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[朝日新聞デジタル 2022年2月6]
▣ サイバー捜査(そうさ)
警察庁(けいさつちょう)が担(にな)う重(おも)い課題(かだい)。
(사이버 수사 경찰청이 짊어지는 무거운 과제)
インターネットの普及(ふきゅう)と技術(ぎじゅつ)の進歩(しんぽ)によって、サイバー犯罪(はんざい)は巧妙(こうみょう)・複雑(ふくざつ)さを増(ま)している。そこに国境(こっきょう)の壁(かべ)はなく、日本(にほん)を標的(ひょうてき)にした攻撃(こうげき)も相次(あいつ)ぐ。こうした情勢(じょうせい)を受(う)け、政府(せいふ)は先(さき)ごろ警察法(けいさつほう)改正案(かいせいあん)を閣議(かくぎ)決定(けってい)し、国会(こっかい)に提出(ていしゅつ)した。この4月(しがつ)、警察庁(けいさつちょう)に「サイバー警察局(けいさつきょく)」を新設(しんせつ)し、直轄(ちょっかつ)の特別(とくべつ)捜査隊(そうさたい)も発足(ほっそく)させるという。
(인터넷의 보급과 기술의 진보에 따라서, 사이버 범죄는 교묘·복잡성을 더하고 있다. 거기에 국경의 벽은 없어지고, 일본을 표적으로 한 공격도 잇따른다. 이러한 정세를 두고, 정부는 지난 번 경찰법 개정안을 각의 결정해, 국회에 제출했다. 이번 4월, 경찰청에 “사이버경찰국”을 신설하고, 직할의 특별 수사대도 발족시킨다고 한다.)
[단어]
○ サイバー 사이버. 컴퓨터 통신망.
○ 捜査(そうさ) 조사. ☞ 操作(そうさ) 조작.
○ 警察(けいさつ) 경찰. ⇒ 警察庁(けいさつちょう) 경찰청. ⇒ 警察官(けいさつかん) 경찰관. ⇒ 警察署(けいさつしょ) 경찰서. ⇒ 警察沙汰(けいさつさた) 경찰이 관련된 사건.
○ 担(にな)う 짊어지다. 메다. (책임 따위를) 떠맡다. 지다.
○ 重(おも)い 무겁다. ☞ 思(おも)い 생각.
○ 課題(かだい) 과제.
○ インターネット 인터넷.
○ 普及(ふきゅう) 보급. ☞ 不朽(ふきゅう) 불후.
○ 技術(ぎじゅつ) 기술.
○ 進歩(しんぽ) 진보. ⇔ 退歩(たいほ) 퇴보.
○ 犯罪(はんざい) 범죄.
○ 巧妙(こうみょう) 교묘.
○ 複雑(ふくざつ) 복잡. ⇔ 簡単(かんたん) 간단.
○ 増(ま)す 커지다. 많아지다. 늘리다.
○ 国境(こっきょう) 국경.
○ 壁(かべ) 벽.
○ 標的(ひょうてき) 표적. 목표.
○ 攻撃(こうげき) 공격.
○ 相次(あいつ)ぐ 연달다. 잇따르다.
○ 情勢(じょうせい) 정세.
○ 受(う)ける 받다.
○ 政府(せいふ) 정부.
○ 先(さき)ごろ 요전. 앞서. 일전.
○ 警察法(けいさつほう) 경찰법.
○ 改正(かいせい) 개정. ⇒ 改正案(かいせいあん)
○ 閣議(かくぎ) 각의.
○ 決定(けってい) 결정.
○ 国会(こっかい) 국회.
○ 提出(ていしゅつ) 제출.
○ 警察局(けいさつきょく) 경찰국.
○ 新設(しんせつ) 신설. ☞ 親切(しんせつ) 친절.
○ 直轄(ちょっかつ) 직할.
○ 特別(とくべつ) 특별.
○ 捜査隊(そうさたい) 조사대.
○ 発足(ほっそく) 발족. 단체 등의 활동이 시작됨.
