2024-07-25성 야고보 사도 축일＜너희는 내 잔을 마실 것이다.＞

[박현주agnes]

<너희는 내 잔을 마실 것이다.>
✠ 하느님의 어린 양 주 예수 그리스도 우리의 구원의 잔

20 그때에 제베대오의 두 아들의 어머니가 그 아들들과 함께
예수님께 다가와 엎드려 절하고 무엇인가 청하였다.
21 예수님께서 그 부인에게 “무엇을 원하느냐?” 하고 물으시자,
그 부인이 “스승님의 나라에서 저의 이 두 아들이 하나는 스승님의 오른쪽에,
하나는 왼쪽에 앉을 것이라고 말씀해 주십시오.” 하고 말하였다.
22 예수님께서 “너희는 너희가 무엇을 청하는지 알지도 못한다.
내가 마시려는 잔을 너희가 마실 수 있느냐?” 하고 물으셨다.
그들이 “할 수 있습니다.” 하고 대답하자,
23 예수님께서 그들에게 말씀하셨다.
“너희는 내 잔을 마실 것이다.
그러나 내 오른쪽과 왼쪽에 앉는 것은 내가 허락할 일이 아니라,
내 아버지께서 정하신 이들에게 돌아가는 것이다.”
24 다른 열 제자가 이 말을 듣고 그 두 형제를 불쾌하게 여겼다.
25 예수님께서는 그들을 가까이 불러 이르셨다.
“너희도 알다시피 다른 민족들의 통치자들은 백성 위에 군림하고,
고관들은 백성에게 세도를 부린다.
26 그러나 너희는 그래서는 안 된다.
너희 가운데에서 높은 사람이 되려는 이는
너희를 섬기는 사람이 되어야 한다.
27 또한 너희 가운데에서 첫째가 되려는 이는
너희의 종이 되어야 한다.
28 사람의 아들도 섬김을 받으러 온 것이 아니라 섬기러 왔고,
또 많은 이들의 몸값으로 자기 목숨을 바치러 왔다.”
마태오 20,20-28
성 야고보 사도 축일

야고보 사도는 갈릴래아의 벳사이다 출신으로 제베대오의 아들이며, 요한 사도의 형이다. 어부였던 야고보는 갈릴래아 호수에서 그물을 손질하다가 동생 요한과 함께 주님의 부르심을 받았다. 그는 베드로 사도, 요한 사도와 더불어 예수님께 사랑을 많이 받은 제자 가운데 하나다.
열두 사도에는 야고보가 둘 있는데, 오늘 축일을 지내는 야고보는 알패오의 아들 ‘작은(소) 야고보’와 구분하여 ‘큰(대) 야고보’라고도 부른다. 야고보 사도는 42년 무렵 예루살렘에서 순교하였다. 특히 에스파냐의 산티아고 데 콤포스텔라에서 공경을 받고 있는데, 그곳에는 사도의 이름으로 봉헌된 유명한 성당이 있다.
(오늘의 전례에서)
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칠순이 되신 할머니께서 남편을 존경하지 못한 마음을 고백하셨습니다. 남편이 ‘남편을 존경할 줄 알아라.’ 하면, ‘존경 받을 행동을 하면 존경하지 말래도 존경한다.’고 대꾸하였답니다. 나와 다른 남편을 존경은 못해도 존중은 해주어야 했는데 사사건건 말대꾸를 하며 남편을 이기려고 했던 마음이 지금은 제일 후회가 된다고 하셨습니다. 왜 진작 이런 마음이 생기지 않고 남편을 잃고서야 후회를 하는지 모르겠다고 하시는 할머니의 눈이 촉촉하였습니다. 

존경받고 싶은 마음, 인정받고 싶은 마음은 누구에게나 있습니다. 그러나 존경의 대상이 되는 것은 자기가 내세운다고 되는 것이 아닙니다. 삶의 모범을 통한 표양이 될 때 다른 사람이 높여주게 됩니다. 하느님 안에서 충실하게 살면 존경과 사랑은 자연스럽게 따라 옵니다. 물론 세상의 존경은 권위에서 오기 보다는 권력에서 옵니다. 높은 자리를 차지해서 아랫사람을 부리는 것을 존경 받는다고 착각하는 사람이 있습니다. 그러나 그것은 겉으로 그렇게 보일 뿐입니다. 참된 존경은 권위에서 나옵니다.

