 복음에서 예수님께서는 좋은 땅에 떨어진 씨는 풍성한 열매를 맺는다고 말씀하십니다. ‘좋은 땅’이라는 말에 머물면서 제가 말씀을 듣고, 읽고, 묵상하고 받아들이는 자세를 잠시 묵상해 보았습니다. 문득 한 소설에 나오는 인상적인 대목이 떠올라 조금 길게 옮겨 봅니다.

“노인은 천천히, 아주 천천히 책을 읽었다. 그의 독서 방식은 간단치 않았다. 먼저 그는 한 음절 한 음절을 음식 맛보듯 음미한 뒤에 그것들을 모아서 자연스러운 목소리로 읽었다. 그리고 그런 식으로 단어가 만들어지면 그것을 반복해서 읽었고, 역시 그런 식으로 문장이 만들어지면 그것을 반복해서 읽고 또 읽었다. 이렇듯 그는 반복과 반복을 통해서 그 글에 형상화된 생각과 감정을 자기 것으로 만들었던 것이다.
음절과 단어와 문장을 차례대로 반복하는 노인의 책 읽기 방식은 특히 자신의 마음에 드는 구절이나 장면이 나올 때도 마찬가지였다. 그는 도대체 인간의 언어가 어떻게 해서 그렇게 아름다울 수 있는가를 깨달을 때까지, 마침내 그 구절의 필요성이 스스로 존중될 때까지 읽고 또 읽었다. 그러기에 그에게 책을 읽을 때 사용하는 돋보기가 틀니 다음으로 아끼는 물건이 되는 것은 너무나 당연했다”(루이스 세풀베다, 『연애 소설 읽는 노인』에서).

이 소설의 주인공은 아마존의 정글에서 사랑하는 아내를 잃고 위험한 자연과 자연을 파괴하는 더 위험한 사람들 사이에서 분투하는 한 노인입니다. 문맹을 겨우 면한 처지지만 그는 ‘이따금 인간들의 야만성을 잊게 해 주는, 세상의 아름다운 언어로 사랑을 얘기하는 연애 소설이 있는 자신의 오두막’에서 위로와 힘을 얻습니다.

이 대목을 다시 읽어 보면서 과연 저는 성경 말씀에서 처음 책의 세상을 경험할 때 느끼는 놀라움을 느끼는지, 유일한 힘과 위로의 원천이라고 믿는 간절함으로 말씀을 대하는지 돌아볼 수 있었습니다（매일 미사 「오늘의 묵상」에서）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
조명연 신부님 글 드립니다~~~

「어떻게 받아들일 것인가?(‘좋은 생각’ 중에서)」

조선시대에 점을 잘 치기로 유명한 도사가 있었다. 세 사람이 과거 시험을 보러 가던 중 도사를 찾아가 묻지요. 

“과거에 급제할 수 있을까요?”

도사는 눈을 감고 한참 생각에 빠졌다가 손가락 하나를 내밀었다. 

“시간이 지나면 이 손가락이 무엇을 의미하는지 알 것입니다. 하늘의 뜻이라 지금은 말할 수 없습니다.”

세 사람은 더 묻지 않고 길을 떠났다. 제자가 도사에게 물었다. 

“한 손가락은 무슨 의미입니까? 세 명 중에 한 명만 급제한다는 것입니까?”

“만약 그리된다면 그런 뜻이지.”

“그러면 두 명이 붙으면 틀린 것이 아닙니까?”

“그때는 한 명이 떨어진다는 뜻이지.”

“만약 셋 다 급제하게 되면요?”

“하나도 빠짐없이 합격한다는 뜻이다.”

도사는 말했다. 

“나쁜 점괘가 나오면 낙담해 능력을 발휘하지 못한다. 그렇다고 무조건 잘 된다고 말하면 경솔해 지는 법이지. 사실 점괘보다 중요한 것은 ‘어떻게 받아들일 것인가?’라네.”