国(くに)が全面(ぜんめん)に出(で)ることで国際(こくさい)協力(きょうりょく)を進(すす)めようという目的(もくてき)は理解(りかい)できる。だが都道府県(とどうふけん)警察(けいさつ)を指導(しどう)・監督(かんとく)する立場(たちば)を越(こ)えて、警察庁(けいさつちょう)が自(みずか)ら捜索(そうさく)や逮捕(たいほ)などの権限(けんげん)をもつのは、従来(じゅうらい)の警察(けいさつ)行政(ぎょうせい)からの大(おお)きな転換(てんかん)だ。その行使(こうし)にゆきすぎがないよう、組織(そしき)の内外(ないがい)でどうやってチェック機能(きのう)を働(はたら)かせるのか。
(국가가 전면에 나섬으로써 국제 협력를 추진하려는 목적은 이해할 수 있다. 하지만 도도부현 경찰을 지도·감독하는 입장을 넘어, 경찰청이 스스로 수색이나 체포등의 권한을 가지는 것은, 종래의 경찰 행정으로부터의 큰 전환이다. 그 행사에 넘지 않도록, 조직 안팎에서 어떻게 체크 기능을 작동시킬 것인가.)
[단어]
○ 国(くに) 국가.
○ 全面(ぜんめん) 전면. 전체. = 全(すべ)て
☞ 前面(ぜんめん) 전면. ⇒ 前面(ぜんめん)攻撃(こうげき) 전면 공격.
○ 出(で)る 나가다. 나오다.
○ 国際(こくさい) 국제.
○ 協力(きょうりょく) 협력.
○ 進(すす)める 앞으로 나아가게 하다.
○ 目的(もくてき) 목적.
○ 理解(りかい) 이해.
○ 警察(けいさつ) 경찰.
○ 指導(しどう) 지도.
○ 監督(かんとく) 감독.
○ 立場(たちば) 입장.
○ 越(こ)える (때가) 지나가다. 기준을 넘다.
○ 自(みずか)ら 몸소. 자신이. 친히.
○ 捜索(そうさく) 수색. ☞ 創作(そうさく) 창작.
○ 逮捕(たいほ) 체포.
○ 権限(けんげん) 권한.
○ 従来(じゅうらい) 종래.
○ 行政(ぎょうせい) 행정.
○ 転換(てんかん) 전환.
○ 行使(こうし) 행사. ☞ 講師(こうし) 강사.
○ 行(ゆ)き過(す)ぎる 지나치다. 지나가다.
○ 組織(そしき) 조직.
○ 内外(ないがい) 내외.
○ チェック 체크.
○ 機能(きのう) 기능.
○ 働(はたら)く 일을 하다. 활동하다. ⇒ 働(はたら)かせる
政府(せいふ)は国会(こっかい)で丁寧(ていねい)に説明(せつめい)し、国民(こくみん)の理解(りかい)を得(え)る必要(ひつよう)がある。当局(とうきょく)が前(まえ)のめりになった時(とき)の危(あや)うさを示(しめ)す実例(じつれい)がある。サイト閲覧者(えつらんしゃ)のパソコン機能(きのう)を無断(むだん)で使(つか)うプログラムを導入(どうにゅう)・稼働(かどう)させたとして警察(けいさつ)が摘発(てきはつ)した事件(じけん)について、最高裁(さいこうさい)は先月(せんげつ)、その影響(えいきょう)は軽微(けいび)で「社会的(しゃかいてき)に許容(きょよう)される」と述(の)べて無罪(むざい)を言(い)い渡(わた)した。
(정부는 국회에서 정중하게 설명하고, 국민의 이해를 얻을 필요가 있다. 당국이 앞으로 기울었을 때의 위험함을 나타내는 실례가 있다. 사이트 열람자의 PC 기능을 무단으로 사용하는 프로그램을 도입·가동하다 경찰이 적발한 사건에 대해, 대법원은 지난달, 그 영향이 경미하고 “사회적으로 허용된다”며 무죄를 선고했다.)
[단어]
○ 政府(せいふ) 정부.
○ 国会(こっかい) 국회.
○ 丁寧(ていねい) 친절함. 정중함. 공손함.
○ 説明(せつめい) 설명.
○ 国民(こくみん) 국민.
○ 理解(りかい) 이해.
○ 得(え)る 얻다. 획득하다.
○ 必要(ひつよう) 필요.
