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[일본어신문 사설 94]
[朝日新聞デジタル 2021年8月27日]
▣ 学(まな)びの継続(けいぞく)へ力(ちから)集(あつ)めて。
(배움의 계속에 힘 모아)
比較的(ひかくてき)安全(あんぜん)とされていた子(こ)どもたちにも新型(しんがた)コロナの感染(かんせん)が急速(きゅうそく)に広(ひろ)がり、その対策(たいさく)が大(おお)きな課題(かだい)に浮上(ふじょう)している。多(おお)くの学校(がっこう)にとって当面(とうめん)の焦点(しょうてん)は、予定(よてい)どおり夏休(なつやす)みを終(お)えるか否(いな)かで、すでに延長(えんちょう)を決(き)めたところもある。
(비교적 안전한 것으로 여겨졌던 어린이들에게도 신종 코로나 감염이 급속히 확산되면서, 그 대책이 큰 과제로 부상하고 있다. 상당수 학교의 당면의 초점은, 예정대로 여름방학을 끝낼 수 있는 지 아닌지로, 이미 연장을 결정한 곳도 있다.)
[단어]
○ 学(まな)ぶ 배우다. 익히다. 공부하다.
○ 継続(けいぞく) 계속.
○ 力(ちから) 힘.
○ 集(あつ)める 모으다. 집중시키다.
○ 比較(ひかく) 비교. ⇒ 比較的(ひかくてき)
○ 安全(あんぜん) 안전.
○ 子(こ)ども 아이.
○ ~たち ~들. (복수를 나타냄.)
○ 新型(しんがた) 신형.
○ 感染(かんせん) 감염.
○ 急速(きゅうそく) 급속. ☞ 休息(きゅうそく) 휴식.
○ 広(ひろ)がる 넓어지다.
○ 対策(たいさく) 대책.
○ 大(おお)きい 크다.
○ 課題(かだい) 문제.
○ 浮上(ふじょう) 떠오름. 부상. ☞ 不浄(ふじょう) 부정. 깨끗하지 못함.
○ 多(おお)い 많다.
○ 学校(がっこう) 학교.
○ 当面(とうめん) 당면.
○ 焦点(しょうてん) 초점. ※ 商店(しょうてん) 상점.
○ 予定(よてい) 예정. ⇒ 予定(よてい)どおり
○ 夏休(なつやす)み 여름방학.
○ 終(お)える 마치다. 종결짓다.
○ ~か否(いな)か ~인지 아닌지.
○ 既(すで)に 이미. 벌써. 모두.
○ 延長(えんちょう) 연장.
○ 決(き)める 정하다. 결정하다.
○ 所(ところ) 곳. 장소.
政府(せいふ)は、地域(ちいき)によって様子(ようす)が異(こと)なることや、子(こ)どもの学習(がくしゅう)・心身(しんしん)に及(およ)ぼす影響(えいきょう)などを考(かんが)え、全国(ぜんこく)一斉(いっせい)の休校(きゅうこう)は要請(ようせい)しない方針(ほうしん)だ。昨春(さくしゅん)に安倍(あべ)前首相(ぜんしゅしょう)が唐突(とうとつ)に打(う)ち出(だ)し、大(おお)きな混乱(こんらん)を巻(ま)き起(お)こしたことを考(かんが)えれば、妥当(だとう)な判断(はんだん)といえる。
(정부는 지역에 따라 모습이 달라지는 것 과 자녀 학습, 심신에 미치는 영향 등을 고려해, 전국 일제히 휴교를 요청하지 않는 방침이다. 지난해 봄 아베 전 총리가 갑작스럽게 나서, 큰 혼란을 일으킨 것을 감안하면, 타당한 판단이라고 말 할 수 있다.)
[단어]
○ 政府(せいふ) 정부.
○ 地域(ちいき) 지역.
○ 様子(ようす) 모양. 상태.
○ 異(こと)なる 다르다. 같지 않다.
