岡山県倉敷市の高渕真吾さんからの便り(9月9日韓日友好會參席)

[harry]

今回、韓国釜山一人旅で９月９日～１３日まで５日間の滞在で多くの方にお世話になりました。

ボランティアの河光範さんには兄弟のようにしていただきました。

今回の旅を考えたのは、実は、私は昨年末に胃がんということが判明し、手術をしました。

そこで、何時まで生きれるかわからない人生で、何かを求めたいと思い、私は、韓国で生まれ釜山から引き上げてきましたが、そこだけはまだ行っていないので是非行きたく考え、日本では４７年間福祉ボランティアを中心にしてきましたが、生まれ故郷の韓国に対して何もしてないことに気がつき、残された人生のすべてを捧げたいと心から感じました。

 

そこで、まずどうしても、市民の皆さんの日常生活を学び、食事を始め、あらゆる面について学ぼうということで無理なお願いをしました。

河光範さんにお家にも泊まらせていただき最後までお世話になりました。

そして、日本語を学ぶ場面にも参加させていただきました。

そこには、若者からお年寄りまで多くの方が真剣に日本語を学んでおられ、私も紹介していただき、その場の一員として、改めて日本語を学び自分自身がいかに日本語を知らないことをわからせられました。

韓国の人々が正しい日本語を学んでいるのに私たち日本人が近年でたらめな日本語の中に埋没していることにとても恥ずかしい思いをしました。

 

また、食事についても、レストランのような食事でなく一般の食堂で頂きましたが、非常に合理的で、しかも、栄養バランスを考えた素晴らしい食事にめぐり合わせ、韓国では、副食のお変わりはＯＫだがご飯のお替りはしないということも学んだのですが、余りの美味しさの中でいつもご飯のお替りをさせていただきました。

お陰で日本では最近痩せてきて心配していましたが、帰国後計測すると、太っていました。

いかに韓国の食事が素晴らしいかを体で感じました。

又、釜山市グロ－バル日本語ボランティアの皆さんともお会いしましたが、初めての出会いなのに１０年２０年の旧友のように親身のお付き合いをさせていただきました。

 

実は、私たち日本人の中で韓国というと、いまだに貧しい国と思っていました。

しかし、貴国にいって、認識を新たにしました。

日本より先進国だということをまざまざと見せ付けられました。

この体験で、日本人の私たちが一人でも貴国を訪れ、貴国を正しく認識していくことが大切だと心底思いました。

私は残された命の全てを貴国との友好にかける事がいかに有意義なものだと認識を新たにしました。

韓日友好という言葉だけでなく、本当に韓日友好の行動を興すことに自身をもち帰国後直ちに行動を開始しています。

今回の旅がいろんな国を訪問した中で格別の感動と夢をいただきました。

 

今回一人旅を計画して、不安の中で言葉が通じない私をサポートしていただく方をどの様にしたら良いか悩んでいました。

グッドウエルガイドというシステムをインターネットで知り、お願いしましたところ数日後にメールで快い返事を頂きました。

その際小山隆さんと河光範さんにはのお二人を紹介いただいたのですが、河光範さんが私からの連絡で直ちに連絡を頂いたので、小山隆さんには連絡することを失念しました。

その後は頻繁に河光範さんとは連絡を密にしていただき安心して貴国に行くことが決まりました。

 

出発間際の日に小山隆さんからの連絡を頂、小山さんとは釜山港でお会いすることになりましたが、その際に河光範さんには不愉快な思いをさせました。

システムがわからないばかりにいやな思いをお二人にさせてしまい誠に申し訳ございません。

しかし、私は、河光範さんに出会い年齢も現職の電気の技術職、家族構成、体系等ほとんどが同じで全てを甘えることが出来ました。

しかし、違うのは、河光範さんの頭脳明晰なところ、生活力、まじめさ、行動力、人望、などは全て私は劣っていましたが、そんな私を大切にしていただいたことに心から感謝申し上げます。

 

またＩＴに詳しくパソコンに関してはとても素晴らしい技術を持っていられ、少しばかり教えていただきました。

これからパソコンで、ハングルを学ぶソフトもプレゼントしていただきました。

韓日友好研究会の河野剛会長、韓国ＪＢＢ（㈱）の金景漢会長をはじめ多くの方に感謝しています。

最後に地下鉄でホテルに移動するときに道を訪ねたら、若い女性がとても流暢な日本語でホテルまで案内していただきました。

見ず知らずの日本人で年寄りの私に忙しい中時間を裂いて、案内していただいたのは涙が止まらないほど感動しました。

ホテルの前でお別れしたのですが、彼女の姿が見えなくなるまで、お別れの見送りをしたのですが、その後姿は神様のように韓国の夜の中で光っていました。

 

生涯忘れぬ親切を体験しました。また、河光範さんから翌日から多くの写真を送っていただき本当に感謝しています。

素晴らしいボランティアの河光範さんにあえた事は生涯の中で一番素晴らしい出会いでした。

韓国の全ての皆さんがこんな親切を当たり前のようにされていることに敬意を評します。

最後に韓国観光公社と河光範さん、釜山市グロ－バル日本語ボランティアての皆さん,そのほか多くの貴国の皆さんに感謝して、お礼と報告にさせていただきます。

最後に、必ず韓日友好のために行動を起こします。

2006. 9. 16  岡山県倉敷市の高渕真吾

 

부산 광안리 해변

 

부산 민락동 일본인 학교 방문 (교장선생님과의 대화)

 

부산 연지동 장애인 시설 신애원 방문( 원장선생님과 장애인들이 만든 구두를 살펴봄)

 

부산 중구 민주공원 방문(담당자와 기념촬영)

 

 

[정욱근]

멀리서 오신 분께서 좋은글을 남기고 가셨네요...