○ 当局(とうきょく) 당국.
○ 前(まえ)のめりになる 앞으로 고꾸라지다.
※ のめる 앞으로 엎드러지다. 고꾸라질 뻔하다. (어떤 일에) 빠져들다.
○ 危(あや)うい 위태롭다. ⇒ 危(あや)うさ
○ 示(しめ)す 가리키다. 보이다. 나타내다.
○ 実例(じつれい) 실례. 실제 예.
○ サイト 사이트.
○ 閲覧者(えつらんしゃ) 열람자.
○ パソコン 컴퓨터.
○ 機能(きのう) 기능.
○ 無断(むだん) 무단. 허가를 얻지 않음.
○ 使(つか)う 사용하다.
○ プログラム 프로그램.
○ 導入(どうにゅう) 도입.
○ 稼働(かどう) 가동.
○ 警察(けいさつ) 경찰.
○ 摘発(てきはつ) 적발.
○ 事件(じけん) 사건.
○ 最高裁(さいこうさい) 최고재판소.
○ 先月(せんげつ) 지난 달.
○ 影響(えいきょう) 영향.
○ 軽微(けいび) 경미. ☞ 警備(けいび) 경비.
○ 社会(しゃかい) 사회. ⇒ 社会的(しゃかいてき)
○ 許容(きょよう) 허용.
○ 述(の)べる 말하다. 진술하다.
○ 無罪(むざい) 무죄.
○ 言(い)い渡(わた)す 결정 사항·명령 따위를 시달하다. 선고하다.
新(あたら)しい技術(ぎじゅつ)にいかなる姿勢(しせい)で臨(のぞ)み、どこまで踏(ふ)み込(こ)むか、捜査(そうさ)当局(とうきょく)に重(おも)い課題(かだい)を残(のこ)す裁判(さいばん)となった。改正案(かいせいあん)は、警察庁(けいさつちょう)が捜査(そうさ)する対象(たいしょう)を「重大(じゅうだい)サイバー事案(じあん)」と名(な)づけ、(1)国(くに)や自治体(じちたい)の重要(じゅうよう)な情報(じょうほう)管理(かんり)やインフラに重大(じゅうだい)な支障(ししょう)が生(しょう)じる(2)対処(たいしょ)に高度(こうど)な技術(ぎじゅつ)を要(よう)する(3)外国(がいこく)からの不正(ふせい)な活動(かつどう)に関与(かんよ)する――ものと定義(ていぎ)。
(새로운 기술에 어떤 자세로 임해서, 어디까지 발을 디딜지, 수사당국에 무거운 과제를 남기는 재판이 됐다. 개정안은, 경찰청이 수사하는 대상을 “중대 사이버 사안”이라고 이름 붙여, “(1) 나라나 자치체의 중요한 정보 관리나 인프라에 중대한 지장이 생긴다.”, “(2) 대처에 고도의 기술을 필요로 한다.”, “(3) 외국으로부터의 부정한 활동에 관여하는 것“ 이라고 정의.)
[단어]
○ 新(あたら)しい 새롭다.
○ 技術(ぎじゅつ) 기술.
○ いかなる 어떠한.
○ 姿勢(しせい) 자세. 태도.
○ 臨(のぞ)む 임하다. 당면하다. ☞ 望(のぞ)む 바라다. 소망하다.
○ 踏(ふ)み込(こ)む 발을 들여 놓다. 뛰어 들다.
○ 捜査(そうさ) 조사.
○ 当局(とうきょく) 당국.
○ 課題(かだい) 과제.
○ 残(のこ)す 남기다. 남겨두다.
○ 裁判(さいばん) 재판.
○ 改正(かいせい) 개정. ⇒ 改正案(かいせいあん)
○ 対象(たいしょう) 대상.
○ 重大(じゅうだい) 중대.
○ 事案(じあん) 사안.
○ 名付(なづ)け 이름을 지어 줌. 명명.
○ 自治体(じちたい) 자치체. 자치단체.
○ 重要(じゅうよう) 중요.
○ 情報(じょうほう) 정보.
○ 管理(かんり) 관리.
○ インフラ 인프라.
○ 支障(ししょう) 지장.