○ 学習(がくしゅう) 학습.
○ 心身(しんしん) 심신.
○ 呼(よ)ぶ 부르다.
○ 影響(えいきょう) 양향.
○ 考(かんが)える 생각하다.
○ 全国(ぜんこく) 전국.
○ 一斉(いっせい) 일제.
○ 休校(きゅうこう) 휴교.
○ 要請(ようせい) 요청.
○ 方針(ほうしん) 방침.
○ 昨春(さくしゅん) 작년 봄.
○ 首相(しゅしょう) 수상.
○ 唐突(とうとつ) 뜻밖. 돌연.
○ 打(う)ち出(だ)す 쳐서 나오게 하다.
○ 混乱(こんらん) 혼란.
○ 巻(ま)き起(お)こす 일으키다. 야기하다.
○ 妥当(だとう) 타당. 적절.
○ 判断(はんだん) 판단.
ただしデルタ株(かぶ)の感染力(かんせんりょく)は非常(ひじょう)に強(つよ)く、専門家(せんもんか)からは厳(きび)しい見解(けんかい)が示(しめ)されている。自治体(じちたい)や学校(がっこう)は状況(じょうきょう)を注視(ちゅうし)し、子(こ)どもの健康(けんこう)を第一(だいいち)に考(かんが)えて、批判(ひはん)を謝(あやま)らないようにしてもらいたい。
(다만 델타변이의 감염력은 매우 강하고, 전문가로부터는 어려운 견해가 나타나고 있다. 자치체나 학교는 상황을 주시해, 아이의 건강을 제일로 생각하고, 판단을 그르치지 않게 해 주었으면 한다.)
[단어]
○ ただし 단. 다만.
○ 感染力(かんせんりょく) 감염력.
○ 非常(ひじょう) 비상. 보통이 아님. 평소 때와 다름.
○ 強(つよ)い 강하다.
○ 専門家(せんもんか) 전문가.
○ 厳(きび)しい 엄하다. 심하다.
○ 見解(けんかい) 견해.
○ 示(しめ)す 나타내다. 가리키다.
○ 自治体(じちたい) 자치체.
○ 学校(がっこう) 학교.
○ 状況(じょうきょう) 상황.
○ 注視(ちゅうし) 주시.
○ 健康(けんこう) 건강.
○ 考(かんが)える 생각하다.
○ 判断(はんだん) 판단.
○ 謝(あやま)る 사죄하다. 사과하다.
そのためにも、どんなデータに注目(ちゅうもく)し、それがどうなったら休校(きゅうこう)などの措置(そち)に踏(ふ)み切(き)るかの基準(きじゅん)づくりが求(もと)められる。いま政府(せいふ)が作業(さぎょう)を進(すす)めているが、具体的(ぐたいてき)で、現場(げんば)が確実(かくじつ)に使(つか)えるものにする必要(ひつよう)がある。
(그러기 위해서라도 어떤 데이터에 주목하고, 그것이 어떻게 되면 휴교 등의 조치를 단행할지에 대한 기준 마련이 요구된다. 지금 정부가 작업을 진행하고 있지만, 구체적이고, 현장을 확실히 사용할 수 있도록 할 필요가 있다.)
[단어]
○ データ 데이터.
○ 注目(ちゅうもく) 주목.
○ 休校(きゅうこう) 휴교.
○ 措置(そち) 조치.
○ 踏(ふ)み切(き)る 땅을 힘차게 걷어 차고 뛰어 오르다.
○ 基準(きじゅん) 기준. ⇒ 基準作(きじゅんづく)り
○ 求(もと)める 구하다. 요구하다.
○ 政府(せいふ) 정부.
○ 作業(さぎょう) 작업.
○ 進(すす)める 앞으로 나아가게 하다.
○ 具体的(ぐたいてき) 구체적.
○ 現場(げんば) 현장.
○ 確実(かくじつ) 확실.
