<原発安全技術問題アカデミー>
隣国の原発も決して安全ではない。原子炉に穴が開いてしまったり、出力が3倍に急騰してコントロール出来ない状態が12時間も続いたりした。原発からは日本と同様、トリチウムが放出されている。韓国も深刻な原発問題を抱えている。
原発問題の専門家を内外から集めて韓国で原発安全技術問題アカデミーが開かれる。期日は10月22日から11月20日、日本からは原子炉の専門家の後藤政志さんも講師をつとめられる。 日本人もぜひ参加してほしいとのことです。行ける方はぜひこの機会を活かしてみられませんか。
<原発安全技術問題アカデミープログラム>
第1講(10/22 火)
世界原発(PWR/CANDU)の安全性特性
-ハ・ジョング(カナダ原子力工事エンジニア、原子力安全委員会専門委員、韓国原子力安全財団専門委員)
第2講(10/23 水)
機械設備の応力安全問題:残留応力が原発など各種プラント設備に及ぼす影響および事故事例
-チョ・ソクス(江原(カンウォン)大教授、機械工学)
第3講(10/29 火)
老朽原発の寿命延長と長期運営にともなう危険
-オダ・ベッカー(ドイツ原発電分析専門家、ハノーバー大前教授)
第4講(10/30 水)
福島事故以後ヨーロッパ原発ストレステスト結果
-オダ・ベッカー(ドイツ原発分析専門家、ハノーバー大前教授)
第5講(11/05 火)
スーパーコンピュータを利用した産業体解析支援および経験事例:原発機器を含み
-ユン・テホ(韓国科学技術情報チーム(KISTI)応力解析支援チーム)
第6講(11/06 水)
原発設計の問題および対策:原発機器の熱膨張収縮および振動にともなう危険
-ムン・インドゥク(原発設計エンジニア、トレースENG代表)
第7講(11/12 火)
福島原発事故の技術的評価
-後藤政志(日本NPO “APAST”代表、原子力エネルギー市民委員会委員、東芝前原子力発電所設計エンジニア)
第8講(11/13 水)
日本の原子力発電所危険予防体系の過去と現在
-後藤政志(日本NPO “APAST”代表、原子力エネルギー市民委員会委員、東芝前原子力発電所設計エンジニア)
第9講(11/19 火)
1)原子力発電所現場監視(18年間)を通じてみた危険予防方案
-イ・ハヨン(前ハンビット原子力発電所安全性確保民官合同調査団実務委員長、現ハンビット原子力発電所民間環境安全監視委員会副委員長)
2)主要国家の原子力発電所危険交差監視体系
-イ・ウォニョン(水原(スウォン)大教授、原子力発電所危険公益情報提供センター準備委員)
第10講(11/20 水)
1)卒業筆記試験
2)受講者トークショーおよび修了式
<主要関連事項>
開講式: 10月22日(火)夕方6時半
受講生: 公職者/宗教人 優先 先着順審査20人予定
(専門家/弁護士/言論人/市民団体人も志願可能)
申請受付および入学資格審査:9月16日~10月15日
登録料: 50万ウォン(学生と記者は1/2減免)
卒業試験合格者には修了証に‘卒業試験合格済み’表記
次の入学支援申込書を作成した後メール発送.
受付: leewysu@gmail.com イ・ウォニョン
問い合わせ:準備委員
ムン・ソンジェ(010-2179-1357)
イ・ウォンヨン(010-4234-2134)