○ 生(しょう)じる 生(しょう)ずる 돋아 나오다. 나다. 생기다.
○ 対処(たいしょ) 대처.
○ 高度(こうど) 높이 높은 정도.
○ 技術(ぎじゅつ) 기술.
○ 要(よう)する 요하다. 필요로 하다.
○ 外国(がいこく) 외국.
○ 不正(ふせい) 부정.
○ 活動(かつどう) 활동.
○ 関与(かんよ) 관여.
○ 定義(ていぎ) 정의.
捜査(そうさ)は「必要(ひつよう)な限度(げんど)で行(おこな)う」とし、苦情(くじょう)があれば国家(こっか)公安(こうあん)委員会(いいんかい)に申(もう)し出(で)ることができるとの規定(きてい)を設(もう)けた。具体的(ぐたいてき)にどんな行為(こうい)が3類型(るいけい)にあたるのか。国会(こっかい)には内容(ないよう)を明確(めいかく)にする審議(しんぎ)を求(もと)めたい。苦情(くじょう)申(もう)し出(で)制度(せいど)は都道府県(とどうふけん)警察(けいさつ)を管理(かんり)する各(かく)公安委員会(こうあんいいんかい)にあるが、認知度(にんちど)は高(たか)いといえず、運用(うんよう)実態(じったい)も判然(はんぜん)としない。
(수사는 “필요한 한도에서 한다”고 해, 민원이 제기되면 국가공안위원회에 신청할 수 있다는 규정을 뒀다. 구체적으로 어떤 행위가 세 가지 유형에 해당하는가. 국회에는 내용을 명확하게 하는 심의를 요구하고 싶다. 불만신고제도는 도도부현 경찰을 관리하는 각 공안위원회에 있지만, 인지도는 높다고 할 수 없고, 운용 실태도 분명치 않다.)
[단어]
○ 捜査(そうさ) 조사.
○ 必要(ひつよう) 필요.
○ 限度(げんど) 한도. 한계.
○ 行(おこな)う 행하다.
○ 苦情(くじょう) 괴로운 사정. 고충.
○ 国家(こっか) 국가.
○ 公安(こうあん) 공안.
○ 委員会(いいんかい) 위원회.
○ 申(もう)し出(で)る (의견·요구 등을) 스스로 말하다. 신청하다. 신고하다.
○ 規定(きてい) 규정.
○ 設(もう)ける 마련하다. 베풀다. ☞ 儲(もう)ける 벌다. 이익을 보다.
○ 具体的(ぐたいてき) 구체적.
○ 行為(こうい) 행위.
○ 類型(るいけい) 유형.
○ 当(あ)たる 맞다. 명중하다. 적중하다.
○ 国会(こっかい) 국회.
○ 内容(ないよう) 내용.
○ 明確(めいかく) 명확.
○ 審議(しんぎ) 심의.
○ 求(もと)める 구하다. 요구하다. 바라다.
○ 申(もう)し出(で) 신청. 의사 표시.
○ 制度(せいど) 제도.
○ 警察(けいさつ) 경찰.
○ 管理(かんり) 관리.
○ 認知度(にんちど) 인지도.
○ 高(たか)い 높다.
○ 言(い)えず 말 할 수 없다.
○ 運用(うんよう) 운용.
○ 実態(じったい) 실태.
○ 判然(はんぜん) 판연. 아주 명백하게 드러나 있는 모양. ⇒ 判然(はんぜん)たる証拠(しょうこ) 판연한 증거. ※ 足(た)る 만족하다.
どこまで有効(ゆうこう)な仕組(しく)みなのかも審議(しんぎ)の中(なか)で確認(かくにん)する必要(ひつよう)がある。どの捜査(そうさ)もそうだがサイバー領域(りょういき)においても、当局(とうきょく)は治安(ちあん)維持(いじ)と人権(じんけん)保障(ほしょう)の両立(りょうりつ)に心(こころ)を砕(くだ)かなければならない。留意(りゅうい)すべき点(てん)は他(ほか)にもある。サイバー攻撃(こうげき)は海外発(かいがいはつ)のものが多(おお)く、刑事(けいじ)責任(せきにん)の追及(ついきゅう)は容易(ようい)ではない。
(어디까지 유효한 구조인지도 심의 속에서 확인할 필요가 있다. 어느 수사도 그렇지만 사이버 영역에 있어서도, 당국은 치안유지와 인권보장 양립에 심혈을 기울여야 한다. 유의해야 할 점은 그 밖에도 있다. 사이버 공격은 해외발인 것이 많아, 형사책임 추궁이 쉽지 않다.)