○ 使(つか)える 사용할 수 있다.
○ 必要(ひつよう) 필요.
幼(おさな)い子(こ)が通(かよ)う小学校(しょうがっこう)などが休(やす)みになると、日中(にっちゅう)の面倒(めんどう)を誰(だれ)がどうみるか、手当(てあ)てに追(お)われる人(ひと)は多(おお)い。決定(けってい)から実施(じっし)までの日数(にっすう)をなるべく確保(かくほ)するようにしたい。休校(きゅうこう)判断(はんだん)の基準(きじゅん)がわかりやすく提示(ていじ)されれば、感染(かんせん)状況(じょうきょう)をにらみながら、保護者(ほごしゃ)も予測(よそく)を立(た)てやすくなる。
(어린 아이가 다니는 초등학교 등이 방학이 되면, 낮 시간을 누가 어떻게 돌볼지 수당에 쫓기는 사람이 많다. 결정부터 실시까지의 일수를 가급적 확보하도록 하고 싶다. 휴교 판단의 기준이 알기 쉽게 제시되면 감염 상황을 주시하면서 학부모도 예측을 세우기가 쉬워진다.)
[단어]
○ 幼(おさな)い 어리다.
○ 通(かよ)う 다니다. 왕래하다.
○ 小学校(しょうがっこう) 초등학교.
○ 休(やす)み 쉼. 휴식.
○ 日中(にっちゅう) 주간. 낮.
○ 面倒(めんどう) 번잡하고 성가심. 돌봄. 보살핌.
○ 手当(てあ)て 수당. 급여. 수단.
○ 追(お)う 쫓다. 따르다. ⇒ 追(お)われる
○ 決定(けってい) 결정.
○ 実施(じっし) 실시.
○ 日数(にっすう) 일수.
○ 確保(かくほ) 확보.
○ 休校(きゅうこう) 휴교.
○ 判断(はんだん) 판단.
○ 基準(きじゅん) 기준.
○ 分(わ)かりやすい 알기 쉽다.
○ 提示(ていじ) 제시.
○ 感染(かんせん) 감염.
○ 状況(じょうきょう) 상황.
○ 睨(にら)む 쏘아보다. 노려보다. 감시하다. 의심을[혐의를] 두다. 주시[주목]하다.
※ にらまれたら最後(さいご)だ。 한번 찍히면[미움을 사면] 끝장이다.
○ 環境(かんきょう) 환경.
○ 状況(じょうきょう) 상황.
○ 保護者(ほごしゃ) 보호자.
○ 予測(よそく) 예측.
政府(せいふ)は、抗原(こうげん)検査(けんさ)の簡易(かんい)キットを小中学校(しょうちゅうがっこう)などにも配(くば)ることを決(き)めた。早(はや)めの検査(けんさ)でクラスターの発生(はっせい)を抑(おさ)える意義(いぎ)はあるが、現場(げんば)の負担(ふたん)は大(おお)きい。また配布(はいふ)するだけでなく、陽性(ようせい)反応(はんのう)が出(で)た場合(ばあい)の対応(たいおう)について丁寧(ていねい)に運用(うんよう)指針(ししん)を定(さだ)め、その実施(じっし)体制(たいせい)も整(ととの)えておかねばならない。
(정부는, 항원 검사의 간이 키트를 초중학교 등에도 배부할 것을 결정했다. 빠른 검사로 클러스터의 발생을 억제하는 의의는 있지만, 현장의 부담은 크다. 또한 배포할 뿐만 아니라 양성 반응이 나왔을 경우의 대응에 대해 세심하게 운용 지침을 정하고 그 실시 체제도 갖추어 두어야 한다.)
[단어]
○ 政府(せいふ) 정부.
○ 抗原(こうげん) 항원. ☞ 高原(こうげん) 고원. 높은 지대. ☞ 公言(こうげん) 공언.
○ 検査(けんさ) 검사.
