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ことしの梅雨は長くて雨がたくさん降る可能性
今週、九州地方から東北地方まで梅雨になりました。
気象庁によると、ことしの夏は南アメリカのペルーの沖でエルニーニョ現象(=赤道の近くから暖かい海の水が流れてきて海の温度が上がること)が起きる可能性が高くなっています。エルニーニョ現象が起きると、雨を降らせる「梅雨前線」がいつもの年より遅く進みます。このため、ことしの梅雨は長くて、雨がたくさん降る可能性があると気象庁は言っています
2009年の夏にエルニーニョ現象があったときも、梅雨明けが遅くなって雨がたくさん降りました。梅雨の終わりの7月には九州北部(福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県)や中国地方、四国地方で非常にたくさんの雨が降ったため、山が崩れたりして36人が亡くなりました。
気象庁は「ことしは梅雨明けが遅くて、雨も増える可能性があります。十分気をつけてください」と話しています。