[단어]
○ 有効(ゆうこう) 유효. 유익. ☞ 友好(ゆうこう) 우호. ☞ 有功(ゆうこう) 유공.
○ 仕組(しく)み 짜임새. 얼개. 구조. 기구.
○ 審議(しんぎ) 심의.
○ 確認(かくにん) 확인.
○ 必要(ひつよう) 필요.
○ 捜査(そうさ) 조사.
○ 領域(りょういき) 영역.
○ 当局(とうきょく) 당국.
○ 治安(ちあん) 치안.
○ 維持(いじ) 유지.
○ 人権(じんけん) 인권.
○ 保障(ほしょう) 보장.
○ 両立(りょうりつ) 양립.
○ 砕(くだ)く 부수다. 깨뜨리다.
※ 心(こころ)を砕(くだ)く 노심하다. 애쓰다. 머리를 짜다.
○ 留意(りゅうい) 유의.
○ 点(てん) 점. ~점.
○ 攻撃(こうげき) 공격.
○ 海外発(かいがいはつ) 해외발.
○ 多(おお)い 많다.
○ 刑事(けいじ) 형사.
○ 責任(せきにん) 책임.
○ 追及(ついきゅう) 추궁함. 뒤쫓음.
○ 容易(ようい) 용이.
宇宙(うちゅう)航空(こうくう)研究(けんきゅう)開発(かいはつ)機構(きこう)[JAXA]が攻撃(こうげき)された事件(じけん)をめぐり、昨年(さくねん)、警察庁(けいさつちょう)や外務省(がいむしょう)が中国軍側(ちゅうごくぐんがわ)の関与(かんよ)をほのめかす異例(いれい)の発表(はっぴょう)をし、中国(ちゅうごく)政府(せいふ)は強(つよ)く反発(はんぱつ)した。相手国(あいてこく)を名指(なざ)しして牽制(けんせい)する方法(ほうほう)は、安全(あんぜん)保障策(ほしょうさく)の一環(いっかん)として欧米(おうべい)を中心(ちゅうしん)に広(ひろ)がる。ただし場合(ばあい)によっては、国家間(こっかかん)の深刻(しんこく)な摩擦(まさつ)や亀裂(きれつ)の種(しゅ)になりかねない。政府(せいふ)全体(ぜんたい)での入念(にゅうねん)な検討(けんとう)・調整(ちょうせい)と慎重(しんちょう)な判断(はんだん)が不可欠(ふかけつ)だ。
(우주항공연구개발기구(JAXA)가 공격받은 사건을 둘러싸고, 지난해, 경찰청과 외무성이 중국군 측의 관여를 시사하는 이례적인 발표를 해, 중국 정부는 강하게 반발했다. 상대국을 지명해 견제 하는 방법은, 안전 보장책의 일환으로서 구미를 중심으로 퍼진다. 다만 경우에 따라서는, 국가 간 심각한 마찰과 균열의 씨앗이 될 수도 있다. 정부 전체에의 세심한 검토·조정과 신중한 판단이 불가결하다.)
[단어]
○ 宇宙(うちゅう) 우주. ☞ 雨中(うちゅう) 우중.
○ 航空(こうくう) 항공.
○ 研究(けんきゅう) 연구.
○ 開発(かいはつ) 개발.
○ 機構(きこう) 기구.
○ 攻撃(こうげき) 공격.
○ 事件(じけん) 사건.
○ めぐる 돌다. 순환하다.
○ 昨年(さくねん) 작년.
○ 警察庁(けいさつちょう) 경찰청.
○ 外務省(がいむしょう) 외무성.
○ 中国軍(ちゅうごくぐん) 중국군.
○ 関与(かんよ) 관여.
○ 仄(ほの)めかす 암시하다. 넌지시 말하다. 비추다.
