● 日本語の諺100選 088 ミイラ取(と)りがミイラになる
人を捜さがしに行った者がそのまま帰ってこないで、捜される立場になってしまうこと。また、人を説得に行った者が、かえって説得され、先方と同意見になってしまうこと。
「ミイラ取りがミイラになる」ということわざは、元々はミイラを探しに行った人が、自らもミイラとなってしまうという意味から来ています。
これを比喩的に使うときは、ある目的で行動を始めた人が、結果的にその目的に深くはまり込んでしまい、元々の目的を達成できず、逆にその状況に支配されてしまう様子を指します。
例えば、友達を悪い習慣から助け出そうと思って近づいたが、結局は自分もその悪い習慣に染まってしまう場合などがこれにあたります。また、誰かを説得しようとしていたのに、逆にその人の意見に引き込まれてしまう、という状況も「ミイラ取りがミイラになる」と言えます。
このことわざは、特に計画や目的がある行動を起こす際の注意喚起として使われることが多いです。始める前には、自分が目指すべき結果や影響をしっかりと考え、準備をしておくことの重要性を教えてくれます。また、他人を変えようとする前に自分が変わらないように気をつける、という教訓も含まれています。
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日本語の諺100選 088 ミイラ取(と)りがミイラになる
河光範
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26.05.31 09:06
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