○ 簡易(かんい) 간이.
○ キット 키트. KIT.
○ 小中学校(しょうちゅうがっこう) 초중학교.
○ 配(くば)る 나누어 주다.
○ 決(き)める 정하다. 결정하다.
○ 早(はや)め 정해진 시간 보다 조금 이름.
○ クラスター 클러스터. 집단. 계층 유형.
○ 発生(はっせい) 발생.
○ 抑(おさ)える 누르다. 억압하다.
○ 意義(いぎ) 의의.
○ 現場(げんば) 현장.
○ 負担(ふたん) 부담.
○ 配布(はいふ) 배포.
○ 陽性(ようせい) 양성. ☞ 要請(ようせい)
○ 反応(はんのう) 대응.
○ 出(で)る 나가다. 나아가다.
○ 場合(ばあい) 경우. 사정.
○ 対応(たいおう) 대응.
○ 丁寧(ていねい) 친절함. 정중함.
○ 運用(うんよう) 운용.
○ 指針(ししん) 지침.
○ 定(さだ)める 정하다. 결정하다.
○ 実施(じっし) 실시.
○ 体制(たいせい) 체제.
○ 整(ととの)える 조정하다. 조절하다.
○ 置(お)く 두다.
昨春(さくしゅん)の長期(ちょうき)休校時(きゅうこうとき)は、学校側(がっこうがわ)の準備(じゅんび)も十分(じゅうぶん)ではなく、家庭(かてい)環境(かんきょう)によって学(まな)ぶ機会(きかい)に大(おお)きな格差(かくさ)が生(う)まれるなどの弊害(へいがい)を生(う)んだ。友人(ゆうじん)と会(あ)えない日々(ひび)が続(つづ)いたストレスや生活(せいかつ)習慣(しゅうかん)の乱(みだ)れから、心(こころ)や体(からだ)に変調(へんちょう)を来(き)たした子(こ)も少(すく)なくなかった。
(지난해 봄 장기 휴교 시에는 학교 측의 준비도 충분하지 않아 가정환경에 따라 학습기회에 큰 격차가 생기는 등의 폐해를 낳았다. 친구와 만날 수 없는 날들이 계속 된 스트레스나 생활 습관의 흐트러짐으로부터, 마음이나 몸에 변조를 일으킨 아이도 적지 않았다.)
[단어]
○ 昨春(さくしゅん) 지난 봄.
○ 長期(ちょうき) 장기.
○ 休校(きゅうこう) 휴교.
○ 学校側(がっこうがわ) 학교측.
○ 準備(じゅんび) 준비.
○ 十分(じゅうぶん) 충분. 십분.
○ 家庭(かてい) 가정.
○ 環境(かんきょう) 환경.
○ 学(まな)ぶ 배우다.
○ 機会(きかい) 기회.
○ 格差(かくさ) 격차.
○ 生(う)む 낳다. 만들어 내다. ⇒ 生(う)まれる
○ 弊害(へいがい) 폐해. 해.
○ 友人(ゆうじん) 친구.
○ 会(あ)う 만나다. ⇒ 会(あ)えない
○ 日々(ひび) 나날. 매일.
○ 続(つづ)く 계속하다. 계속되다. 잇따르다.
○ ストレス 스트레스.
○ 生活(せいかつ) 생활.
○ 習慣(しゅうかん) 습관.
○ 乱(みだ)れる 어지러워지다. 흐트러지다.
○ 心(こころ) 마음.
○ 体(からだ) 육체. 몸.
○ 変調(へんちょう) 변조. 상태가 바뀜.
○ 来(き)たす 結果(けっか)として、ある事柄(ことがら)・状態(じょうたい)を生(しょう)じさせる。招(まね)く。
○ 少(すく)ない 적다. 어리다.
