海駝(ヘテ)
海駝は韓國で作られた架空の動物で,形は獅子に似ております.重要な建物や街を火災から守る「守り神」とされている石造物でございます.景福宮の光化門の前にあるヘテが有名ですが,主に宮殿の前などに建てられております.
螺鈿漆器(らでんしっき)
木地に螺鈿を加工してからつけて漆塗りをしたものを螺鈿漆器と言います.日本でも奈良,平安時代に盛んだったと聞いております.木地や材料加工の技術の發展にともなってこのごろは金屬,合成樹脂,革,竹などに螺鈿をいろいろな形に細工してつけて漆塗りをしたものです.これは漆塗りと螺鈿の模樣が一團となって獨特の色を表す原理を利用したものです.
丹靑
丹靑というのは,木造建築に五つの色を使って,美しく,莊嚴な模樣を描くことをいいます.主にお寺や王宮の建物に塗られています.
この丹靑の模樣は永遠不滅の來世の世界を表しますし,また,丹靑を塗ることによって,建物の老朽化と害蟲を防いだともいわれております.
靑は東,赤は南,黃色は中央,白は西,黑は北と各方向を表しております.
靑磁と白磁 の違い
靑磁は高麗時代に,白磁は朝鮮王朝時代に盛んに作られた陶磁器でございます.靑磁は透き通った翡翠色と獨特の象嵌技法と文樣が特徵でございまして,貴族的な雰圍氣の陶磁器でございます.一方,白磁は,朝鮮王朝時代の儒敎精神の影響を受けて素朴で自然の美しさを持つ,庶民的な雰圍氣の陶磁器でございます.