오늘 복음을 보면 제베대오의 두 아들의 어머니가 예수님께 “스승님의 나라에서 저의 두 아들이 하나는 스승님의 오른쪽에, 하나는 왼쪽에 앉을 것이라고 말씀해 주십시오”(마태20,21).하고 말하였습니다. 그 시대에도 치맛바람이 있었나봅니다. 어머니로서 아들이 잘 되는 것을 바라는 것은 당연하다고 하겠으나 줄서기를 잘하고, 청탁을 해서 한 자리를 차지하려는 마음은 예수님의 마음과는 너무 동떨어져 있는 것입니다.

어찌 되었든 이런 상황을 지켜보던 다른 열 제자들도 화가 나있었던 것을 보면 시기질투의 마음과 더불어 그들도 한 자리를 차지하려는 마음이 있었던 것으로 볼 수 있습니다. 자기중심의 잇속을 차지하려는 마음은 누구에게나 있습니다. 불공정한 경쟁으로 생각 했든, 그 형제들의 무례에 화가 났든 예수님께서는 그들에게 “너희 가운데 높은 사람이 되려는 이는 너희를 섬기는 사람이 되어야 한다. 또한 너희 가운데에서 첫째가 되려는 이는 너희의 종이 되어야 한다. 사람의 아들도 섬김을 받으러 온 것이 아니라 섬기러 왔고, 또 많은 이들의 몸값으로 자기 목숨을 바치러 왔다”(마태20,27-28)고 하시며 생각을 바꾸도록 새 가르침을 주셨습니다. 제자들의 생각과 스승의 생각이 폭을 좁혀 하나가 된다는 것은 너무 어려운 일인가 봅니다.

스승께서 본을 보여주셨다면 제자는 당연히 그 삶을 따라야 합니다. 그래야 제자입니다. 그렇지만 아직도 상대로부터 대접을 받으며 권력을 휘두르려는 마음이 있습니다. 오늘 하루만이라도 내가 원하는 대로 끌고 가려 하지 말고 상대방에게 맞춰주려고 노력하는 가운데 은총을 입으시기 바랍니다.

 낮은 자리로 내려간다고 서운해 하거나 실망하지 마십시오. 오히려 내려감으로써 주님을 본받게 되고 영혼들을 사랑하기 위해 주님께서 택한 방법을 우리도 선택하게 되는 것입니다. 그러므로 추호도 “우리 자신에 대해 자랑하지 말고 주님을 자랑합시다.” 세상은 높이 오르는 자에게 머리를 숙이지만 하느님의 나라에서는 그 반대입니다. 뒤늦게 후회하지 말고 더 많이 낮아질 수 있기를 희망합니다. 주님 앞에서 겸손은 우리의 갈 길입니다. 미루지 않는 사랑을 희망하며 더 큰 사랑으로 사랑합니다. (방영억신부님 ｢지금 와서 후회합니다.｣에서)
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조명연 신부님 글 드립니다~~~

「마음의 장벽」

과거 세계 육상계에서 인간의 능력으로 1마일(약 1.6km)을 4분 내에 주파하는 것은 절대 불가능해 보였습니다. 소위 '전문가'들은 온갖 연구를 통해 4분 장벽을 깰 수 없음을 증명했고, 오랫동안 이 믿음은 실제로 깨지지 않았습니다.

그러던 어느 날 한 젊은이가 나타났습니다. 그는 그 장벽을 깨뜨릴 수 있다는 믿음을 갖고 훈련했고, 마침내 그 장벽을 깨뜨리고야 말았습니다. 스포츠 역사에 길이 남을 그의 이름은 ‘로저 베니스터’입니다.

그의 이 기록 이후 재미있는 일이 생겼습니다. 최초로 이 마의 장벽이 깨진 지 1년이 지나지 않아 자그마치 37명의 선수들이 4분 이내로 들어온 것입니다. 수백 년 동안 4분 이내로 들어온 사람이 없었는데, 한 명이 장벽을 부순 뒤에는 더 이상 불가능한 장벽이 아닌 것이 됩니다.

그렇습니다. 사람들은 스스로 장벽을 만들고 ‘할 수 없다’라는 과장된 마음을 가지고 있었던 것입니다. 결국 할 수 없는 것은 외부의 조건이 아닙니다. 바로 내 안에 있는 스스로 만든 장벽이 할 수 없게 만든 것입니다.