어떻게 받아들이느냐에 따라서 무조건 맞는 점괘가 되지 않습니까? 우리의 삶도 이와 마찬가지인 것 같습니다. 굳이 이상한 것에 자신의 삶을 맞추려고 하지 말고, 지금의 상황을 어떻게 받아들이는가가 중요함을 기억하면서 스스로를 올바른 길로 이끌어야 할 것입니다.  

＊＜자신의 내면에 관심을 두는 사람이야말로 깨어서 사는 것이다(칼 구스타브 융)＞

연중 제16주간 수요일

"씨 뿌리는 사람이 씨를 뿌리러 나갔다.
그가 씨를 뿌리는데 어떤 것들은 길에 떨어져 
새들이 와서 먹어 버렸다.
어떤 것들은 좋은 땅에 떨어져 열매를 맺었는데,
어떤 것은 백 배, 어떤 것은 예순 배, 
어떤 것은 서른 배가 되었다.
귀 있는 사람은 들어라.”
(마태오 13,1-9)

「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。
蒔いている間に、ある種は道端に落ち、
鳥が来て食べてしまった。
ところが、ほかの種は、良い土地に落ち、
実を結んで、あるものは百倍、
あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。
耳のある者は聞きなさい。」
（マタイ13・1-9）

"A sower went out to sow.
And as he sowed, 
some seed fell on the path,
and birds came and ate it up.
Some seed fell on rich soil, and produced fruit,
a hundred or sixty or thirtyfold.
Whoever has ears ought to hear.”
(Mt 13:1-9)

年間第16水曜日

"씨 뿌리는 사람이 씨를 뿌리러 나갔다.
" ｼ ﾌﾟﾘﾇﾝ ｻﾗﾐ ｼﾙ ﾌﾟﾘﾛ ﾅｶﾞｯﾀ｡
그가 씨를 뿌리는데 어떤 것들은 길에 떨어져
ｸｶﾞ ｼﾙ ﾌﾟﾘﾇﾝﾃﾞ ｵｯﾄﾝ ｺｯﾄﾙﾝ ｷﾚ ﾄﾛｼﾞｮ 
새들이 와서 먹어 버렸다.
ｾﾄﾞﾘ ﾜｿ ﾓｺﾞ ﾎﾞﾘｮｯﾀ｡
어떤 것들은 좋은 땅에 떨어져 열매를 맺었는데,
ｵｯﾄﾝ ｺｯﾄﾞﾙﾝ ﾁｮｳﾝ ﾀﾝｴ ﾄﾛｼﾞｮ ﾖﾙﾒﾙ ﾒｼﾞｮｯﾇﾝﾃﾞ
어떤 것은 백 배, 어떤 것은 예순 배, 
ｵｯﾄﾝ ｺｽﾝ ﾍﾞｯﾍﾟ､ ｵｯﾄﾝ ｺｽﾝ ｲｪｽﾝ ﾍﾞ､
어떤 것은 서른 배가 되었다.
ｵｯﾄﾝ ｺｽﾝ ｿﾙﾝ ﾍﾞｶﾞ ﾃﾞｵｯﾀ｡
귀 있는 사람은 들어라.”
ｷ ｲｯﾇﾝ ｻﾗﾑﾝ ﾄﾞﾛﾗ｡
(마태오 13,1-9)

「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。
타네오 마쿠 히토가 타네마키니 데테잇타
蒔いている間に、ある種は道端に落ち、
마이테이루 아이다니 아루 타네와 미치바타니 오치 
鳥が来て食べてしまった。
토리가 키테 타베테시맛타 
ところが、ほかの種は、良い土地に落ち
토코로가 호카노 타네와 요이 토치니 오치
実を結んで、あるものは百倍、
미오 무슨데 아루 모노와 햐쿠바이 
あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。
 아루 모노와 로쿠주우바이 아루 모노와 산주우바이니모 낫타
耳のある者は聞きなさい。」
미미노 아루 모노와 키키나사이
（マタイ13・1-9）