反省(はんせい)を踏(ふ)まえ、オンラインで学(まな)ぶ環境(かんきょう)を整備(せいび)するために、政府(せいふ)は小中学生(しょうちゅうがくせい)全員(ぜんいん)を対象(たいしょう)にタブレットなどの情報(じょうほう)端末(たんまつ)の配備(はいび)に取(と)り込(こ)んできた。しかし使(つか)いこなすのは容易(ようい)ではなく、学校側(がっこうがわ)にも子(こ)どもたちにも、引(ひ)き続(つづ)き適切(てきせつ)なサポートが欠(か)かせない。ICT[情報(じょうほう)通信(つうしん)技術(ぎじゅつ)]に通(つう)じた保護者(ほごしゃ)や住民(じゅうみん)に手伝(てつだ)ってもらうのも一案(いちあん)だ。
(반성을 바탕으로 온라인으로 배우는 환경을 정비하기 위해 정부는 초중학생 전원을 대상으로 태블릿 등의 정보단말기 배치에 힘써 왔다. 그러나 능숙하게 다루는 것은 쉽지 않고, 학교측에도 아이들에게도, 계속 적절한 서포트를 빼 놓을 수 없다. ICT(정보통신 기술)에 통한 보호자나 주민에게 도움을 받는 것도 하나의 방법이다.)
[단어]
○ 反省(はんせい) 반성.
○ 踏(ふ)まえる 밟아 누르다. 힘차게 밟다.
○ オンライン 온라인.
○ 学(まな)ぶ 배우다.
○ 環境(かんきょう) 환경.
○ 整備(せいび) 정비.
○ 政府(せいふ) 정부.
○ 小中学生(しょうちゅうがくせい) 초중학교.
○ 全員(ぜんいん) 전원.
○ 対象(たいしょう) 대상.
○ タブレット 태블릿.
○ 情報(じょうほう) 정보.
○ 端末(たんまつ) 단말.
○ 整備(せいび) 정비.
○ 取(と)り組(く)む 맞붙다. 대전하다. 몰두하다.
○ しかし 그러나.
○ 使(つか)いこなす 보람 있게 쓰다. 잘 다루다. 자유자재로 쓰다.
○ 容易(ようい) 용이.
○ 学校側(がっこうがわ) 학교측.
○ 引(ひ)き続(つづ)く 쭉 계속되다. 잇따르다.
○ 適切(てきせつ) 적절.
○ サポート 서포트. 지지함.
○ 欠(か)かす 빠뜨리다. 결하다. ⇒ 欠(か)かせない 빠뜨릴 수 없는. 없어서는 안 될.
○ 情報(じょうほう) 정보.
○ 通信(つうしん) 통신.
○ 技術(ぎじゅつ) 기술.
○ 通(つう)じる 통하다. 연결되다.
○ 保護者(ほごしゃ) 보호자.
○ 住民(じゅうみん) 주민.
○ 手伝(てつだ)う 같이 거들다. 남을 도와서 일하다.
○ 一案(いちあん) 첫 번째 안. 그럴 듯한 안.
コロナ禍(か)の収束(しゅうそく)は見通(みとお)せず、今後(こんご)も多(おお)くの学校(がっこう)で様々(さまざま)な困難(こんなん)や混乱(こんらん)が予想(よそう)される。教職員(きょうしょくいん)や自治体(じちたい)のマンパワーだけでは対応(たいおう)できないケースもあるだろう。ICTの能力(のうりょく)に限(かぎ)らない。地域(ちいき)がもつ力(ちから)を生(い)かす道(みち)を探(さぐ)り、子(こ)どもたちの「学(まな)び」を社会(しゃかい)全体(ぜんたい)で支(ささ)えていきたい。
(코로나 화의 수습은 전망할 수 없어, 앞으로도 많은 학교에서 다양한 어려움과 혼란이 예상된다. 교직원이나 자치체의 맨파워만으로는 대응할 수 없는 케이스도 있을 것이다. ICT의 능력에 국한되지 않는다. 지역이 가진 힘을 살리는 길을 찾아 아이들의 "배움"을 사회 전체에서 잡아 가고 싶다.)