＊＜지혜로운 자의 목표는 행복을 성취하는 것이 아니라, 불행을 피하는 것이다(아리스토텔레스)＞


성 야고보 사도 축일

”또한 너희 가운데에서 첫째가 되려는 이는
너희의 종이 되어야 한다.
사람의 아들도 섬김을 받으러 온 것이 아니라 
섬기러 왔고,
또 많은 이들의 몸값으로 
자기 목숨을 바치러 왔다.”
(마태오 20,20-28)

「いちばん上になりたい者は、
皆の僕になりなさい。
人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、
また、多くの人の身代金として
自分の命を献げるために来たのと同じように。」
（マタイ20・20-28）

"Whoever wishes to be first among you shall be your slave.
Just so, the Son of Man did not come to be served
but to serve and to give his life as a ransom for many."
（Mt 20:20-28）


聖ヤコブ使徒祝日

”또한 너희 가운데에서 첫째가 되려는 이는
"ﾄﾊﾝ ﾉﾋ ｶｳﾝﾃﾞｴｿ ﾁｮｯﾁｪｶﾞ ﾃﾞﾘｮﾇﾝ ｲﾇﾝ
너희의 종이 되어야 한다.
ﾉﾋｴ ｿﾞﾝｲ ﾃﾞｵﾔ ﾊﾝﾀﾞ｡
사람의 아들도 섬김을 받으러 온 것이 아니라 
ｻﾗﾒ ｱﾄﾞﾙﾄ ｿﾑｷﾑﾙ ﾊﾞﾄﾞﾛ ｵﾝ ｺｼ ｱﾆﾗ
섬기러 왔고,
ｿﾑｷﾛ ﾜｯｺ､
또 많은 이들의 몸값으로 
ﾄﾏﾇﾝ ｲﾄﾞﾚ ﾓﾑｶｯﾌﾟｽﾛ
자기 목숨을 바치러 왔다.”
ﾁｬｷ ﾓｯｽﾑﾙ ﾊﾞﾁﾛ ﾜｯﾀ｡"
(마태오 20,20-28)

「いちばん上になりたい者は、
이치반 우에니 나리타이 모노와 
皆の僕になりなさい。
 미나노 시모베니 나리나사이
人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、
히토노 코가 츠카에라레루 타메데와 나쿠 츠카에루 타메니
また、多くの人の身代金として
마타 오오쿠노 히토노 미노시로킨토 시테 
自分の命を献げるために来たのと同じように。」
지분노 이노치오 사사게루 타메니 키타노토 오나지요오니 
（マタイ20・20-28）

"Whoever wishes to be first among you shall be your slave.
Just so, the Son of Man did not come to be served
but to serve and to give his life as a ransom for many."
（Mt 20:20-28）


Feast of Saint James, Apostle
Mt 20:20-28
The mother of the sons of Zebedee approached Jesus with her sons
and did him homage, wishing to ask him for something.
He said to her,
"What do you wish?"
She answered him,
"Command that these two sons of mine sit,
one at your right and the other at your left, in your Kingdom."
Jesus said in reply,
"You do not know what you are asking.
Can you drink the chalice that I am going to drink?"
They said to him, "We can."
He replied,
"My chalice you will indeed drink,
but to sit at my right and at my left, this is not mine to give
but is for those for whom it has been prepared by my Father."
When the ten heard this,
they became indignant at the two brothers.
But Jesus summoned them and said,
"You know that the rulers of the Gentiles lord it over them,
and the great ones make their authority over them felt.
But it shall not be so among you.
Rather, whoever wishes to be great among you shall be your servant;
whoever wishes to be first among you shall be your slave.
Just so, the Son of Man did not come to be served
but to serve and to give his life as a ransom for many."


２０２４－０７－２５「確かに、あなたがたはわたしの杯を飲むことになる。」

＋聖ヤコブ使徒祝日に、神に賛美をささげよう。
おはようございます。
今日は聖ヤコブ使徒祝日です。
主・イエス・キリストと聖母マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、聖ヤコブ、諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。