"A sower went out to sow.
And as he sowed, 
some seed fell on the path,
and birds came and ate it up.
Some seed fell on rich soil, and produced fruit,
a hundred or sixty or thirtyfold.
Whoever has ears ought to hear.”
(Mt 13:1-9)


Wednesday of the Sixteenth Week in Ordinary Time
Mt 13:1-9
On that day, Jesus went out of the house and sat down by the sea.
Such large crowds gathered around him
that he got into a boat and sat down,
and the whole crowd stood along the shore.
And he spoke to them at length in parables, saying:
“A sower went out to sow.
And as he sowed, some seed fell on the path,
and birds came and ate it up.
Some fell on rocky ground, where it had little soil.
It sprang up at once because the soil was not deep,
and when the sun rose it was scorched,
and it withered for lack of roots.
Some seed fell among thorns, and the thorns grew up and choked it.
But some seed fell on rich soil, and produced fruit,
a hundred or sixty or thirtyfold.
Whoever has ears ought to hear.”


２０２４－０７－２４「実を結んで、あるものは百倍にもなった。」

＋神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第1６水曜日です。
救い主・イエス・キリストと天主の母聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
マタイによる福音
<実を結んで、あるものは百倍にもなった。>
13・1その日、イエスは家を出て、湖のほとりに座っておられた。2すると、大勢の群衆がそばに集まって来たので、イエスは舟に乗って腰を下ろされた。群衆は皆岸辺に立っていた。3イエスはたとえを用いて彼らに多くのことを語られた。「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。4蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。5ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出した。6しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。7ほかの種は茨の間に落ち、茨が伸びてそれをふさいでしまった。8ところが、ほかの種は、良い土地に落ち、実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。9耳のある者は聞きなさい。」（マタイ13・1-9）
＊＊＊＊＊＊＊＊
毎日ミサ「 今日の黙想より」です。

今日の福音で、イエス様は、良い土地に落ちた種は豊かな実を結ぶとおっしゃっています。「良い土地」という言葉について考えながら、自分が神の御言葉を聞き、読み、黙想し、受け入れる姿勢について少し考えてみました。ふとある小説の印象的な一節を思い出し、少し長くなりますが引用させていただきます。

「老人はゆっくり、非常にゆっくりと本を読んでいた。彼の読書の仕方は簡単ではなかった。まず、一音節一音節を食べ物を味わうかのように味わい、その後自然な声で読んだ。そして、そのようにして単語ができると、それを繰り返し読んだ。やはりそのようにして文が作られると、その文を繰り返し繰り返し読んだ。このようにして、彼は繰り返しと反復を通してその文章に形作られた考えや感情を自分のものにしていたのだ。
音節や単語や文を順々に繰り返す老人の読書法は、特に気に入った句や場面が出てきたときも同様であった。彼は人間の言葉がどうしてこれほど美しくなりうるのかを理解するまで、ついにその句の必要性が自ら尊重されるまで読んでいた。このため、彼が読書時に使用する虫めがねが入れ歯に次ぐ大事な物となるのは至極当然だった」（ルイス・セプルベダ『恋愛小説を読む老人』より）。

この小説の主人公は、アマゾンのジャングルで愛する妻を失い、危険な自然と自然を破壊するより危険な人々の間で奮闘する一人の老人でした。辛うじて文盲を脱出した彼は、「時折人間の野蛮さを忘れさせてくれる、世界の美しい言葉で愛を語る恋愛小説がある自分の小屋」で慰めと力を得ていました。

この箇所を再読しながら、本当には聖書の言葉から初めて本の世界を経験する時の驚きを感じるのか、唯一の力と慰めの源だと信じて必死で言葉に向かっているのか、自問することができました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
良い土地の人になり、良い種を１００倍にも結ぶことができる信仰と実践が伴われるように聖霊、きてください。