[단어]
○ 収束(しゅうそく) 수속. 결말이 남.
○ 見通(みとお)す 내다 보다.
○ 今後(こんご) 금후. 차후.
○ 学校(がっこう) 학교.
○ 様々(さまざま) 여러 가지.
○ 困難(こんなん) 곤란.
○ 混乱(こんらん) 혼란.
○ 予想(よそう) 예상.
○ 教職員(きょうしょくいん) 교직원.
○ 自治体(じちたい) 자치체.
○ マンパワー 맨파워. 인력.
○ 対応(たいおう) 대응.
○ 能力(のうりょく) 능력.
○ 限(かぎ)る 한하다. 경계·범위를 짓다.
○ 地域(ちいき) 지역.
○ 持(も)つ 가지다.
○ 力(ちから) 힘.
○ 生(い)かす 살리다. 소생시키다.
○ 探(さぐ)る 뒤지다. 더듬어 찾다.
○ 学(まな)ぶ 배우다. 익히다. ⇒ 学(まな)び
○ 社会(しゃかい) 사회.
○ 全体(ぜんたい) 전체.
○ 支(ささ)える 버티다. 유지하다. 지탱하다.
https://www.asahi.com/articles/DA3S15023129.html?iref=pc_rensai_long_16_article
▣ 学びの継続へ力集めて。
比較的安全とされていた子どもたちにも新型コロナの感染が急速に広がり、その対策が大きな課題に浮上している。多くの学校にとって当面の焦点は、予定どおり夏休みを終えるか否かで、すでに延長を決めたところもある。
政府は、地域によって様子が異なることや、子どもの学習・心身に及ぼす影響などを考え、全国一斉の休校は要請しない方針だ。昨春に安倍前首相が唐突に打ち出し、大きな混乱を巻き起こしたことを考えれば、妥当な判断といえる。
ただしデルタ株の感染力は非常に強く、専門家からは厳しい見解が示されている。自治体や学校は状況を注視し、子どもの健康を第一に考えて、判断を誤らないようにしてもらいたい。
そのためにも、どんなデータに注目し、それがどうなったら休校などの措置に踏み切るかの基準づくりが求められる。いま政府が作業を進めているが、具体的で、現場が確実に使えるものにする必要がある。
幼い子が通う小学校などが休みになると、日中の面倒を誰がどうみるか、手当てに追われる人は多い。決定から実施までの日数をなるべく確保するようにしたい。休校判断の基準がわかりやすく提示されれば、感染状況をにらみながら、保護者も予測を立てやすくなる。
政府は、抗原検査の簡易キットを小中学校などにも配ることを決めた。早めの検査でクラスターの発生を抑える意義はあるが、現場の負担は大きい。また配布するだけでなく、陽性反応が出た場合の対応について丁寧に運用指針を定め、その実施体制も整えておかねばならない。
昨春の長期休校時は、学校側の準備も十分ではなく、家庭環境によって学ぶ機会に大きな格差が生まれるなどの弊害を生んだ。友人と会えない日々が続いたストレスや生活習慣の乱れから、心や体に変調を来した子も少なくなかった。
反省を踏まえ、オンラインで学ぶ環境を整備するために、政府は小中学生全員を対象にタブレットなどの情報端末の配備に取り組んできた。しかし使いこなすのは容易ではなく、学校側にも子どもたちにも、引き続き適切なサポートが欠かせない。ICT(情報通信技術)に通じた保護者や住民に手伝ってもらうのも一案だ。
コロナ禍の収束は見通せず、今後も多くの学校で様々な困難や混乱が予想される。教職員や自治体のマンパワーだけでは対応できないケースもあるだろう。ICTの能力に限らない。地域がもつ力を生かす道を探り、子どもたちの「学び」を社会全体で支えていきたい。