+神をたたえよう。神は偉大、すべては神に造られた。
おはようございます。
今日は年間第26主日です。
隣人愛のイエス・キリストと教会の母聖マリア、聖母の配偶者聖ヨゼフ、そして諸聖人の大いなる祝福がありますように!
また、大天使とすべての天使、私たちの守護の天使が今日も皆さまを見守り平和でありますようお祈りします。
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ルカによる福音
<子よ、思い出してみるがよい。お前は生きている間に良いものをもらっていたが、ラザロは反対に悪いものをもらっていた。>
〔そのとき、イエスはファリサイ派の人々に言われた。〕「ある金持ちがいた。いつも紫の衣や柔らかい麻布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮らしていた。この金持ちの門前に、ラザロというできものだらけの貧しい人が横たわり、その食卓から落ちる物で腹を満たしたいものだと思っていた。犬もやって来ては、そのできものをなめた。やがて、この貧しい人は死んで、天使たちによって宴席にいるアブラハムのすぐそばに連れて行かれた。金持ちも死んで葬られた。そして、金持ちは陰府でさいなまれながら目を上げると、宴席でアブラハムとそのすぐそばにいるラザロとが、はるかかなたに見えた。そこで、大声で言った。『父アブラハムよ、わたしを憐れんでください。ラザロをよこして、指先を水に浸し、わたしの舌を冷やさせてください。わたしはこの炎の中でもだえ苦しんでいます。』しかし、アブラハムは言った。『子よ、思い出してみるがよい。お前は生きている間に良いものをもらっていたが、ラザロは反対に悪いものをもらっていた。今は、ここで彼は慰められ、お前はもだえ苦しむのだ。そればかりか、わたしたちとお前たちの間には大きな淵があって、ここからお前たちの方へ渡ろうとしてもできないし、そこからわたしたちの方に越えて来ることもできない。』金持ちは言った。『父よ、ではお願いです。わたしの父親の家にラザロを遣わしてください。わたしには兄弟が五人います。あの者たちまで、こんな苦しい場所に来ることのないように、よく言い聞かせてください。』しかし、アブラハムは言った。『お前の兄弟たちにはモーセと預言者がいる。彼らに耳を傾けるがよい。』金持ちは言った。『いいえ、父アブラハムよ、もし、死んだ者の中からだれかが兄弟のところに行ってやれば、悔い改めるでしょう。』アブラハムは言った。『もし、モーセと預言者に耳を傾けないのなら、たとえ死者の中から生き返る者があっても、その言うことを聞き入れはしないだろう。』」(ルカ 16・19−31)
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リュ·ハンヨンペトロ神父様の文です。
今日の福音のたとえ話で、イエス様は地獄の永遠を言われています。 ある意味苛酷なこの教えは、私たちに示唆するところが大きいです。 金持ちは地獄の火の猛烈さに後悔しますが、深淵に分かれた天国に渡ることができませんでした。 金持ちは生きている間に自己満足に陥り、貧しいラザロの面倒を見ませんでした。 彼は貧しい人々に財物を分かち合う愛を実践できませんでした。 彼は神様の法を知っている人なので、自分の他の家族は地獄に来ないことを望みました。 しかし、死の川を渡れば、これ以上手を打つ方法がありませんでした。
私たちがこの世で受ける苦しみが神様に捧げられる時、必ず天上の報いを受けます。 金持ちがこの世で優遇され、権勢を享受して幸せそうに見えても、神様の目にはつまらない存在に過ぎません。 神様は低くされた人、疎外された人、貧しい人を先に世話する方です。 今日のたとえはこの点をよく知らせてくれています。
このような教えは恐ろしいものです。 天国はこの世ではトップが最下位になることがありうるのです。 私たちが霊的に貧しい人にならなければ、今日の福音の金持ちのように不幸な人になります。 神様の義は無限の愛に基づいているので、権勢のある人を低くして貧しい人を持ち上げます。
神に対する固い信頼で、隣人愛を実践する人になりましょう。 死後、地獄で後悔することがあってはなりません。
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イエス様のたとえを分かる知恵と隣人愛を実践できる恩寵を与えてくださる聖霊、きてください。