○ 異例(いれい) 이례. 전례가 없음.
○ 発表(はっぴょう) 발표.
○ 政府(せいふ) 정부.
○ 強(つよ)い 강하다.
○ 反発(はんぱつ) 반발.
○ 相手国(あいてこく) 상대국.
○ 名指(なざ)す 지명하다. ⇒ 名指(なざ)し
○ 牽制(けんせい) 견제.
○ 方法(ほうほう) 방법.
○ 安全(あんぜん) 안전.
○ 保障策(ほしょうさく) 보장책.
○ 一環(いっかん) 일환.
○ 欧米(おうべい) 구미. 유럽과 미국.
○ 中心(ちゅうしん) 중심.
○ 広(ひろ)がる 넓어지다. 넓은 범위에 미치다.
○ 場合(ばあい) 경우. 사정.
○ 国家間(こっかかん) 국가간.
○ 深刻(しんこく) 심각.
○ 摩擦(まさつ) 마찰.
○ 亀裂(きれつ) 균열.
○ 種(しゅ) 종. 종자.
○ かねない ~할 지도 모른다. ~않는다고 말 할 수 없다.
○ 全体(ぜんたい) 전체.
○ 入念(にゅうねん) 공을 들임. 꼼꼼히 함. 정성들임.
○ 検討(けんとう) 검토.
○ 調整(ちょうせい) 조정. 컨디션을 조절함.
○ 慎重(しんちょう) 신중.
○ 判断(はんだん) 판단.
○ 不可欠(ふかけつ) 불가결.
https://www.asahi.com/articles/DA3S15196358.html?iref=pc_rensai_long_16_article
▣ サイバー捜査 警察庁が担う重い課題。
インターネットの普及と技術の進歩によって、サイバー犯罪は巧妙・複雑さを増している。そこに国境の壁はなく、日本を標的にした攻撃も相次ぐ。こうした情勢を受け、政府は先ごろ警察法改正案を閣議決定し、国会に提出した。この4月、警察庁に「サイバー警察局」を新設し、直轄の特別捜査隊も発足させるという。
国が前面に出ることで国際協力を進めようという目的は理解できる。だが都道府県警察を指導・監督する立場を超えて、警察庁が自ら捜索や逮捕などの権限をもつのは、従来の警察行政からの大きな転換だ。その行使にゆきすぎがないよう、組織の内外でどうやってチェック機能を働かせるのか。
政府は国会で丁寧に説明し、国民の理解を得る必要がある。当局が前のめりになった時の危うさを示す実例がある。サイト閲覧者のパソコン機能を無断で使うプログラムを導入・稼働させたとして警察が摘発した事件について、最高裁は先月、その影響は軽微で「社会的に許容される」と述べて無罪を言い渡した。
新しい技術にいかなる姿勢で臨み、どこまで踏み込むか、捜査当局に重い課題を残す裁判となった。改正案は、警察庁が捜査する対象を「重大サイバー事案」と名づけ、(1)国や自治体の重要な情報管理やインフラに重大な支障が生じる(2)対処に高度な技術を要する(3)外国からの不正な活動に関与する――ものと定義。
捜査は「必要な限度で行う」とし、苦情があれば国家公安委員会に申し出ることができるとの規定を設けた。具体的にどんな行為が3類型にあたるのか。国会には内容を明確にする審議を求めたい。苦情申し出制度は都道府県警察を管理する各公安委員会にあるが、認知度は高いといえず、運用実態も判然としない。
どこまで有効な仕組みなのかも審議の中で確認する必要がある。どの捜査もそうだがサイバー領域においても、当局は治安維持と人権保障の両立に心を砕かなければならない。留意すべき点は他にもある。サイバー攻撃は海外発のものが多く、刑事責任の追及は容易ではない。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が攻撃された事件をめぐり、昨年、警察庁や外務省が中国軍側の関与をほのめかす異例の発表をし、中国政府は強く反発した。相手国を名指しして牽制する方法は、安全保障策の一環として欧米を中心に広がる。ただし場合によっては、国家間の深刻な摩擦や亀裂の種になりかねない。政府全体での入念な検討・調整と慎重な判断が不可欠だ。
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감사합니다 쓰고 읽고 해야겠습니다