日本時間の早朝、アメリカのトランプ大統領が、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から脱退する方針を発表し、世界に衝撃が走りました。
地球温暖化が深刻化し、各国が温暖化対策の必要性を訴え続ける中、打ち出された方針に、驚きと失望の声が上がっています。
国連のグテーレス事務総長や、ドイツ、フランス、イタリアの首脳は、声明で、トランプ大統領を非難。
中国は、パリ協定を堅持することを、改めて、世界に対して打ち出し、オバマ前アメリカ大統領は「未来を拒否する国になるな」という趣旨の言葉を使うなど、波紋が大きく広がっています。