■ 三百六十五夜
1949
唄 本間千代子 ・
1.
緑の 風に 送れた 毛が
みどりの かぜに おくれた けが
優しく 揺れた 恋の夜
やさしく ゆれた こいのよる
初めて 逢うた あの夜の 君が
はじめて あうた あのよの きみが
今は 生命を 賭ける 君
いまは いのちを かける きみ
2.
黄昏 窓に 浮かぶのは
たそがれ まどに うかぶのは
愛しき 人の 旅姿
いとしき ひとの たびすがた
我ゆえ 歩む 道頓堀の
われゆえ あゆむ どうとんぼりの
水の 夕陽が 悲しかろ
みずの ゆうひが かなしかろ
3.
気強く 無理に 別たが
きづよく むりに わかれたが
思い出の 道 恋の街
おもいでの みち こいのまち
背広に 残る 移り香 悲し
セビロに のこる うづりか かなし
雨の銀座を 一人 行く
あめのぎんざを ひとり ゆく
4.
鈴蘭匂 春の夜
すずらんにおい はるのよる
灯火 潤む 秋の夜
ともしび うるむ あきのよる
泣いた 三百六十五夜の
ないた さんひゃくろくじゅうごやの
愛の 二人に 朝が 来る
あいの ふたりに あさが くる
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1.
▲緑の 風に 送れ毛が
みどりの かぜに おくれけが
遅れ 送れ 贈れ おくれ
送ります おくります
送らない おくらない
送ろう おくろう
(물건 따위를) 부치다.
荷を 送る
にを おくる
짐을 부치다.
毛 け
머리털.
毛を 染める
けを そめる
머리를 염색하다.
鳥の毛
とりのけ
새털
벼 이삭
▲優しく 揺れた 恋の夜
やさしく ゆれた こいのよる
揺れる ゆれる
揺れます ゆれます
揺れない ゆれない
揺れよう ゆれよう
흔들리다.
揺れる 舟
ゆれる ふね
흔들리는 배
▲初めて 逢った あの夜の 君が
はじめて おった あのよの きみが
▲今は 命を 賭ける 君
いまは いのちを かける きみ
賭ける かける
賭けます かけます
賭けない かけない
賭けよう かけよう
내기를 하다
この勝負に 千円 賭けよう
このしょうぶに せんえん かけよう
이 승부에 천 엔을 걸겠다.
소중한 것을 대가로 하다
命を 賭けた 恋
いのちを かけた こい
목숨을 건 사랑
2。
▲たそがれ 窓に 浮かぶのは
たそがれ まどに うかぶのは
たそがれ 誰そ彼 黄昏 황혼. 해질녘. 황혼기; 쇠퇴기
誰そ彼の街
たそがれのまち
황혼의 거리; 어둠이 깃든 거리.
人生の 誰そ彼
じんせいの たそがれ
인생의 황혼기
黄昏時
たそがれとき
황혼 때; (땅거미가 질) 저물녘; (인생) 황혼기.
たそがれの 街を 歩く
たそがれの まちを あるく
땅거미 진 거리를 걷다
浮かぶ うかぶ
浮かびます うかびます
浮かばない うかばない
浮かぼう うかぼう
떠오르다.
雲が 浮かぶ
くもが うかぶ
구름이 뜨다
(표면에) 나타나다.
涙が 目に 浮かぶ
なみだが めに うかぶ
눈물이 어리다
생각나다; 특히, 머릿속에 떠오르다
昔の 様子が 心に 浮かぶ
むかしの ようすが こころに うかぶ
옛 일[모양]이 머리에 떠오르다[생각나다]
▲愛しき 人の 旅姿
いとしき ひとの たびすがた
愛しく いとしく
愛しかろう いとしかろう
愛しくない いとしくない
愛しくて いとしくて
몹시 귀엽다; 사랑스럽다.
可愛い かわいい
愛しいわが子
いとしい わがこ
귀여운 내 자식
愛しい人
いとしいひと
사랑하는 사람
▲我ゆえ 歩む 道頓堀の
われゆえ あゆむ どうとんぼりの
我ゆえ われゆえ
歩む あゆむ
歩みます あゆみます
歩まない あゆまない
歩もう あゆもう
걷다.
小道を 歩む
こみちを あゆむ
좁은 길을 걸어가다
(한발짝씩) 전진하다
解決に 向かって 一歩 歩む
かいけつに むかって いっぽ あゆむ
해결을 향해 한걸음 나아가다.
道頓堀 どうとんぼり [음식] 도톤보리.
▲水の 夕陽が 悲しかろ
みずの ゆうひが かなしかろ
3.
▲気強く 無理に 別たが
きづよく むりに わかれたが
▲思い出の道 恋の街
おもいでのみち こいのまち
▲背広に 残る 移り香悲しい
セビロに のこる うつりかかなし
背広 せひろ 양복 한 벌
背 せ 등. 배의 반대쪽. 뒤
壁に 背を 凭たせ掛ける
かべに せを もたせかける
벽에 등을 기대다
移り うつり 옮김; 이동.
家移り いえうつり 이사
변화; 변천.
▲雨の 金座を 一人行く
あめの きんざを ひとりゆく
3.
▲鈴蘭匂う 春の 夜
すずらんにおう はるの よる
鈴蘭 すずらん 은방울꽃.
▲灯火 潤む 秋の 夜
ともしび うるむ あきの よる
灯火 ともしび 등불.
風前の 灯火
ふうぜんの ともしび
풍전등화
潤む うるむ
潤みます うるみます
潤まない うるまない
潤もう うるもう
물기를 띠다; 물기가 어리어 흐릿해지다; 울먹이다
眼鏡が 潤む
めがねが うるむ
안경에 김이 서리다
▲泣いた 三百六十五夜の
ないた さんびゃくろくじゅうごやの
▲愛の 二人に 朝が 来る
あいの ふたりに あさが くる
朝 あさ 아침
朝御飯 あさごはん 조반
https://youtu.be/rn1ZCa7xhLY
https://youtu.be/7HIqI6Dr_iE
https://youtu.be/UJZS1xVv7Q8
https://youtu.be/VwnJy-B2Q8w
https://youtu.be/O73ywkrspo4
https://youtu.be/k2rASzZeK6I
https://youtu.be/T3jL8U-3Qzk