＊＊＊聖ヤコブ使徒はガリラヤのベツサイダ出身で、ゼベダイの息子であり、ヨハネ使徒の兄です。ヤコブはガリラヤ湖で網を手入れしているときに、弟のヨハネと共に主の呼びかけを受けました。彼はペトロ使徒、ヨハネ使徒と共に、イエス様から特別な愛を受けた弟子の一人です。
十二使徒には二人のヤコブがいますが、今日記念するヤコブはアルフェオの子である「小ヤコブ」と区別するために「大ヤコブ」とも呼ばれます。ヤコブ使徒は42年頃にエルサレムで殉教しました。特にスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラで崇敬されており、そこには彼の名を冠した有名な聖堂があります（今日の典礼から）
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マタイによる福音
＜確かに、あなたがたはわたしの杯を飲むことになる。＞
20・20そのとき、ゼベダイの息子たちの母が、その二人の息子と一緒にイエスのところに来て、ひれ伏し、何かを願おうとした。21イエスが、「何が望みか」と言われると、彼女は言った。「王座にお着きになるとき、この二人の息子が、一人はあなたの右に、もう一人は左に座れるとおっしゃってください。」22イエスはお答えになった。「あなたがたは、自分が何を願っているか、分かっていない。このわたしが飲もうとしている杯を飲むことができるか。」二人が、「できます」と言うと、23イエスは言われた。「確かに、あなたがたはわたしの杯を飲むことになる。しかし、わたしの右と左にだれが座るかは、わたしの決めることではない。それは、わたしの父によって定められた人々に許されるのだ。」24ほかの十人の者はこれを聞いて、この二人の兄弟のことで腹を立てた。25そこで、イエスは一同を呼び寄せて言われた。「あなたがたも知っているように、異邦人の間では支配者たちが民を支配し、偉い人たちが権力を振るっている。26しかし、あなたがたの間では、そうであってはならない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、27いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。28人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。」（マタイ20・20-28）
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バン・ヨンオク神父様の黙想文「今更後悔しています」です。

70歳になられたおばあさんが、夫を尊敬しなかった気持ちを告白されました。夫が「夫を尊敬しなさい」と言うと、「尊敬できる行動をすれば、尊敬しないでと言われても尊敬する」と言い返したそうです。自分とは違う夫を尊敬できなくても、尊重するべきだったのに、いちいち反論して夫に勝とうとした気持ちが、今は最も後悔しているとおっしゃいました。どうしてもっと早くこの気持ちに気づかずに、夫に死なれたから後悔するのかわからないとおっしゃるおばあさんの目が潤んでいました。

誰にでも尊敬されたい心、認められたい心はあります。しかし、尊敬の対象になるのは、自分が主張することでそうなるわけではありません。生活の手本となることで、他の人が敬ってくれるのです。神の中で忠実に生きれば、尊敬と愛は自然に伴います。もちろん、世間の尊敬は権威からというよりも権力から来ることがあります。高い地位を占めて部下を取り扱うことが尊敬されていると勘違いする人もいます。しかし、それは表面的にそう見えるだけです。真の尊敬は権威から生まれます。

今日の福音では、ゼベダイの二人の息子の母がイエスに「先生が王座にお着きになるとき、この二人の息子が、一人はあなたの右に、もう一人は左に座れるとおっしゃってください。」（マタイ20・21）と言いました。母として息子が成功することを願うのは当然ですが、順番取りをうまくしたり依頼して一つの地位を得ようとする心は、イエスの心とは遠くかけ離れています。

とにかくこのような状況を見ていた他の十人の弟子たちも怒っていたことから、嫉妬の気持ちと共に彼らも一つの地位を得ようとする気持ちがあったと見受けられます。自己中心の利益を得ようとする心は誰にでもあります。不公平な競争だと思ったのか、兄弟たちの無礼に腹を立てたのか、イエス様は彼らに「いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。」（マタイ20・27-28）と、新たな教えを与えて考えを変えさせました。弟子たちの思いとイエス様の思いを一致させることは、とても難しいようです。

師が模範を示したならば、弟子は当然その生き方を従うべきです。そうしてこそ弟子です。しかし、まだ相手から待遇を受けて権力を振るおうとする心があります。今日一日でも自分の望むままに引っ張っていくことをやめて、相手に合わせる努力をする中で恩寵を受けてください。

低い地位に就くことで悲しんだり失望しないでください。むしろ、下がることで主をお手本にし、人々の霊魂を愛するために主が選んだ方法を私たちも選ぶことになるのです。ですから、「自分自身を誇ることなく、主を誇りましょう。」世間は高く登る者に頭を下げますが、神の国ではその反対です。後悔しないように、もっと低くなれるよう希望しましょう。主の御前での謙虚さは、私たちの進むべき道です。先送りしない愛を望んで、さらに大きな愛で愛します。
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世の高い地位を望むより天国に入れる低い姿勢、キリストの教えに従順する謙遜な人となれますように聖霊、きてください。